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徒花な日々

無趣味な様な、でも多趣味な様な、
でもアツい王道展開は大好きですよ
そんなヤローの日常です

王道というもの

2009-05-22 21:16:46 | ゲーム
ちょっとひょんなことから
「ワイルドアームズ2ndイグニッション」(1999)
を思い出したのでちょいと書いてみたいと思う。

今回のブログのタイトル通り王道な物語。
王道って使い古された物のように感じる方もいるのかもしれないが、
それは違うのだ。
王道とはちゃんとつくれば必ず面白くなる流れ、展開のことを言う。
だからこそひとはいつまでも王道に心振るわせる。
だって面白いからこそ王道なんだもん!!
確かに捻りをきかせた物語も面白いが、
王道を王道らしく面白く作るのは実はそれ以上に難しいのではないかと思う。
ワイルドアームズ2ndイグニッションはそんな王道展開を実に上手く描いていると思う。

ワイルドアームズ2ndイグニッションがどのくらい王道かというと、主人公だけ見ても
・主人公は「英雄」に憧れている
・主人公は強力な力をその身に宿す
・その力ゆえに苦悩する主人公
まさに王道主人公

そして王道が全開になるのがラストバトルである。
さらに箇条書きすると
・ラスボスは主人公に宿った力(実は破壊紳でしたー)
・ラストバトルは半分イベント、ラスボスと主人公のタイマン
・掟破りの世界中の人から力を集めての元気玉攻撃
(ちなみに元気玉の威力はどんどん上がっていく←人の意思がどんどん集まっていく演出)
(・BGMのバトル・VSロードブレイザーが神曲)
このゲームのラストバトルとは思えない少年漫画展開はどうだろう?
実際にプレイしてみると燃える!!
ただひたすらに燃える!!
元気玉を使うたびに今まで出会った人達が登場し
彼らからのメッセージが出る演出はもはやアニメの最終回の展開かって感じだし。
ラストとしてはこれ以上ない盛り上がりでアツいもの大好きな人なら十分満足できると思う。
大げさに言うと「星に生きる生命全て」対「破壊紳」ですからね。

ちなみに、主人公と宿った破壊紳の関係は
「うしおととら」のシャガクシャと白面の者の関係と置き換えると分かりやすいかもしれない。

あと、最後の元気玉のシーンで出てくる
誰かが「英雄」になるのなら
誰もが「英雄」になれる
はストーリー展開からすると名言だよな~。
主人公の
英雄なんていらないッ!!
もスゲーいんすけど。

と、こんな文章を「バトル・VSロードブレイザー」ロックアレンジを聴きながら書いています。