最近、都心の書店が閉店するニュ―スが多いですよね。
ネットで注文すれば、本屋さんまで行かなくても、
すぐに手元に本が届くわけで、
書店にはもう行かないっていう人も多いのかなぁ。
でも買いたい本が決まっている場合は、
ポチっとすれば便利に届きますが、
ぶらぶらと寄った本屋さんで、
その時の自分にピタッと来る本を見つけて、
それがまるで自分を導くようにピカっと光っているような感覚。
これは、やっぱり本屋さんに行ってみないと経験できません。
本を手にとり、ぱらぱらっと何ページかめくってみて、
よっしゃ、これ買うぞーと決める。
そんな瞬間が私は楽しい。
本屋さんが必要な人間です。
新聞も同じで、今やニュースはスマホで見られるし、
もう新聞なんてとる必要もないって止めてしまう人も多いですよね。
ネットの情報スピードには勝てませんが、
新聞って、幅広くいろんな情報が載っていて、
それまで興味なかったことや知らなかったことも自然と目に留まったりする。
紙という媒体だからこそ、ゆっくりと目を通して読むことができる。
それらは、脳にとって良いんじゃないかなぁ~って思っています。
スマホでは、自分が興味あるニュースしか、クリックして読まないので、
何か偏った情報だけになってしまいそうな気もします。
お料理にしても、今やレシピ情報がネット上には、わんさかありますよね。
もう紙媒体の料理本なんていらんわーと思って捨てていた時もあるのですが、
マンネリ気味の食卓の打破!
捨てずにとっておいた本を読み返したら、
やっぱり本の方が色々落ち着いて考えられるなと実感(笑)
左のパスタの本は、ずいぶん昔に買ったもので、
右は、高齢者と一緒に生活しながら、自分自身もバランス良くとる食事を考えねばと買った本。
ネットで料理を検索していると、次から次へと見ているうちに、
結局、何を作りたいと思っていたのか、分からなくなってしまい、
時間だけが過ぎていく。
何が言いたいのかということ、ネットは便利なんだけど、
アナログもやっぱり良いよねーーーーーってことか(笑)
先日のauの障害に関しても、あまりにもスマホに依存してしまうと、
何もできない人間になっちゃう不安が。
便利すぎる世の中しか知らないのは、もしかしたら不幸かもしれませんよ。
不便な時代を知っているからこそ、便利と不便をうまく使って、
うまく生活できるに違いない。
昭和生まれは、情報のスピードについていくのは大変だけど、
結構、しぶといんだぞーーー。
ワハハ~。