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月命日が来た

この日は必ず来る。まだ生きている。まだ生きなければならぬ。

1日1日積み重ねていく。お花の生徒さんで最近ご主人をなくされた方とお話をした。

毎日泣き暮らしているので息子さんがお花にでも出かけたらと言ってお出でになった。

いつでもお花でなくてもお茶を飲みにおいでくださいと伝えた。旦那は私より5つほど年上の

方、それでも突然の病で1週間もたたずに亡くなったとの事です。

気持ちが癒されるならばいつでも歓迎しますとお伝えしましたがまだ悲しみの真っただ中。


若い頃東山の方に通ったことがあります。暫くして東山の東隣が西山ということを知った。

案外見方とはこんなものかと思った。5月病院の窓からの間近な山が毎朝仰ぎ見ている西の山と

気が付いた。幼いころから親から西方浄土と教えられて仰ぎ見ていた。その窓からは木曽川が

目の前にあり三途の川に思えた。今回は渡らずに済んだと気が付いた。

しかし、東山の東が西山と称される。物の見方とは立場、見方を変えれば異なった風景になる。

先のご婦人に慰めの言葉はかけられなかったが連れ合いをなくすと自分に責任があるとは思えて

くる。生き残ったことを責めるもう一人の自分がいる。家に引きこもりがちになる。更に過去を

責める。次第に自分を追い込んでいく。最期の審判迄永遠に続いていきます。


最期まで逃げ場はない。ただ私の場合は妻が生きることを助けてくれた方とのみお付き合いを

していることで救われている。







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t:160%;">素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい~♪こちらもどうぞ{/m_
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