++おさんぽ日和+++

都内在住の栄養士。
2歳・ノンとの毎日を綴ります。
育児photo川柳、離乳食、日々思うコトetc

ティラミスのあとでピアノコンサート

2010-02-17 | おやつ
無印良品の手作りキットで作ったティラミス。
牛乳混ぜて冷やすだけなんですけど、ティラミスというかチーズ味の固いヨーグルトのような。。
ちょっと違うなーと思いながら、都立大のパーシモンホールへ。
ピアノコンサートを聞きに行きました。



パーシモンホールって大好き。
家から近いし駅からも近い。
気軽に行けるホールだけど、大ホールは1200人収容でとても立派。
地下にある図書館は、蔵書が豊富で外国の絵本もたくさんある。
コンサートの時間より早めに行って、絵本をパラパラ読みました。
欧米のだけじゃなくて、韓国とかアジアの絵本も多数。
言葉は分からないけど、どの国の絵本も楽しー。

さてコンサート。
行きたいと思った理由は、リストの「愛の夢第三番」がプログラムにあったから。
大学受験でレッスンお休みする前に、最後の発表会で弾いた思い出の曲。
「くっそー。これが終わったら受験一色かよー」
というやるせない思いをぶつけていた覚えがある。

憧れのリスト。優美で甘美で、愛の夢ってホントにこの曲の通りなんだろうなと思わせる
煌めきの旋律。

二胡を始めて以来、バイオリンやチェロなど弦楽器に興味が向いてたので
生のピアノを聞きに行くのは久しぶりでした。
バイオリニストや二胡奏者が楽器を片手に登場するけど、
ピアニストは手ぶらで出てくる。

考えてみると、出番の直前に楽器と離れ離れなんですよねー。
しかもほとんどの場合、自分のピアノではない。ホールに備え付けのピアノを弾かなくちゃいけない。
大物ピアニストだと、お抱え調律師をホールに連れて行って調整してもらうそうですが。

身ひとつで現れたピアニストが、黒くて巨大な、ピカピカのピアノの前に座って演奏を始める姿は、なんだか対決が始まるようにも見える。
ピアノの前に座って弾き出す瞬間は、こちらも息を止めてしまうような緊張感があります。

それにしても、最近の演奏家はトークもしなくちゃけないから大変だー。
曲紹介とか、ちょっとした音楽ネタを交えて笑いを取ったり。
いつからこういうスタイルが定着したんでしょう。
口八丁の演奏家が持てはやされるようになったからかな。

高嶋ちさ子が体の不調で演奏会をキャンセルした時、
「喋れる状態なら喋りだけでもいい」という声が多く寄せられたのだとか。

紅白とか歌番組なんかも、歌手が歌ってる時よりもトークしてる時の方が
視聴率が高いそうです。
・・よく分からない・・。

久しぶりのピアノコンサート。
二胡の演奏は90%が弓を扱う右手によるもの、といわれます。そのくらい右手が勝負。
音階を作るのは左手だけ。
和音が出せません。
一方、ピアノは両手10本の指で奏でる。
だからやっぱり多彩だし、とても華やか。
和音ていいなーって改めて感じました。