++おさんぽ日和+++

都内在住の栄養士。
2歳・ノンとの毎日を綴ります。
育児photo川柳、離乳食、日々思うコトetc

消しゴムはんこ

2010-02-11 | いただきもの
友達の妹Hちゃんが、消しゴムはんこを作ってくれた。

私の好きなスミレの花、車輪(=自転車にハマってる夫)、ペンギン(=ジャカルタで書いてたブログの私のハンドルネーム)を合わせて、我が家全体を表した図案になっている!
ペンギンが座ってるのはスミレの葉だけど、天使の羽のようにも見える。
スミレの葉はハート形なんです

植物図鑑などでスミレの花を詳しく調べて作ってくれたそうで、
「スミレの花ってうつむいて咲いてて可愛いねー」と言ってた。
「そうでしょそうでしょ~」って。スミレの花を褒められると、なぜかもの凄く嬉しくなる。





こちらは童話シリーズで「赤ずきんちゃん」
消しゴムはんこ作家て何人か見たことあるけど、もっと幼いイメージ。
Hちゃんの作風は大人っぽくて素敵
すごいなー。器用だなー。
嬉しくて、最近何にでもポンポン押してます。



話は変わって・・。
千住真理子コンサートに行って来ました。
一番好きなバイオリニスト。
シャコンヌ、チャルダッシュ、G線上のアリアetc有名な曲ばかりで楽しいコンサートでした。
アベマリアはグノー、シューベルト、ヴィターリの3作品を演奏してくれた。
シューベルトのは、少しずつ和音が増えていって、それが薄い薄い音の層になって
本当に天まで届きそうな気高さを感じ、涙が止まりませんでした。

千住さんは音大ではなく慶応卒という異色の演奏家。
子供の頃から天才少女としてずっと第一線で活躍してたけど、一時期は周りの批判などで精神的に参って弾けなくなったそう。そんな中老人ホームで演奏した時、純粋に音楽を楽しんでくれる温かい聴衆に救われて、再び音楽界へ戻って来た、と以前告白してました。

そういう経験をされたからか分からないけど、曲紹介の語り口が優しくて知的で
引き込まれました。声も綺麗だし。美人だしー。

ピアノ曲を好んで弾く千住さん。
ショパンのノクターン第二番と第二十番もプログラムにありました。
第二番は甘~い感じでとても人気の高い曲。
反対に第二十番は、悲しげ。

千住さんはこの第二十番を
「人には、忘れてはいけない悲しみというものが心の中にあると思う。悲しみは"負"だけの感情ではない。それを表現した曲だと思います。」
と紹介していた。

この曲紹介を受けて第二十番を聞いていると、忘れてはいけない悲しみ、忘れられない悲しみを心の中から取り出して、手のひらでそっと温めているような気持ちになりました。