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睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

右腕が上がらなくなったとき、捨てる神あれば拾う神がいた・カラスと一緒にサンライズ

2019-12-12 10:06:12 | COPD・健康・白内障・メンタル



昨日は23時にPC-OFF、
布団にはいってからデパスとマイスリーを飲み
気持ちよくころっと眠れた。

しばらくこの状態を続けようと思う。
幸いなことに昨日頂いた仕事は〆切がゆるい、
調子のいい時に仕上げてくれればいいと、
鬼のようなアイツがぼくの肩をぽんとして笑った。

それで氷塊した。
いつも通りの悪役を担いながら
鬼は隠れたる仏性を持っているw


定年退職してこれで宮仕えから解放されたと喜んだのは
束の間の1年かぎり、翌年からはカラダの不調に悩まされた。

2016年の暮れも押し詰まった12/27に突然右肩から背中に
かけて激痛が走った。ぴりぴりとズキズキがミックスして
市販の鎮痛剤はなにひとつ効かなかった。

3日3晩苦しんだあげく、これも突然に右腕がまったく
動かなくなった。木偶の棒になった右腕は肩から重い
物体がぶら下がっている感じがした。

この時点で青くなった。
ぼくの商売道具が壊れたー
大晦日の夜に市が指定する救急病院に駆けこんだ。

当直医の整形外科医はレントゲンを撮るように指示し、
フィルムを見て骨に異常がないことを確認したのち
さらに丁寧な診察を受けた。

その結果、整形外科的には異常なし。
とりあえず強力な鎮痛剤3日分の処方箋を出すので
正月明け早々に脳神経外科を受診するよう云われた。

生れて初めて脳神経外科に行きましたよ。
右手が動くならどんな治療でも受けようと
覚悟を決めて(おそるおそる)出向いた

元昭和医大の権威ある医師の診察を受けた。
医師はCT画像を眺めながら立派な脳をしてると
褒めてくれたけど、ぼくの慰めにはならない。

脳にも問題がないということは原因不明ということ。
これから神経内科と血液内科に回されるのだろうか?
それとも心療内科か?

先生はぼくの不安を見透かすように、
「大丈夫ですよ、ここにはリハビリ科もあるので
安心して任せてください」と言ってくれた。

処方箋は鎮痛剤ロキソニン、精神安定剤ソラナックス、
モーラステープ大量、それとなぜか葛根湯の4種類。
半年通って右手は半分まであがるほど回復した。

長年にわたり二足の草鞋で仕事をこなしてきた。
それが定年退職により生活のリズムが一変した。
副業が生業になるにつれ右手の酷使、不眠など、
バランスが崩れたことによる複合ストレスらしい。

首の右根元にある神経の塊りと肩甲骨が関係して
いると何となく分かってきた。
そこに集中してモーラステープを貼るとラクになる。

結果的に右腕が回復するまで丸1年かかった。
去年の1月はじめからキーボードが満足に打てる
ようになり、旧友のおかげでブログに復活できた。


まさに人生山あり谷ありで、
捨てる神あれば拾う神あり。




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