++おさんぽ日和+++

都内在住の栄養士。
2歳・ノンとの毎日を綴ります。
育児photo川柳、離乳食、日々思うコトetc

無限の空間

2009-11-27 | 二胡
かなり前の写出来事ですが、、
二胡演奏会の写真。
終演後、照明バラしてる風景。

演劇少女だった血が騒ぐのか、なぜかこの風景が大好き。
ジャカルタにいる間、コンサートやらファッションショーやら色んなイベントに
参加したけど、とにかく照明バラすのを手伝いたい衝動に駆られてました。

「コードはこうやって8の字巻すると、絡まらなくていいんだよ」
とインドネシア人に教えたこともある。

あぁぁ。
舞台って、ホントに不思議な空間だと思う。
同じ板の上でも、昨日はオーケストラ演奏、今日は日本の幕末ものの芝居、明日は白鳥の湖のバレエ公演etc

こんな風に、時と場所を変幻自在に作り出せる舞台。
大道具を組み立てて、オーケストラが入ってキャストが演じて観客が楽しんだ後の舞台は、ぜーんぶ元に戻される。
一つ残らず。
照明も片づけ~。

なんにもなくなった舞台は、がらんとして寂しいどころか清々しい顔をしてる。
明日はどんな音楽が、ドラマが、感動が生まれるの???
そんな声が聞こえてきそう。

公演が終わる度、「ゼロ」にリセットされる舞台。
ゼロに戻っても、可能性は無限大∞。
その∞を体感したくて、劇場に行きたくなるんだなー。

旧友のシードル。

2009-11-24 | うちごはん
先週ボージョレ・ヌーヴォーが解禁されました。
日本各地で「5・4・3・2・1・カンパーイ!」とカウントダウンする
映像を毎年この日に見るけど、「日本人てそんなにワイン好きだったっけ?」
と違和感を覚える。

一人あたりの平均年間ワイン消費量は、フランスで51リットル。
対して日本は2リットルだそうな。
フランス人凄い~。水代わり?


さてさてそんな中、我が家にも夫が通販で買ったお酒が、段ボール2箱分届きました。
ワインじゃなくて、シードル。

夫の友人が北海道の増毛で経営しているワイナリーのもの。
小学校時代の、悪ガキ仲間だそうです。
増毛フルーツワイナリー





私は増毛を「ゾウモウ」と読んでしまい、
「ここに住んでて髪の毛薄くなったら、どうするんだろうかー」などと発言し、
「非常識もいい加減にしなさいよっ」と夫に呆れられた。。(増毛お住まいの方々ごめんなさい)



ボトルがとても可愛らしい。
マシケをMASHIQUEと綴ってるのも素敵。
増毛産のリンゴと美味しい水だけで作ったシードル。
甘口と辛口が1から11までのレベル別に分けられてる。
段ボールには、1から11まで全てのものが納められてた。

甘口も辛口も、どちらも美味しい!と夫はいたく気に入った様子。
何より、昔の友達が作ったもの、というところに感激してるみたい。

シードルって綺麗な色なんですネ。
黄金の色!
リンゴの香りも爽やか~。


ブンガワン・ソロ

2009-11-19 | レビュー
夫がジャカルタ出張中のせいか、ここのところジャカルタの夢ばかり見ます。
夕べはスノパティ通りを車で通る夢。
何をするわけでもなく、ただ車で通るだけの、かつての私の日常。

ボーっと車窓から外を見ていただけなのに、自分でも驚く程
ジャカルタの通りのことを覚えてる。

白い豪邸の隣になぜかガソリンを瓶に入れて売ってる露店があって、
そこを曲がると小さい国旗をつなげたリボンを端から端まで飾った道に出て、、

と、延々思い出すことができる。
人間カーナビになれそう。

不思議だな。

東京の道を車で走っても、景色は流れて行くだけで一軒一軒のお店をつぶさに思い出すことは出来ないのに。
私にとってはほとんど意味をなさないアルファベットやロゴの看板だらけなのに、
ジャカルタの通りはどうしてこんなに記憶に残ってるんだろう。

もう二度と見れない景色になるかもしれないからと、脳が必死に覚えようとしてたのかな。

そんな風に感傷的になってた私に贈り物?と思うような出来事が!

私が毎日楽しみにしてるNHK教育の「夕方クインテット」で、なんと
「ブンガワン・ソロ」が流れた~!!

クインテットは人形劇。
4人の人形+マツケンサンバの作曲家・宮川彬が色んな曲を演奏したり、
ちょっとしたお芝居したり。
もーホントによく出来てて、人形の指がちゃんと楽器を弾いてる。
ビブラートまでする!
毎回ブラボー!って拍手しちゃう。

様々な国の曲を演奏してるけど、インドネシアの曲は私の知る限り初めて。

そうです。
「ブンガワン・ソロ」はインドネシアの曲。
ソロ川の流れを唄った、のんびりとした曲です。

感動しちゃった・・。

私の祖父は戦争でインドネシアに行っていて、戦後もしばらくジャカルタに居たので、亡くなるまでインドネシア人との交流があったらしい。
そのためか、祖母の家にはバティックや「インドネシアの方に頂いたのよ」というものが沢山ある。

だから祖父はもちろん、「ブンガワン・ソロ」をよく口ずさんでいたそう。
聞き覚えで母や叔父も歌えちゃう。

考えてみると、私がジャカルタに行ったのは祖父の縁だったのかもしれない。

クインテットでは、日本語の歌詞をつけて歌ってました。

「ブンガワンソロ 果てしなく 清き夢 乗せ 流れゆく」





ポインセチア

2009-11-16 | いただきもの
実家に届いたポインセチア。
「うちにはこの赤合わない」と、母がこのまま習い事の教室に持って行くと言うのでその前にパチリ。
あの人は、好みじゃない色のお花や鉢植えを頂くことを極度に嫌がる。
それをよく知ってる方は、母に事前に聞いて下さったり、一緒にお花屋さんに行って選んでるらし。
ホント注文が多い客って感じ。

気づけばお花屋さんにポインセチア、シクラメン、クリスマスリースが並んでますネ~。

それにしても赤いモノって撮るのムズカシー。