土曜日、久しぶりにのんびりしようと
さいたま新都心のMOVIXさいたまに
「ガンダムUC(ユニコーン)」を観に行ってきました。
宇宙世紀の正当な続編ということで楽しみにしていたし、
ネットなんかの感想でも概ね良好、というか大体絶賛ということで
結構期待していました。
で、観た感想としては
これはヤバい!!面白すぎるし、カッコよすぎる!!
カッコよすぎてイきそうになった!!
ってなくらいに面白かったです。
キャクターのデザインは今風ではなくあくまでも宇宙世紀ガンダム風なデザイン。
それでもヒロインのミネバ・ザビは十分キレイでした。
そう!ミネバがヒロインなんですよ!
ファーストで赤ん坊だったミネバがUCでは16歳
ファーストからUCまで16年もの歳月が重ねられてるなんてやっぱ宇宙世紀は大河ドラマですねぇ…。
MSの戦闘描写はまず冒頭のクシャトリヤ対スタークジェガンの戦闘でもう
掴みはオッケィ!ですよ。
クシャトリヤの発進シーンとか質量を感じられる重厚な描写だったし、
その一方でスタークジェガンは身軽な動きに描かれていて
ちゃんと動きの一つ一つまで考えられているなぁって感じでした。
重量のある
クシャトリヤを多数のバーニアで動かすのは
車で例えるなら
ハイパワー四駆のインプやランエボ。
一方
軽量で小回りの効くジェガンは
車に例えるなら
軽量なFF、インテやシビックのようなイメージですね。
そんなクシャトリヤとスタークジェガンの戦いはクシャトリヤのファンネルが僚機のジェガン2機を撃墜して戦闘の合図となります。
ここの
クシャトリヤのパイロットのマリーダが目を閉じて
開いた瞬間にファンネル一斉射撃開始ってのが音楽の良さもあって
最高にテンションの上がるシーンになっています。
そこからのクシャトリヤとスタークジェガンのアツい戦闘。
スタークジェガンのパイロットの迷いの無い余裕のある機体操作にエースの技量も感じさせてくれます。
連邦やられメカではないジェガンの姿と
名も無きパイロットの勇姿は一見の価値ありです!
その後、主人公のバナージ・リンクスが登場するのですが、
ここは王道でヒロインのミネバの登場が主人公の世界を一変させるって感じに描かれています。
だって、二人の出会いが、宮崎アニメの傑作「天空の城ラピュタ」と一緒で
"空から女の子が降ってくる"ですからね♪
まぁ、あっちは幻想的でしたがこっちは完全にアクションシーンです。
そうやって出会ったバナージとミネバ(オードリー)ですが、
1話では思いっきりバナージ振られてましたね(笑)
「君が誰だろうと構わない!君俺のことを必要だと言ってくれ!」
「必要ない」
「なっ…」
「あなたは、もう私に関らない方がいい」
(´・ω・`)ショボーン
てなやりとりですからね~。
2話以降どうなっていくのか気になります。
バナージとオードリーの部分を見ると正統派なボーイ・ミーツ・ガール物とも取れなくは無い感じです。
そしてコロニー内で始まるクシャトリヤとロンド・ベル
(やっぱロンド・ベル、ブライト・ノア、ニュータイプ、ファンネル
そんな言葉を聞くと宇宙世紀だなぁって実感しますね。)
との戦い。
死んでいくクラスメイトや先生。
そしてバナージに託されるガンダムユニコーン
爆炎の中でのユニコーンの起動シーンは
直前のバナージとカーディアス・ビストとのやり取りのよさもあって
ちょっと涙腺にくるカッコよさでした。
やっぱりここも音楽がイイ!
ここまでくるとよく分かるのですがMSのコクピット内部の描き込みや設定が
時代が進んだ分より緻密になっています。
10年前の逆シャアのコクピットよりもよりリアリティのある、
なんというかなんとなく動かせそうなインターフェースに見える?感じに描かれていて
リアルだなぁ…って思わせるコクピットになっています。
起動したユニコーンがクシャトリヤをコロニー外へ追い出し
ユニコーンがシステムNT-Dを起動させ、
ミネバが
「ガンダム…」とつぶやいて第1話は終了。
第2話への期待が最高に高まるいいヒキだったと思います。
やっぱりガンダムUCはMS同士の戦闘描写がとてもキレイでしたね。
これはブルーレイ画質で観るべきだなぁって思いました。
俺もブルーレイ再生環境を持っていないのに思わずアマゾンでブルーレイ版を買ってしまいました。
さーどうするべ?
そして今までの宇宙世紀作品を見ていればニヤっとするようなポイントもいくつか出てきたり、
製作スタッフは本当にガンダムが好きなんだなぁっていうのが伝わってくる
とてもよい作品だったと思います。
劇場での上映は今週いっぱいで終わってしまうようなので
劇場で見たいひとは急いだ方がいいです。
あとはブルーレイ、DVD、PS3でのネット配信で見れますが
必見だと思います!!