睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

おかげさま

2018-11-16 10:00:07 | ひびつれづれ




最近はよそのブログを見にいくようになった。
電脳お花畑やセンセーショナルなタイトルはパスだけどね。
「あしあと」を残してくれるブログは当たり前に見にいくし、
それ以外でも気になるタイトルがあれば出向くようになった。

知らないことに出会うと得した気分になる。
人れぞれの考え方を知るとオノレの視野の狭さが分かって
なるほどと感心することが多い。

更新はしてなくてもOK、うまいヘタは気にしない。
古い記事でも読みづらい文章でもぼくは新鮮に感じる、
なにかひとつでも通じるものがあればニタっとする。

言葉に著すのは難しいけど、
年齢や性別に関係なく同じ色のオーラを持つひと。
濃い・薄い、明るい・暗いなど個人差はあっても
ベースとなる
色調が同じひとが確かにいる。

ややウツのときは音楽がお友達。
三味線に端唄など粋筋の邦楽とLed Zeppelinなどの
ハードロック、スタンダードJazz、クラシック。

好きな楽曲はジャンルにこだわらないから節操なし。

昔からの唱歌や童謡はしみじみといい。
旧帝大の応援歌・寮歌や軍歌を聞けば勇気がでるw

勇気を出してぽちっとして
失敗することもあるけれど
まあいいや、
さらさらと流れていこう。

昔々に下宿というか一時的に預けられた親戚の家が
花街に
通じる生業で粋な邦楽はそこで慣れ親しんだ。
(あえてこの家にぼくを託した母の心境はいかに)

10代前半の(たぶん)イケメンでツッバリのぼくは、
みずから芸妓さんたちの小僧役をかって出た。
お座敷着の着付けから三味線の合いの手にかつらケースの
持ち運びまで、なにもかもが新鮮で楽しくて面白かった。

このころに麻雀・花札・カードにサイコロと室内でやる
博打はおねーさん方に手取り足取りおそわった。
ぼっちゃん小間使いはなにかと役得が多い。

好奇心の塊がスポンジのようなぼくは、
若くして人生の機微を学び、前向きに生きることを知り、
憤怒と悲哀と別れの辛さを上手に吸収する術を培った。

ここでの積もる話は折り々にどこかに書くつもり。
ボケがこないうちに、両手が動くうちに、
病が軽度なうちに、記憶が鮮明なうちに、
備忘録に残さなくちゃと思うことがたくさんある。

ときどき書くのがめんどくなって逃げたくなるけど
背中をそっと押してくれるのが「あしあと」なんよ。
待っててくれるひとがいるんだな・・・て。

おかげさまで今日は元気です。

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
背中を押しに (お母ちゃんの徒然)
2018-11-16 15:04:46

背中を押しに

足跡つけに

そ~っとお邪魔しました

テンポの良い文章

次のストーリー穏やかにゆっくりと待っております
返信する
テンポよく軽快に (睡蓮)
2018-11-16 17:02:25
絶妙な押し方ありがとう。

たった今、金満友人に軽音楽バンドに誘われて、
あげくNGをくらったくだりを書いていたところ。
テンポよく軽快にいきますよ、
なにせ軽音楽ですから・・・。

またどうぞお越しください。
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