さて、トールギスは硬くて、強くて、速いんだぜ。
だからカッコイイんだぜと以前書きましたが、
逆のアプローチで兵器としての強さを追求した機体を紹介してみたいと思います。
それは「グラハム専用カスタムフラッグ」
最近の機体ですね。「機動戦士ガンダムOO」に出てくるMSです。
好きなんですよ、この機体。
この機体の特徴は「装甲を犠牲にして速さを追求した機体」ということです。
なんか旧日本軍の傑作機「零式艦上戦闘機」通称「零戦」みたいな特徴っすよねー。
こーゆーバランスの崩れたカスタム機ってかっこよくないですか?
実際の世界では量産機というのはあらゆる要素をバランスよく実現させたもので
試作機やカスタム機よりも総合的な性能はよいものですが、
(架空の世界ではよく究極の試作機とか登場しますが、現実ではあまりないですよねー。)
このグラハム専用フラッグはそんな現実のカスタム機の特徴を突いてると思います。
スピード最強、でも他はザルとか、すげーピーキー過ぎて絶対使いづらいっすよ。
しかもスピードありすぎてスペックをフルに発揮すると旋回Gでパイロットにもダメージ来るし…。
でも、そんな機体を吐血しながらも超絶テクニックで乗りこなすグラハムの姿がカッコイイのですよ。
乗りづらい機体だからこそ、乗りこなすパイロットの腕が際立つってのはトールギスも一緒ですけどね。
第2期でミスター・ブシドーになってなんかあんまパッとしなかったグラハムですが、
1期のグラハムはセリフは変でもスペックで劣る機体で戦う燃える男だったなぁ~。
「そんな道理、私の無理でこじ開ける!」
「今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だ!」
このころのグラハムは漢でカッコよかったなぁ~。
コレ主人公だろ?って感じで。