睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

19時の東西の空・白メダカ6匹は元気@山の家・偶然見つけたお千代さんの墓所

2019-07-06 20:10:57 | 散文うたかたの記


見出し画像は西の空、
まだまだこれから降るよと自己主張している空。

雨は一段落したからもういいよと言いたげな東の空。

神奈川西部は比較的よい曇り空で雨の気配はなかった。
山の家に移住した白メダカ6匹は元気だった。
我が物顔で広い睡蓮鉢を泳ぎ回り、♀3匹を先頭に♂が
従うテイでメダカの学校をしていた。

エサをあげても食いついてこない。
あらエサかしらん・・・て感じで泳いでる。
これは天然のエサで充分足りてるってことだね。

一週間エサなしで過ごしたのにガツガツしていない。
ミナミヌマエビの稚エビやボウフラの仔に赤ミミズの仔に
生い茂った水草とコケが生み出す植物性プランクトンなど。
メダカの成魚6匹を賄うに足る天然のエサが鉢の中にある。

直径70㎝高さ38㎝の鉢に何リッターの水が入るんだろ?
ぼくは数学はからっきしダメで計算式も分からないけど、
バケツで5杯か6杯は入れた気がする。

夏の水替えはホースに繋いだ水栓をシャワーモードにして
睡蓮鉢にじゃばじゃばかけてオーバフローさせるだけ。
カルキ抜きもしないけど大丈夫。

先日、夜の品川散歩で偶然に島倉千代子さんのお墓と出会った。
抜け道かと線路沿いの道をずんずん歩いていくと昭和半ばに
タイムスリップしたような墓地に出た。

そのまま突っ切ったいちばん奥の右側にお千代さんの墓があった。
墓石に刻まれた「こころ」を見ても誰の墓だか皆目見当もつかなかった。
新しい造りの墓だし、やけにたくさんの花が供えてある...、
ふと見た水桶に書いてあった島倉千代子の名を見て、
ああ、お千代さんの墓だったのかと得心した。




霧雨が降っている。
風は冷たい北風・・・
あ、小春おばさんだ。(陽水)

デジタル婆さん元気にしてるだろうか、
ハガキ一枚こないから病床に臥せっているやも、
やっぱおれが書くべきだね。
忘れたころに黒枠が届いたらシャレにもならん。

婆さんの達筆な仮名文字を見るだびに、
茶人は何かと余技に優れていると感心した。
お香や掛軸・古今の文人にも詳しかった。

教えを請えばよかったが、あとの祭り。
自分の見識の不甲斐なさを見つめつ、
せめて長生きしてくれ。





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