睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

半世紀前の西新宿はフォークゲリラ(反戦)とルビーのピアス

2018-12-02 08:00:03 | 時事・世相・昭和~令和

画像は西新宿小田急百貨店11階より撮影(11/22午後)

その昔、新宿西口広場でフォークゲリラ(反戦)があって、

セクトの学生がアジを飛ばすなか機動隊と激しく衝突して
大騒ぎだったと全共闘の先輩たちと昔話しに盛り上がる。
岡林の機動隊ブルースとかw

ぼくは団塊世代よりちょい下の団塊ぶら下がり世代で
デモは最後方の団子の中だし、たまに石を投げたって、
とうていジュラルミンの盾には届かない。

下っ端学生の動員参加は物見遊山と同じだけど、
あの雰囲気に心が奮い立ち、西口広場から時代を
変える大きなうねりのような一体感に燃えた。

同級生の中に本気で学生運動にはまった友人がいて、
公安がぼくの家に彼の行方を聞きに来たことがある。

母は警察じゃなくて公安が来たと知っておろおろ。
あの世代(大正13年生)の人にとって公安という言葉は、
戦争がらみの特別な意味があるみたいだ。

やんちゃ盛りのぼくは安全ピンでピアスの穴を空けた。
マッチの炎で針を焼いて気合一発ぶすっとやったわけ、
新宿にピアスを買いに行ったこの頃の西口広場には
まだ
噴水があったような気がする...。

今も持ってるルビーのピアスはポストが太い。
現行ピアスのポストと比べると倍くらいの太さがある。
こんなところにも時代の流れを感じるね。


朝焼けとサンライズを撮ろうと6時に起きたら不発だった。

厚い雲に覆われてオレンジ色の陰も光りもない。

朝6時5分の空、中央少し左の灯りが管制塔。

 
太陽か出るとおぼしきところは真ん中の鉄塔(赤い灯)の左側あたり。








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