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徒花な日々

無趣味な様な、でも多趣味な様な、
でもアツい王道展開は大好きですよ
そんなヤローの日常です

ゲームの話その3(後編)

2009-05-08 22:32:30 | ゲーム
というワケで昨日は暴走して色々書きすぎて結局全部書ききれなかったので
秋葉の続きを。

表ルートのメインヒロインがアルクェイドだとすれば
裏ルートのメインヒロインは秋葉でしょうね。

裏ルートの最初、秋葉ルートでは完璧妹として振舞っているところから
徐々に鎧が剥がれてきてその本心
「お兄ちゃん大好き」「兄さんが私の人生の全て」
なところが出てきて、俺の心は簡単に陥落したりしちゃったのですが、
結構ビターエンドで終わり俺の心にかわいい妹遠野秋葉として心に刻まれました。
ここまでだったら多分普通で終わっていただろうなー。

翡翠ルートはー、
このルートの価値は最後の最後ですね、そこに集約されると思います。
個人的には月姫最大の衝撃の事実が判明するルートです。

そしてかなり個人的な意見ですが
秋葉の魅力が最も溢れるルートがオーラスでもある琥珀ルートです。
このルートは最後の最後という位置づけなので
色々今までとは違って変則的に物語が展開していきます。
ここでの秋葉は今まで隠してきた、抑えてきた想いというか欲望を
リミッター解除って感じにもう好き放題、やりたい放題です。
暴れまわってくれます。
もう大好き兄さんを使用人の琥珀さんに取られそうになれば嫉妬全開だし
終盤じゃあ
「―――泥棒猫。殺しておけば良かった」
こんなステキな嫉妬過ぎるセリフも吐いてくれます。
俺はこの本能全開で壊れちゃった秋葉が大好きです。
昔からなんかこう能力的にバランス悪かったり
尖った能力設定だったり
一個の事にのみ特化してたり
そーゆーバランスの悪い壊れた感じが好きなので
終盤の秋葉にはもー心を奪われまくってましたね~。

でも、多分俺が琥珀ルートの秋葉に一番引き込まれたのは
他のルートで隠してきた思いを思う存分ぶちまけている秋葉が
ちょっと幸せそうに見えたからなんだろうなぁ…。
やっぱり社会という群れの中で生きていくってことは
色んな物を我慢して飲み込んで群れに順応することだと思うし、
それが人間という生物の正しい生き方だと思うけれど、
秋葉みたいに表に出せない感情は誰しも持っていると思う。
そんな思いに自分が「壊れた」という理由を得て
思う存分突き進む秋葉に憧れた部分もあったんだろうなぁ…。
欲しいものを得るためなら邪魔な人は殺すとか躊躇なく言える秋葉は輝いていた。

実際ゲーム内でも能力全開で戦えばかなり強い部類には入るだろうし。
惜しむべきは設定上昼間に戦った方が強いと思われること。
このゲームでの戦いは夜しかないのでそこがハンデかな?
まぁ、そのハンデがなければ琥珀ルートの秋葉は手が付けられないか…。

ん~、やっぱり月姫というか秋葉について書くと長くなってしまうなぁ~。