++おさんぽ日和+++

都内在住の栄養士。
2歳・ノンとの毎日を綴ります。
育児photo川柳、離乳食、日々思うコトetc

大根とスペアリブの煮物

2010-02-23 | うちごはん
大根の煮物って、体がポカポカになる。
スペアリブのお肉が骨からキレイに外れると、ヤッターって思う。

写真は出来上がり直後ですが、翌日には煮汁を吸った大根が飴色になって旨味倍増。
でも、出来上がり直後も翌日も、夫がこの煮物を食べることはなかったのです。

先週は帰って来るのが毎晩2時半。宴会は一つもなく、オール残業。
木曜日は朝4時半に帰って来て、7時半に起きて出社してた。
物音するから「アレ?」と思ってリビングに行くと、帰宅したばかりの夫がコタツに入って「寒いよ寒いよ」と震えていて驚いた。
4時半って、朝じゃん!
決算期だかららしいけど、忙しさが異常。
土日も出社するし。帰宅してからも仕事してるし。
普段はどんなに忙しくても「体動かしてないと死んじゃうタイプ」な夫はチャリンコ乗ったりジムに行ったりするけど、流石に先週土曜日は一日中寝てた。

週末ジャカルタ駐在員から電話が掛かって来て、仕事の話してた。
「そちら、ずいぶん賑やかですねー」と夫。
現地では、ソフトボールの試合中だったみたい。

あぁ、この人はそういう所から東京砂漠に帰って来てしまったんだなぁぁぁと
気の毒になってしまった。
ジャカルタにいた時もモチロン忙しかったけど、それでも土曜日は必ずゴルフ、日曜日はソフトボールだったし、気候が温暖なこともあってオフィスや人間関係が穏やかな雰囲気だった気がする。

東京はみーんな忙しくて、通勤ラッシュは激しいし、毎日人身事故あるし。。
九品仏という駅が割と近くにあって、ホームが短いからドアが全部開かないくらいのどか~な所なのに、その駅でも人身事故があった。
ピリピリトゲトゲ。
日本のサラリーマンは大変だ・・。
「帰りたくない。東京は地獄だ」とジャカルタで皆さん口ぐち言うのが、よぉく分かる。

せめてご飯だけでもと、せっせとアレコレ作ってみるけど、食べる時間ないからほとんど全部私の口に入っていく。
やっとでコンビニのオニギリ食べてる夫にひきかえ、私だけ栄養満点でスイマセンという感じ。。


二胡で伝えたいこと

2010-02-20 | うちごはん
ワインオープナーの首からぶら下がってるストラップ。
二胡教室の友達がくれました。
中華街で買って来てくれたもので、ガラスで出来てるからシャラシャラと良い音がする。
割れると厄落としになるそうな。

中華街に詳しい彼女から、刀削麺や水餃子の美味しいお店を教えてもらいました。
中華街、しばらく行ってないな。みなとみらいになってから一度も行ってない!
春節で盛り上がってるみたいだし、刀削麺食べに行かなくちゃ。

二胡のレッスンは夜。
楽器担いで帰宅ラッシュの電車に乗ると、弦が外れやしないかといつもヒヤヒヤしてしまう。
ジャカルタでは車で10分程の教室だったから、楽器を自分の手で持ち運ぶっていうことがなかった。
注意することといえば、暑い車内に楽器を置きっぱなしにしないことくらい。
今は人にぶつからないように、楽器を背中にしょったり肩に掛けたりしながら教室に向かいってます。

この日はすごーく寒くて、雪が降りそうな気配。
吐く息も真っ白。
教室のある駅に着いたら、みぞれっぽい雪が降り始めました。
二胡を担いで見上げる雪。
なんだか北京にいるような感覚・・。

レッスンで、ちょっとした試験がありました。
課題曲を先生と生徒の前で、伴奏CDと共に演奏するというもの。

クラスに、とても物静かな大学生の男の子がいます。
中学の時、水墨画に出てくるような中国の景色に感動して、二胡に出会い
それから独学で勉強してたらしい。
大学に入ってから、今の先生に入門したそうです。

自分からガンガン話すことのない、落ち着いた子なのですが、
試験で自分の演奏が終わって先生から「何か感想などありますか?」と聞かれて、
「僕がやりたかったこと、伝わりましたでしょうか?」と言っていた。

すごく驚いた!
試験での演奏なのに、曲に乗せて伝えたいことがちゃんとあるだなんて。

正直言って、私には一つもありません。

音程とリズムを正しく、かすれたり汚い音にならないように、と気をつけるだけ。
表現とか何かを伝えるっていうのは、プロがするものであって
学習者がそんなこと考えるのは100年早いんじゃないか、と思ってるし。
実際、以前習ってた先生は「音色がいくら綺麗でビブラートなどの技術が出来ていても、
音程が狂っていてはそれは音楽ではない。まずは正しい音程ありき」と言ってて、私もそう思う。
だからとにかくピアノで音を確認→二胡で弾く→ピアノで音確認→二胡で弾く、を延々繰り返して、楽譜通りの音程で弾けるように練習しないとと思うのです。

でも、今の先生は自分らしさを二胡で表現しましょう、ということをとても大切にしている。
私は全然出来ないけど。
でも「ちゃんと伝わりましたか」と聞いた程伝えたいことが自分の中にある、
あの寡黙な彼には感動しました。
音程が、、とこだわってるよりもずっと、彼の方が真剣に二胡と向き合ってるのかもしれない。
伝えたいことかぁ。なんじゃろなぁ。。





るるるの歌

2010-02-18 | おやつ
年末年始ハワイに行ってた弟夫婦&両親&うちの夫婦で、かなり遅めの新年会をしました。
お土産にパイナップル形でお馴染み、ホノルルクッキーもらっちゃった。
いいなぁハワイ。
いつも行く近所の中華屋さんでランチした後、旅行の写真を見せてくれるとのことで
実家へ皆で移動。
カメラをテレビにつないで写真鑑賞会。
ゴルフにハマってる二人は、リゾートゴルフ・デビューも果たしてきた。



ジャカルタで書いてたブログに、ペンギンの小さいぬいぐるみを登場させてました。
「自分の分身として、写真に何か写しこめるものないかな」と思ったのがキッカケ。
そしたら弟夫婦は、いつも旅行にカエルのぬいぐるみを持って行って写真にそれが登場している。
手足のながーい、ナントカていうカエルのキャラクターらしい。
名前忘れちゃったけど。なんだっけな??
オーストラリアの山登りの時も、「一眼レフは重いから置いていった」と言ってたくせに、
カエルはリュックにしのばせて、山頂やロープウエイでカエルと共に写真を撮って帰って来た二人。
ハワイの写真も、時々カエルが現れる。ゴルフクラブにちょこんと乗っかってたり。

血は争えないわ~。

ちなみに私が写真を撮る時やたらと布を敷きたがるのは、どうも母のDNAみたい。

私を産み落とした直後、疲れてるはずの母は綺麗な毛布を私の下に敷いて写真を撮ったり、
紙ナフキンに「生後何日」とか書いて撮ってみたり、お祝いで頂いた花カゴを私に近付けて撮ってみたり、それが頭の方に置いてあったり足元に置いてあったりと、
色々背景に工夫を凝らしていた。
肝心のカメラはバカチョンだったんですけど。
習った訳じゃないのに、変なところが似るもんだねー、とこないだその写真を見ながら話してたのでした。

写真鑑賞会が終わった後、「そうそうそういえば!」と私。
「るるるの歌」というものを、you tubeで皆に聞いてもらいました。無理やり。


るるの歌 男オオカミ編

るるるの歌 未来編

るるの歌 オオカミ男編

朝7時から教育テレビで放送してる、子供用なのか大人用なのか謎な「シャキーン」という番組で、たまたま夫が見つけた「るるるの歌」。
シュールな感じと頭にこびりつくようなメロディーで、たちまち我が家で流行中。
三文字の動詞を見つけては「るるるの歌」で替え歌したり。

調べてみたら、作詞したマメコさんという方、なんとインドネシアに留学してた!
ジャカルタに住む日本人の一家に一冊、と言われる「ゆびさし会話帳」の挿絵もマメコさんによるもの。

出会うべくして出会った!と思わずにはいられない「るるるの歌」。
弟夫婦も両親も気に入って、皆「るるるるるるる~♪」と口ずさんでました。
変わり者の多いうちの一族。
皆ツボが一緒で良かったね~と確認した新年会となりました。


ティラミスのあとでピアノコンサート

2010-02-17 | おやつ
無印良品の手作りキットで作ったティラミス。
牛乳混ぜて冷やすだけなんですけど、ティラミスというかチーズ味の固いヨーグルトのような。。
ちょっと違うなーと思いながら、都立大のパーシモンホールへ。
ピアノコンサートを聞きに行きました。



パーシモンホールって大好き。
家から近いし駅からも近い。
気軽に行けるホールだけど、大ホールは1200人収容でとても立派。
地下にある図書館は、蔵書が豊富で外国の絵本もたくさんある。
コンサートの時間より早めに行って、絵本をパラパラ読みました。
欧米のだけじゃなくて、韓国とかアジアの絵本も多数。
言葉は分からないけど、どの国の絵本も楽しー。

さてコンサート。
行きたいと思った理由は、リストの「愛の夢第三番」がプログラムにあったから。
大学受験でレッスンお休みする前に、最後の発表会で弾いた思い出の曲。
「くっそー。これが終わったら受験一色かよー」
というやるせない思いをぶつけていた覚えがある。

憧れのリスト。優美で甘美で、愛の夢ってホントにこの曲の通りなんだろうなと思わせる
煌めきの旋律。

二胡を始めて以来、バイオリンやチェロなど弦楽器に興味が向いてたので
生のピアノを聞きに行くのは久しぶりでした。
バイオリニストや二胡奏者が楽器を片手に登場するけど、
ピアニストは手ぶらで出てくる。

考えてみると、出番の直前に楽器と離れ離れなんですよねー。
しかもほとんどの場合、自分のピアノではない。ホールに備え付けのピアノを弾かなくちゃいけない。
大物ピアニストだと、お抱え調律師をホールに連れて行って調整してもらうそうですが。

身ひとつで現れたピアニストが、黒くて巨大な、ピカピカのピアノの前に座って演奏を始める姿は、なんだか対決が始まるようにも見える。
ピアノの前に座って弾き出す瞬間は、こちらも息を止めてしまうような緊張感があります。

それにしても、最近の演奏家はトークもしなくちゃけないから大変だー。
曲紹介とか、ちょっとした音楽ネタを交えて笑いを取ったり。
いつからこういうスタイルが定着したんでしょう。
口八丁の演奏家が持てはやされるようになったからかな。

高嶋ちさ子が体の不調で演奏会をキャンセルした時、
「喋れる状態なら喋りだけでもいい」という声が多く寄せられたのだとか。

紅白とか歌番組なんかも、歌手が歌ってる時よりもトークしてる時の方が
視聴率が高いそうです。
・・よく分からない・・。

久しぶりのピアノコンサート。
二胡の演奏は90%が弓を扱う右手によるもの、といわれます。そのくらい右手が勝負。
音階を作るのは左手だけ。
和音が出せません。
一方、ピアノは両手10本の指で奏でる。
だからやっぱり多彩だし、とても華やか。
和音ていいなーって改めて感じました。