「今夜は雪になるでしょう」
お天気おねえさんの一言に「ぎょえー!」と怯えた昨日の朝。
雪の日対策ってどうするんだっけ・・。
とりあえず食糧を買い込んで、あとは家の中でじーっとしてました。
でも、いざ雪が降り始めるとカメラを持ち出してベランダで興奮!
降る雪を見るなんて、何年ぶりだろ・・。
週末に撮っておいた番組を、コタツにもぐって見てました。
「西村雅彦・赤道大紀行」。
雪の日には似つかわしくないタイトル!
3年がかりで赤道直下の国や地域をルポした番組の完結編でした。
最後の旅は、インドネシアのカリマンタン島やシンガポール、ミクロネシアなど。
カリマンタンの赤道直下・南緯ゼロポイントは、野原の中にありました。
1メートル四方のタイルが敷いてあるだけ。
その周りはゴミだらけ!
なんか、インドネシアっぽくて思わず笑ってしまった。
ゼロポイントの側に記念館が建っていて、子供たちが大勢社会科見学に訪れてた。
「春分の日と秋分の日は、影が見えなくなるのがこの島の自慢でーす」
と子供たち。
その二日は島を挙げてのお祭りになるんだとか。
カリマンタンには、オラウータンの保護区があります。
私も実際に行って、沢山のオラウータンを見て来ました。
オラウータンの数が少なくなっている原因が、森林伐採による生息地の減少っていうことは聞いていたけど、ペットブームも原因の一つと初めて知りました。
オラウータンの赤ちゃんは高値で売れるため、密売者が赤ちゃんだけを連れ去り、抵抗するママ・オラウータンを殺してしまうんだとか。
オラウータンは子供を産んで8年間、次の子供を産むことなく、かたときも離れず
森で生きていく全ての力をベビー・オラウータンに教えるのだそう。
だから母親を失った赤ちゃんは森で生きる術を知らず、リハビリセンターに引き取られ
母親役の人間のに育てられるのだと、番組で言っていた。
全然知らなかった。
せっかくカリマンタンまで行ったのに、「可愛い可愛い」で終わってしまったよ。。
伐採された森の跡地には、パームヤシが植えられてる。
他の赤道直下の地域で、森をなくして代わりに大豆畑を作ったエリアもあるらしい。
どちらも燃料としておカネを稼げる作物です。
カリマンタンの後、西村雅彦はスラウェシ島へ移動。
スラウェシの伝統的家屋の屋根は、「凹」のように両端が大きく反り返ってる。
先祖が北方から船に乗ってやって来たので、船をかたどった屋根を作り、
家は必ず北の方角を向いてるという。
先祖を大切に暮らす人々が紹介されました。
スラウェシといえば、トラジャコーヒーの産地。
トラジャコーヒーは何杯も何杯もグビグビ飲んでいたはずなのに、その土地のことは
何一つ知らないで終わってしまったー。
インドネシアは島によって文化や習慣が全然違うのだから、ジャカルタにいる間に
もっと興味を持って見聞を広めれば良かったなー。
ミクロネシアでは、綺麗な海岸沿いのヤシの木がバタバタ倒れてる様子が映し出されてた。
地球温暖化で海面が上がったせいだそうです。
海際のお墓も海に呑まれていて、悲惨な状態でした。
このままだとミクロネシアのほとんどの島が海に沈んでしまうそう。
それはインドネシアも同じ。
「地球温暖化とは無縁な暮らしを送る人たちなのに」というナレーションが印象的でした。
たしかにー。
車もエアコンも使ってない、素朴な生活を送ってる人のお墓が、地球の反対側で
ガンガンCo2出してる国のせいでなくなっちゃうなんて・・。
今日も気温30度を超えてる赤道直下の国々に思いを馳せる、雪の日でした。
お天気おねえさんの一言に「ぎょえー!」と怯えた昨日の朝。
雪の日対策ってどうするんだっけ・・。
とりあえず食糧を買い込んで、あとは家の中でじーっとしてました。
でも、いざ雪が降り始めるとカメラを持ち出してベランダで興奮!
降る雪を見るなんて、何年ぶりだろ・・。
週末に撮っておいた番組を、コタツにもぐって見てました。
「西村雅彦・赤道大紀行」。
雪の日には似つかわしくないタイトル!
3年がかりで赤道直下の国や地域をルポした番組の完結編でした。
最後の旅は、インドネシアのカリマンタン島やシンガポール、ミクロネシアなど。
カリマンタンの赤道直下・南緯ゼロポイントは、野原の中にありました。
1メートル四方のタイルが敷いてあるだけ。
その周りはゴミだらけ!
なんか、インドネシアっぽくて思わず笑ってしまった。
ゼロポイントの側に記念館が建っていて、子供たちが大勢社会科見学に訪れてた。
「春分の日と秋分の日は、影が見えなくなるのがこの島の自慢でーす」
と子供たち。
その二日は島を挙げてのお祭りになるんだとか。
カリマンタンには、オラウータンの保護区があります。
私も実際に行って、沢山のオラウータンを見て来ました。
オラウータンの数が少なくなっている原因が、森林伐採による生息地の減少っていうことは聞いていたけど、ペットブームも原因の一つと初めて知りました。
オラウータンの赤ちゃんは高値で売れるため、密売者が赤ちゃんだけを連れ去り、抵抗するママ・オラウータンを殺してしまうんだとか。
オラウータンは子供を産んで8年間、次の子供を産むことなく、かたときも離れず
森で生きていく全ての力をベビー・オラウータンに教えるのだそう。
だから母親を失った赤ちゃんは森で生きる術を知らず、リハビリセンターに引き取られ
母親役の人間のに育てられるのだと、番組で言っていた。
全然知らなかった。
せっかくカリマンタンまで行ったのに、「可愛い可愛い」で終わってしまったよ。。
伐採された森の跡地には、パームヤシが植えられてる。
他の赤道直下の地域で、森をなくして代わりに大豆畑を作ったエリアもあるらしい。
どちらも燃料としておカネを稼げる作物です。
カリマンタンの後、西村雅彦はスラウェシ島へ移動。
スラウェシの伝統的家屋の屋根は、「凹」のように両端が大きく反り返ってる。
先祖が北方から船に乗ってやって来たので、船をかたどった屋根を作り、
家は必ず北の方角を向いてるという。
先祖を大切に暮らす人々が紹介されました。
スラウェシといえば、トラジャコーヒーの産地。
トラジャコーヒーは何杯も何杯もグビグビ飲んでいたはずなのに、その土地のことは
何一つ知らないで終わってしまったー。
インドネシアは島によって文化や習慣が全然違うのだから、ジャカルタにいる間に
もっと興味を持って見聞を広めれば良かったなー。
ミクロネシアでは、綺麗な海岸沿いのヤシの木がバタバタ倒れてる様子が映し出されてた。
地球温暖化で海面が上がったせいだそうです。
海際のお墓も海に呑まれていて、悲惨な状態でした。
このままだとミクロネシアのほとんどの島が海に沈んでしまうそう。
それはインドネシアも同じ。
「地球温暖化とは無縁な暮らしを送る人たちなのに」というナレーションが印象的でした。
たしかにー。
車もエアコンも使ってない、素朴な生活を送ってる人のお墓が、地球の反対側で
ガンガンCo2出してる国のせいでなくなっちゃうなんて・・。
今日も気温30度を超えてる赤道直下の国々に思いを馳せる、雪の日でした。