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中国語学習記録~試験でモチベーションを維持しよう!

2006年から趣味で始めた中国語。各種試験に向けての計画、実行、結果を綴っていきます。

C.TEST結果分析(3)(2008年9月)~総合運用その2平均正答数分析

2008-12-03 22:43:52 | C.TEST

前項の続きです。2008年9月27日に受験し、11/18に返ってきたC.TESTの結果について分析します。

前項では各問の正答率をもとにした分析を行いましたが、本項では、第一部分~第6部分の各パートの平均正答率から平均正答数を算出し、自分の正解数と比較することにより、弱点分野を分析します。

筆記パートである「総合運用」は、このような構成になっており、合計90問出題され、100分間で解答します。

  • 第一部分:詞語填空(10題)・・・文中の空欄に適切な単語を選ぶ問題。
  • 第二部分:語序(20題)・・・語順を答える問題。2パターン(10問づつ)あり。
  • 第三部分:閲読(30題)・・・6つの長文にそれぞれ5題。
  • 第四部分:挑錯(10題)・・・30~40文字の長めの文の間違い探し。
  • 第五部分:総合填空(10題)・・・HSKの総合填空と同じ形式。単語レベル。
  • 第六部分:造句(10題)・・・文章中の空欄にフレーズを記述する。句レベル。

※第一~第四が4択の客観問題、第五と第六が漢字を記入する記述式です。

<総合運用:各パートの平均正答率からみた分析>

            問題数(平均正答率⇒平均正答数)  私の正解数
第一部分:10問(74.1%) ⇒ 7.4問      ≒ 8問 
第二部分:20問(68.0%) ⇒13.6問     ≒ 13問 
第三部分:30問(59.5%) ⇒17.8問    ≒ 18問 
第四部分:10問(54.5%) ⇒ 5.5問      4問 
第五部分:10問(34.4%) ⇒ 3.4問      2問 
第六部分:10問(26.1%) ⇒ 2.6問      0問
----------------------------------------- 
合計     90問(55.9%) ⇒50.3問       45問 

前項の分析で判明したとおり、今回の私の試験結果は受験全体の正解傾向に近い、いわば「モデル受験者」とでもいうことができます。なので、ある意味当然ですが、この分析でも、平均正答数と私の正解数がほぼ一致しています。
ただし、合計の平均正答数に比べて5問ほど正解数が少ないため、やはり弱点分野が見えてきます。

第一~第三部分はほぼ平均正答数と同じですが、第四~第六部分で平均正答数を下回っているのがわかります。

第四部分は文章の間違い探し。たとえばこのような問題です。間違いを含んでいるのは(A)~(D)のどの部分でしょうか?(制限時間:1分)
※これは、10問中最も正解率が高い(72.1%)問題です。

2007年末(A)在国展局第次会议上(B)劳吴从这个位置上退下了来(C)但仍被推举为名誉主席(D)

私はこの問題を「D」として間違えたのですが、よーく見ると、(C)の「退下了来」の部分がおかしいのがわかりました。(正解は「退下来了」(ですよね?))

他にも、よく見ればわかる問題をあと2問落していました。
前項の(おまけ)で紹介した第五部分の問題も、時間をじっくりかければ、4問は無理でも、3問はいけました。

第3部分の閲読30問に総解答時間100分中、半分の50分の時間をかけたため、第四~第六部分に時間をかけられなかったのが、平均正答数に達しなかった直接的な原因です。

しかし、「時間が足りなくて問題が解けなかった」というのは、まさしく実力不足そのものなわけです。真の問題はここです

 

次項に続く 

 

(おまけ)
※面白いことに、第一部分→第六部分にかけて、次第に平均正答率が下がっていっています。効率よく点をとるためには、前半部分に比重を置いた方がよさそうですね。単なる試験テクニックの問題ですが。
⇒と書いていて思ったのですが、「多くの受験者が、私と同様に後半で時間が足りなくなって点数が伸びなかっただけであり、実は本当の難易度はパート毎の平均正答率どおりではない」、という可能性もあります。


前項の(おまけ)の解答

A:最(98.4%)
※これは易しかったと思います。

A:话筒(29.5%) B:电流(37.7%) C:筒(49.2%) D:声音(18.9%) E:就(18.9%)

※A~Dは、文章中に正解が隠されて(というより表示されて(?))います。
Eの正解率が低いのは、「才」とした方が多かったのでしょうね。
「能」の直前にくる副詞として、まっ先に思いつくのが「才」「就」ではないかと思いますが、私にはこの文章で、なぜ「才」がNGで「就」がOKなのか説明できません・・・。(「才」でも文意はとおりそうな気がします。)


C.TEST結果分析(2)(2008年9月)~総合運用その1:正答率分析

2008-11-30 21:59:37 | C.TEST

前項の続きです。2008年9月27日に受験し、11/18に返ってきたC.TESTの結果について分析します。

まずは、筆記から。
C.TESTの筆記パートは、「総合運用」という名で呼ばれます。

<総合運用:各問の正答率からみた分析>

C.TESTの結果には、「各問題につき受験者の何%が正解したか」という「正答率」が付されており、問題の難易度を測るのに非常に参考になります。
そこで、総合運用の全90問の正答率毎の問題数と、実際に自分が当該正答率の問題をどれほど正解していたのかを調べてみました。

「正答率」と問題数  実際の正解数
  90%~100% 1問      1問 (100%)
  80%~90% 11問     11問 (100%)
  70%~80% 15問     10問 (66.7%)
  60%~70% 16問      9問 (56.3%)
  50%~60% 14問      7問 (50.0%)
  40%~50% 10問      4問 (40.0%)
  30%~40% 11問      2問 (18.2%)
  20%~30%  5問      0問 ( 0.0%)
  10%~20%  6問      1問 (16.7%)
   0%~10%  1問       0問 ( 0.0%)
---------------------------
計90問:平均正答率 55.9%  45問 (50.0%)
※カッコ内は、当該正答率の問題数に対して、自分が何%正解したか、を表します。

調べてみて驚きましたが、見事に「正答率」に応じた傾向の正解数となっています。特に、「正答率80%以上」の簡単な問題12問には、すべて正解していました。
その一方、「正答率40%未満」の難しい問題23問については、正答は3問のみです。

この結果から、「私の試験結果についての傾向は母集団の正答モデルに近い少なくともC.TESTにおいては)」ということがわかりました。つまり、「みんなが簡単だと思った問題はできて、みんなが難しいと思った問題はできない」ということですね。
「それがどうした??」と思われるかもしれませんが、この先いろいろな試験の比較をする時に、この傾向特性が役に立つかもしれないことがわかったことが収穫なのです。
※こんなところに価値を見出して喜んでいるのは、中国語学習者の中でも私くらいのものだとは思いますが・・・。

今後スコアを効率よくアップするには、「正答率50%~80%」の範囲で間違えた問題に着目するのがよさそうです。

なお、「10%~20%」の正答1問は、マークシートの4択ではなく、第5部分の漢字を埋める、記述式問題の正解です。まぐれなのですが、こういうこともあるんですね。


次項に続く。

 

(おまけ)
正答率90%を超えている問題が1問だけありますが、98.4%という高正答率でした。こんな問題です。選択肢がなくても解答できそうですね。

「年轻的时候,我(  )大的愿望是成为一个企业家。」
「A:最、B:真、C:太、D:较」
 

また、私がまぐれで正解した穴埋め問題は、以下のとおりです。空欄を単語で埋めます。(HSKの総合填空のように、単語の1部分ではありません。)
正答率は、A:29.5%、B:37.7%、C:68.9%、D:49.2%、E:18.9% です。
私ができたのは、Eだけで、後は全滅でした。ここを4問以上正解できるようなら、優にC.TESTでB級レベルはあるのではないでしょうか。

「电话的话筒里有一块弹性金属片,当你对这(A)说话时,金属片会随着声音振动,将高高低低的声音变成不同强度的(B)。电流通过电话线传到对方的电话听筒里,而对方的电话(C)里也有一块弹性金属片,它随着电流的变化做相应的振动,再把电流还原成(D),这样我们(E)能从听筒里听到对方的讲话啦。」(制限時間:5分)

解答は次回の記事に載せます。


C.TEST結果分析(1)(2008年9月)~HSKとの対応等

2008-11-29 20:23:36 | C.TEST

以前の記事で書いたとおり、2008年9月27日のC.TESTの結果が11/18に返ってきました。

C.TESTでは、各問の正答誤答および正答率が記載された成績表が送られてきます。
これが、私がC.TESTを受ける、あるいはお勧めしている最大の理由です。(こちらで紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。)
また、級を取得すると、A4サイズの証書も一緒についてきます。

点数的には当初の目標も、試験後の記事で書いた結果予想も、大きく上回る結果でした。

以前の結果
2007/09結果:聴力412点 総合運用399点 総点数 405点(級無し)
2007/12結果:聴力425点 総合運用424点 総点数 425点(D級)

<2008年9月27日C.TESTの結果>
当初の目標:聴力440点 総合運用440点
試験後予想:聴力400点 総合運用450点
実際の結果:聴力463点 総合運用517点 総点数 490点(D級)

今さらですが、当初(今年8月)に目標を440点に設定したのは、ちょっと弱気すぎたかもしれません。

さて、公式な情報ではありませんが、C.TESTとHSKとの対応は、

・A級:総点数725点~(HSK10~11級)
・B級:総点数575点~(HSK8~9級)
・C級:総点数500点~(HSK6~7級)
・D級:総点数425点~(HSK5級)

※総点数425点未満は級認定無し。HSK3~4級相当ということになりますが、HSK3級レベルであれば、EF級を受験した方がよいでしょう。HSK4級レベルではAD級とEF級のいずれを受けるのが適当かは微妙なところです。

がひとつの目安と言われています。(B級までは75点きざみなのに、A級とB級の間だけが150点になっています。全部75点きざみにして、A級~E級の5段階(E-F級はF-G級として)の方がすっきりすると思うのですが、なにか理由があったのでしょうか。)

私の試験結果に照らしてみます。
2007年10月に受けたHSKが4級でした。その前後の9月、12月に受けているC.TESTの結果が、「級無し」と「ぎりぎりのD級」だったので、D級については結構あてはまっているように思います。

今回、C級にあと一歩のD級だったので、HSKに対応させると、「6級に近い5級」程度ということになります。
すでに10/17にHSKを受けており、目前に12/7のHSKも迫っています。
なので、それらの結果が返ってくれば、上記の目安の信頼性(私自身にとって、ですが。)が、より正確にわかると思います。

・・・さて、ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、次項以降で結果分析を行います。 


C.TEST結果到着!(2008年9月)

2008-11-19 01:27:02 | C.TEST

2008/9/27受験のC.TESTの結果がようやく返ってきました
結局、7週間と3日(52日)かかりました他の中国語試験と比べても遅い方です。中検やTECCは、その半分以下の日数で返ってきますから。

公表されている「試験終了後約5週間」はハナから当てにしてませんでしたが、これほど遅いのは想定外でした。
※同封されていた「書類送付案内」に、詫び文がついていたので、これ以上糾弾するのはやめておきます。


さて、結果ですが、予想以上の点が取れていて驚いています


<聴力理解>

        今回結果     前回(2007年12月)  前々回(2007年9月)
       正答数/問題数  正答数/問題数    正答数/問題数   
第一部分:  /10    3/10         4/10 
第二部分: 12/20    7/20         6/20   
第三部分:  /20      8/20         9/20
第四部分:  /20      3/20         2/20
-------------------------------
   合計: 30/70    21/70        21/70

聴力得分: 463(+38)   425(+13)      412

<総合運用>

        今回結果     前回(2007年12月)  前々回(2007年9月)
       正答数/問題数  正答数/問題数    正答数/問題数  
第一部分:  /10      6/10         3/10
第二部分: 13/20    7/20         8/20
第三部分: 18/30     16/30        19/30
第四部分:  /10      1/10         2/10
第五部分:  /10      1/10         3/10
第六部分:  /10      1/10         0/10
-------------------------------
   合計: 45/90    32/90        35/90

総合運用得分:517(+93) 424(+25)      399

<総分>(級判定)

      今回結果      前回(2007年12月)  前々回(2007年9月)

総分  490(D級)+65 425(D級)+20  405(認定無し)

 

・・・今回の試験後に得点予想を行ったのですが、大きく外しました。
当初計画では、2009年6月に到達するはずであった点数にかなり近い点がとれていたのです。
しかし、11月試験の結果が出る頃には、点数ダウンの結果を見ることになりそうです。(ほんとに全然できなかったのです)

なので、現時点では表面的な点数についてはあまりこだわるつもりはありません。

C.TESTの最大のメリットは、問題を持ち帰ることができ、かつ、試験の正答誤答の結果がわかるところです

今回の結果が偶然なのか必然なのか。
結果をじっくり分析して、別項に記載しようと思います。

※現時点(11/19 午前1時)では、まだネット上での結果は見られませんでした。


C.TESTを受けてきました(2008年11月)(1)

2008-11-09 17:32:39 | C.TEST

昨日11/8(土)にC.TESTを受けてきました。

前回のC.TESTは、たった1月半前の2008/9/27に受験。前回の試験結果すらまだ届いていない状況下での受験となりました。

国内の受験者数は約200名、東京会場(上智大学)のAD級の受験者数は29名だったとのこと(前回の東京会場の受験者は18名)。
行楽シーズンかつ時期的に他の中国語試験も重なっていることから、受験者数は前回よりも少ないだろうと思っていましたが、最後のオマケ付き試験、というのが効いたのでしょうか。だいたいが、私自身がもともとは今回分は受けるつもりはなかったのですから。

受験者が少人数のため、HSKなどでよくあるマスプロ用の大教室でなく、小教室(※)での実施でした。
スピーカーは備え付けのものを使用するのではなく、教卓の上に屏風のようなプレーヤーを置いていました。前回の受験では、若干音が小さくてこもっていたように感じたので、「こんなんで大丈夫か」と思いましたが、席が比較的スピーカーに近かったこともあり、音声については何の問題もありませんでした。(逆に、後ろの方のかたは聞こえにくかったのかもしれません。)

それにしても、東京でこの少人数ですから、他の会場ではもっと少人数だったことでしょう。試験官2名に対して、なんと1名で受験された方もいらっしゃったとのことでした。(こちらのコメント欄参照。)

 

(※)こんな感じ。■が受験者の席。(列の数が違ってるかも)
      
       
       □(教卓)
□□□ □□□ □□□  
□□■ ■□■ ■□■ 
□□■ ■□■ ■□■ 
□□■ ■□■ ■□■ 
□□■ ■□■ ■□■ 
□□■ ■□■ ■□■ 
□□□ □□□ □□□  


次回試験は、2009年3月の予定ですが、公式サイトではまだ正式には発表されていません。

結果が出るのは、12月の下旬になる見通しです。

受験された皆さん、お疲れ様でした! 

 

前回の記事でやった正答数予想は、前回の結果が届いた後にやる予定です。

正答数予想


本日C.TEST(11/8)(前回の結果は未到着)

2008-11-08 09:35:36 | C.TEST

9/27実施のC.TESTからちょうど6週間経ちました。昨日結果が届いていることをかすかに期待していたのですが、やっぱりまだ来ていませんでした。

C.TESTの公式サイトには、「成績結果発送:試験実施日より5週間後」とあるのですが、過去に5週間(+α)で届いたためしがありません
中国からの発送のことを指して「5週間」と書いているんでしょうかね。もしそうであるならば、そう書いておかないと、ほとんどの人は誤解するでしょう。(HSKの公式サイトでは、誤解の無いように書かれています。)
・・・まあ、そのことは織り込み済みなんですけど。


・・・というわけで、今日のC.TEST前回の結果がわかる前に受けることになります。なんだか変な気分です


11/8C.TEST締切直前!(オマケ付きはこれが最後)

2008-10-21 00:58:55 | C.TEST

11/8実施C.TEST申込締切は10/22(水)です。

・HSKやTECCと違って試験問題も持ち帰れます。
・さらに、自分の解答および正誤と、各問題の正答率まで記載された試験結果が返ってきます。
・それでいて、EF級は3500円、AD級は4500円と、割安。
・下記の全国各地で受験できます。

また、2008年は申込者に「書籍1冊プレゼント」のキャンペーンを実施していましたが、書籍プレゼントは次回11/8実施分が最後です!(対象書籍は末尾に)

・・・今までに何度も書いてきましたが、今年最後のC.TESTの宣伝でした。

 

●公開会場(個人受験)13ヵ所

・ 札幌: 片岡ビル (地下鉄 大通駅)
・ 仙台: 宮城県建設産業会館 (地下鉄 勾当台公園駅*こうとうだい)
・ 埼玉: ジェイエイ共済埼玉ビル (大宮駅) 
・ 千葉: 千葉市民会館 (千葉駅・東千葉駅)
・ 東京: 上智大学 (四ッ谷駅)
・ 横浜: 岩崎学園 新横浜1号館 (新横浜駅) 
・ 名古屋: 愛鉄連厚生年金基金会館 (地下鉄 中村区役所駅)
・ 京都: 京都市国際交流会館 (地下鉄 蹴上駅*けあげ)
・ 大阪: 新梅田研修センター (大阪駅・梅田駅・福島駅)
・ 神戸: 三宮研修センター (三宮駅)
・ 広島: 広島オフィスセンター (広島駅)
・ 福岡: 福岡朝日ビル (博多駅)
・ 沖縄: 沖縄産業支援センター (モノレール 小禄駅*おろく)



<プレゼント対象書籍>
「C.TEST 2007年全問題(ADとEFのみ)」(輸入版:北京語言大学出版)
「C.TEST 公式ガイド」(輸入版:北京語言大学出版社)
「HSK決定版模擬問題集 中級レベル」(北京語言大学出版社・語文研究社)
「HSK実践アプローチ問題集 中級レベル」(北京語言大学出版社・語文研究社)


もしかして日本でひとり?

2008-10-09 23:49:42 | C.TEST

ブログ開始当初の記事で公表した試験計画では、「12月のC.TESTはパス」すると書いていたのですが、当時、実施時期を勘違いしていました。(だって、3、6、9とくれば、「12だ」って思ってしまいますよね??
過去の記事では何回も触れてはいますが、今年4回目のC.TESTは11月なんですね。
勘違いに気付いて以来、諸事情(個人的都合)を鑑みて保留していたのですが、結局、1月半と短い間隔ではありますが、次回のC.TESTも受けることにしました。「さんざん宣伝しといて、オマエは受けないのかよ!」という影の批判(そんな大げさな)も考慮してのことです。実はオマケにつられたという話も・・・。

・・・しかし、これで、丸1年間(8月~7月)で12回の中国語試験を受けることになってしまいました。中検3回、HSK3回、C.TEST4回、TECC2回をフルで受ける人は、もしかしたら日本中探しても私だけかもしれません。「俺もそうだよ」「ワタシもそうよ」という方がいらっしゃったら、ぜひぜひコメントいただきたいです

 


C.TEST最新情報(プレゼント、受験料無料など)

2008-10-07 23:47:53 | C.TEST

C.TESTの公式ページで、いくつかニュースが出ていましたので、紹介します。

1.書籍プレゼントは11/8実施分が最後

2007年の「受験料無料」に続き、2008年は「書籍1冊プレゼント」のキャンペーン中でしたが、書籍プレゼントは次回11/8実施分が最後とのことです。
日本で出版されている日本語注釈付きのHSK対策本は数少ないので、近いうちに受験予定のある方は、思い切って今回申し込んでしまうのも手です。(もし都合で受けられなくなっても、4500円(AD級)または3500円(EF級)で希少本を手に入れられたと考えることもできます。)

<対象書籍>
「C.TEST 2007年全問題(ADとEFのみ)」(輸入版:北京語言大学出版)
「C.TEST 公式ガイド」(輸入版:北京語言大学出版社)
「HSK決定版模擬問題集 中級レベル」(北京語言大学出版社・語文研究社)
「HSK実践アプローチ問題集 中級レベル」(北京語言大学出版社・語文研究社)

2.HSK入門級 12月20日 日本で実施。無料

ちょっと混乱しやすいのですが、現在中国では、従来の『HSK』と『改良版HSK』が並立している状況で、(詳細はよくわかりません。どなたか教えてください)現在日本で受けられるHSKは、「中国国家HSK委員会」が認定している従来の「HSK」の方です。表題の「HSK入門級」とは、「中国国家HSK委員会」認定のものではなく、『改良版HSK』を主催する「北京語言大学HSKセンター」が主催するものです。(当のC.TESTも、同じく「北京語言大学HSKセンター」が主催)

※『改良版HSK』は現在は日本では受けられませんが、近い将来、受けられることになるかもしれません。ややこしくてしょうがないので、どちらでもいいから一本にしてほしいものです・・・。

以下、公式ページのニュースより転記します。

ご注意!情報を利用される場合には、公式サイトで最新情報をご確認ください!

<転記始まり(9/25の記事)>


北京語言大学HSKセンター主催、初学者向け試験「HSK入門級」試験を12月20日土曜日に実施致します。
(受付は当事務局)

「HSK入門級」とは全ての中国語初学者のために開発された試験です。すでに各国において実施されており、日本では2008年12月に正式に実施されます。(12月のみ無料)
2009年からは全世界で年3回実施されます。

HSK入門級は例題等が日本語でかかれていますので、入門レベルの学習者が受験しやすくなっています。
近日中に問題サンプルを公開致します。

学習対象者:中国語学習時間80~300時間の方

●2008年
試験日及び締め切り日(消印有効) 
12月20日(土) (12月1日)

*締切日がポスターとは異なっている場合には、こちらのほうが優先されます。

●試験時間
 集合時間 午前10時(試験時間10:10~)

●公開会場(個人受験)13ヵ所
(12月20日実施分)

・ 札幌: 片岡ビル (地下鉄 大通駅)
・ 仙台: 戦災復興記念館 (地下鉄 勾当台公園駅*こうとうだい)
・ 埼玉: 大宮ソニックシティ (大宮駅) 
・ 千葉: 千葉市民会館 (千葉駅・東千葉駅)
・ 東京: 上智大学 (四ッ谷駅)
・ 横浜: 相鉄岩崎学園ビル (横浜駅) 
・ 名古屋: 愛知大学 車道校舎 (地下鉄 車道駅)
・ 京都: 京都市国際交流会館 (地下鉄 蹴上駅*けあげ)
・ 大阪: 新梅田研修センター (大阪駅・梅田駅・福島駅)
・ 神戸: 神戸国際会館 (三宮駅)
・ 広島: RCC文化センター (広島駅・銀山町電停)
・ 福岡: 福岡朝日ビル (博多駅)
・ 沖縄: 沖縄産業支援センター (モノレール 小禄駅*おろく)

*地図は受験票と一緒にお送り致します。

●受験票発送
原則的に試験実施10日前に届くようにお送り致します。

●成績結果発送
試験実施日より約5週間後

●成績表等
合格者には北京語言大学HSKセンターから正式な証書が発行されます。

●詳細
証明につきましては、近日中に発表致します。

<転記終わり>
 

3.一部対象者は受験料無料

以下に該当する方は、受験料が無料になるとのことです。該当してる方はラッキー
ぜひこの機会を有効に活用してください

※詳細は公式ページをご覧になるか、事務局までお問い合わせを。

<C.TEST受験料免除対象者>

  • 高校生
  • 孔子学院学習者(学部生のみ)
  • 各大学の中国語学科(学部生のみ)。

 


C.TESTを受けてきました(2008年9月)

2008-09-28 02:15:28 | C.TEST

前回のC.TESTは、2007年12月に受験。約9ヵ月の間をおいての受験となりました。

聴力は相変わらず難しく、まったく手ごたえがありませんでした。
前回よりできなかったくらいかもしれません。
というより、前回がなぜ425点も取れていたのか、いまだに謎です。

よって、ここは確実に得点ダウン。甘く見て400点といったところでしょう。
360点くらいだったとしても納得します。

一方、総合運用は、前回よりはできた感触がありました。

このような構成になっており、100分で全90題です。

  • 第一部分:詞語填空(10題)・・・文中の空欄に適切な単語を選ぶ問題。
  • 第二部分:語序(20題)・・・語順を答える問題。2パターン(10問づつ)あり。
  • 第三部分:閲読(30題)・・・6つの長文にそれぞれ5題。
  • 第四部分:挑錯(10題)・・・30~40文字の長めの文の間違い探し。
  • 第五部分:総合填空(10題)・・・HSKの総合填空と同じ形式。単語レベル。
  • 第六部分:造句(10題)・・・文章中の空欄にフレーズを記述する。句レベル。

※第一~第四が4択の客観問題、第五と第六が記述式です。

ちょっと遊びで、正答数を予想してみます。
(統計的に処理されるので、正答数に比例して得点が上がるとは限りません。)

※全くの余談:オリンピック前に競技毎の日本選手のメダル数を予想したのですが、自慢できるほどかなり当たりました。事前に書いておけばと悔やまれます

  今回予想 前回(2007/12) 前々回(2007/9)

第一部分(10):          6         3
第二部分(20):        7         8       
第三部分(30):  21     16        19           
第四部分(10):        1         2
第五部分(10):        1         3
第六部分(10):        1         0
          ----  ----   ----
          450点     425点      405点

第一部分は、自信があるのが5問。あと1~2問はいけているでしょう。
第二部分は、4分の1プラスアルファがいいところ。全然できませんでした。
第三部分は、今回、第二部分を捨てて時間配分を傾斜させたので、7割期待。
第四部分は、4択なのに、前回は驚愕の1点。今回は自信ありが3問。
第五部分は、これも時間傾斜させました。期待込みで。
第六部分は、時間不足もあり、ほとんどできず。

第五部分と第六部分について補足すると、解答欄の右にそれぞれ「A」「B」という2つのマークがあります。これは採点のために使われると推測されます。つまり、客観式でなく記述式なので、完全正答をA、部分正答をBとでもしているのでしょう。第六部分の予想「1問」は、「部分正答が2つ」の予想です。
※上記の「部分正答」のくだりは全くの私の推測です。1か0かの可能性も大いにありますので、ご参考程度にご覧ください。

 

C.TESTの利点のひとつは、成績結果に正解が載っていることです。
なので、このように分野ごとに前回との比較ができるんですね。

予想:聴力400点 総合運用450点

今回の目標が、聴力440点、総合運用440点だったので、早くも出鼻をくじかれた格好です。まあ、あまり予想通りにいっても面白くないですからね。(と、予防線を張っておく。)

結果が出るのは、11月の上旬になる見通しです。⇒結果

受験された皆さん、お疲れ様でした!

 

≪おまけ≫
今回は、全体でも約200名という少人数の受験者だったそうです。
HSK5級以上の方であれば、AD級を継続的に受験して中国語力を確認するのはお勧めです。年4回実施と、HSKよりも多い頻度で実施され、受験料もHSKよりずっとお得。
次回のC.TESTは11/8(土)。9/29から受け付け開始とのことです。
まだ受けたことのない方も、一度トライされてみてはいかがでしょう?
(これほどC.TESTに肩入れする理由は、以前書いたとおりです。)


4ヵ月連続の第1弾

2008-09-26 23:43:06 | C.TEST

明日は、このブログを始めてから、初めて受ける試験です。(C.TEST)

今年は、9、10、11、12月と立て続けに4種類の試験を受ける予定にしてます。

東京会場のAD級は18名とのこと。
ちょっとさびしいですね。今後、仲間が増えることを期待しています。
前にも書いたように、お得な試験なんですけどね。

では、数少ない同士の皆様、がんばりましょう!


9/27C.TEST締切間近!

2008-09-01 23:28:59 | C.TEST

1.締切間近!

9/27(土)実施のC.TESTの申込締切りが間近です!

9/10消印有効です。まだの方はお早めに!

 

2.A-DレベルとE-Fレベルの差について

このテストは、A-D級とE-F級の差が大きいようです。

公式ページから抜粋引用してみます。

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●初級(E-Fレベル試験):
<学習時間400時間前後以上の方対象>
500点満点で、点数によってE級、F級、認定なしに評価。

学習時間が200時間をこえた方は挑戦してみましょう。
点数制のテストなので、スコアが確認でき、実力の確認ができます。


● 中上級(A-Dレベル試験):  
<学習時間1000時間前後以上の方対象>

文法の難易度は中検2級から1級以上まで。
中・上級者対象の1000点満点の試験です。点数によりA、B、C、D、認定なしに判定されます。聞き取り問題と読解・文法問題で構成され、解答はマークシートと記述式の両方です。
実生活やビジネスの場面などのコミュニケーション能力を測定します。図表を見ながら解く問題などもあります。
------

E-F級は「400時間前後以上」、A-D級は「1000時間前後以上」が目安であると記述されています。「前後」と「以上」という言葉が並べて使われていることに非常に違和感があるのですが、それはともかくとして、学習時間が1000時間に満たなくても、HSK5級程度の力がある方であれば、A-D級を受けてみる価値はあると思います。

(「試験関係者に話を聞いた方」からの情報によると、HSK5級=D級、HSK6~7級=C級、HSK8~9級=B級、HSK10~11級=A級が目安であるとのことです。)

私は、HSKが4級(総合点は5級)の時に2度受けて、1度めは「認定無し」、2度目にはぎりぎりでD級認定でした。

実際に受けてみた感触では、中検の3級に受かりたての時期であれば、A-D級はかなりハードルが高いです。迷われている方は、以前に公開している私の受験遍歴等を参考にしていただければ幸いです。

 

3.なぜC.TEST?

・・・さて、C.TESTをこれほどまでに宣伝するのには理由があります。

  • リスニングと筆記の割合が半々であり、リスニングの比重が低いHSKに比べると、我々日本人にとっては、より正確に中国語の運用能力を測ることができる(と思われる)
  • 1000点満点のため、目安としてわかりやすい
  • 年に4回実施され、比較的安価に受験できる
  • 試験問題を持ち帰ることができ、試験結果についても、自分の正答誤答や、受験者の正答率のデータを得ることができる
  • 問題が実用的である。(TOEICのイメージに近い)

以上が、試験の特質からこの試験を推薦する理由。

それ以外に、個人的な思いとして、

  • 受験者が増えると、試験サービスの充実(たとえば、公式ページにおける提供情報が増える)や関連書籍の出版につながるかも
  • 受験者が増えることにより、情報が多くなる(異なる試験間の相関など)
  • 受験者が少ないまま推移すると試験主催母体の運営が苦しくなり、今後の安定的な開催が危惧される。(理由は違うかもしれないが、TECCの一時中断が頭をかすめる)

というようなことも頭にあったりします。

なにはともあれ、試験を受けられる皆さん、がんばりましょう!


※繰り返しC.TESTとHSKの比較をしていますが、試験の傾向が違うので、単純比較はできないということを御承知おきください。


C-TESTの申し込みの流れ

2008-08-21 00:37:15 | C.TEST

9/27実施のC.TESTにつき、インターネットによる申し込みを行いました。その流れは、以下のとおりです。

  1. 公式サイトからインターネットで申し込む
    →すぐに受付完了のメールが送信される
  2. 受験書類が自宅に郵送される
  3. 受験料を郵貯銀行で払い込む
  4. 払込証書のコピーと写真2枚を貼った受験書類を事務局に郵送する
    →入金確認の結果、メールが送信される

※今後変更になる可能性もありますので、申込の際は公式サイトで最新の情報を確認してください。

上記1.および4.の後に、メールが送信されてくるので、「ちゃんと受け付けられたかな」という心配をせずに済みます。このあたりのフォローは、他の中国語試験に比べると丁寧です。(今後受験者が増えた時に事務が回るのだろうか??と余計な心配をしてしまうくらい。)

C.TESTは年4回もあり、受験料も手頃なので、定期的に実力を測るにはうってつけの試験だと思っています。

何より、問題用紙を持ち帰ることができ、かつ正誤と正解率の結果も郵送されるのが長所です。


 

・・・と、こんなところでしつこくC.TESTの宣伝をしているのには少し訳があるのですが、それは別項にて。


C-TEST9月27日試験申込

2008-08-19 01:10:24 | C.TEST

2008年9月27日(土)実施のC-TESTに申し込みました。
2007年12月に受けて以来、3度目です。

2007年中は、受験料無料という、かなり大胆なプロモーションによって、黎明期の試験としてはそこそこの受験者を集めたようです。

さて、2008年はどうなるのかと思っていたら、さすがに無料というわけにはいきませんでしたが、問題集1冊プレゼント、というキャンペーンをやっています。
私は、こちらを申し込みました。
「HSK実践アプローチ問題集 中級レベル」(語文研究社)

受験料も、AD級で4500円と、この手の試験にしては安い方だと思います。

締切は9/10消印有効とのことなので、まだ申し込まれていない方はお早めに。
(以前、追加申し込み的に1週間ほど締め切りが延長されたことがあったので、ぎりぎり間に合わなかった方も、受け付けてもらえるかどうか問い合わせてみる価値はあると思います。)


C-TEST受験履歴(2008年7月現在)

2008-07-31 02:03:36 | C.TEST

C-TESTの受験履歴です。

【C-TEST:2007/9】   【2007/12】
取得級:級無し   → D級

聴力   :412点 → 425点 +13点
総合運用:399点 → 424点 +25点
合計   :406点 → 425点 +19点

累計学習時間:約340時間→約380時間

2回目で本当にぎりぎり(425点以上がD級)でD級取得できました。


C-TESTは問題がHSKよりも難しい印象でした。


不思議なのは、HSKでは聴力が壊滅的だったのに、
C-TESTでは筆記と同じくらいの点数が取れていること。
試験の手ごたえが全くなかった、にもかかわらず、です。

最初は何かの間違いだと思っていたのですが、2回目も同様の傾向。

あくまでも推測なのですが、その原因は、

①受験者の母集団の違い
②統計的な点数計算方法の違い

によるものではないか、とにらんでいます。

すなわち、

①は、HSKに比べるとC-TESTの母集団の方が絶対的なリスニングの能力が低い
→つまり、欧米系の学生も多く受ける(であろう)HSKと比べると、
C-TESTを受けているのは日本人だらけなのでは?
という推測です。

②は、C-TESTは、ヤマ勘で正答した問題も、点数増に貢献しているのでは?
という推測です。

TOEICやTECCでは、簡単な問題を間違えた人がたまたま難しい問題に正答した
としても、そのまま点数には反映されないような統計処理がなされているはずです。

上記の推測が当たっているかどうかはどうでもいいのですが、
何が言いたいかというと、C-TESTの結果をもって、「リスニングと読解で同程度の運用能力がある」と判断してしまうのは危険
だということです。

よって、私の現在のリスニングの運用能力は、HSKの壊滅的な点数をベースに考えることにします。

(当然ながら、C-TESTにおける点数の推移を比較することは有意です。)

このあたりは、他の学習者の皆様のご実感もぜひ教えていただきたいところです。

※2008年3月、6月は都合により未受験。

※余談ですが、C-TESTの日本語サイトは、J-TEST(実用日本語検定)のサイトそのまんまです。

日本におけるC-TESTの運営母体がJ-TESTの親戚のような関係なのでしょうね。

試験結果(2008年7月現在)
中検受験履歴
HSK受験履歴
C.TEST受験履歴
TECC受験履歴