睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

青鉢水漏れナシ、オニヤンマと太ミミズと便所コウロギ

2009-09-07 00:03:49 | 屋外メダカの秋


  青鉢の下のコンクリートブロックは白く乾いたままだった。
  よかった。一滴も漏れてない。
  これで今年の冬は少しでも良い環境でメダカたちに
  冬越しをしてもらえると思う。

  温帯睡蓮のプラ鉢(+ヘアーグラス)と火山岩をセットし
  回りにオモダカとコウホネを植え込んだ。
  朝は綺麗に澄んでいた水が濁ってしまったのが残念。
  屋外で越冬できる水生植物って何があるんだろう。
  この鉢は冬まで植物主体で楽しみます。 

庭の片隅に火山岩を置いてある一角がある。
ツタやシダに覆われ適度に苔むしていい雰囲気なんだけど....。
積み上げた一番下のほうにある火山岩を取り出すには勇気がいる。
何が出てくるかわからない。
トカゲやミミズならまだしも、にょろっとしたヤツとご対面はやだな。

へっぴり腰で上の岩をどけ、このへんなら大丈夫というところで妥協した。
適当な大きさのを2個選び、洗わずにそのまま青鉢となまこ鉢に入れる。
なまこ鉢の大きさが直径68cm高さ37cmと青鉢とほぼ同じサイズなので
これらを二つ並べると見ごたえありです。
※植木鉢改の水鉢では長いので今日から青鉢と呼ぶことにしました。

なまこ鉢↓、水草増殖用の鉢なのにグリーンウォーター化してきたので大きめ黒メダカ
6匹と火山岩に投げ込み式フィルターを入れてみた。(ろ材はクリオンPHソフトタイプM)
水草はウォーター・スプライト、キューピー・アマゾン、グリーン・ロタラ、ジュンクス・レペンス、
ガガブタなど、屋外放置の環境でも充分育つ水草です。



上で「トカゲやミミズならまだしも」と書いたけど、少し訂正あり。
火山岩用苔の採取のため、右手で苔の絨毯を20cmくらい剥ぎ取ったら、
太さ1cm長さ20cmの大ミミズが左手に落ちてきた。ぎゃぁぁ!
マジ心臓がとまりそうなくらいビビった。太ミミズはあかん、写真も撮れない。

おもわず手を振って投げ落とした。
あわれな太ミミズはカンカン照りの陽射しを浴びて、みるみるうちに鮮紅色から
暗赤色に体色が変わっていく。このままでは干からびてアリの餌になってしまう。
ホウキとちり取りで太ミミズをサルベージ、裏山の湿った地面に戻してやった。

手に持っていたホウキにオニヤンマが止まった。(体長10cm前後)
あたりを見わたせば何匹ものオニヤンマが旋回するように飛び回っている。
そのうちの一匹が開け放った玄関から中に入り、天井の照明器具に止まった。
驚かさないようハタキでそっと払い、無事に外に誘導してお引取り願った。



複数のオニヤンマが乱舞する光景は素敵だ。
緑色の複眼と黄色の横じまが目の前を横切るたびにわくわくする。
今年初めてのオニヤンマ、なんか嬉しかったりする。
今日はhappeningが多い。

こんなのもいた。
この虫はふつう「便所コウロギ」と云われてますが、正式名は「カマドウマ」と云うそうです。
ピンとこないな、やっぱ便所コウロギだよ。



昔のぼっとん便所にはいつも居たし、土間だったお勝手の隅にもいた。
床下とか暗くて狭いとこが好きみたい。
コウロギであってコウロギでない、変わった宿命を持つ昆虫だ。


藤の大鉢を植替えてメダカ鉢にする計画/1
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/8b274de1f091b29b48be2fa94febf4fe
藤の大鉢を植替えてメダカ鉢にする計画/2
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/50982f13696611c61a16d91e0c18d866
藤の大鉢を植替えてメダカ鉢にする計画/3
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/da7fec10a08c5b6835b290082d9a67aa



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