goo blog サービス終了のお知らせ 

クラシックの日々~“第5幕”物語

クラシック音楽専門ビデオ撮影会社≪スタジオACT5≫で繰り広げられる日々のお話。

どこを見ても。

2006年11月05日 23時39分42秒 | 撮影日記

今日は、先日GPに行ったバレエ教室の本番。

 子供たちのウオーミング・アップ

新入りのマイクもデビューです。

 見よ! この雄姿 

 

本番ともなると、子供たちはきれいにお化粧をして、みんなとても可愛かったです。

これは、娘がいたらバレエをやらせたくなるなぁ、と納得します。

 

今日の撮影は、1台は全景固定で、もう1台で寄りの画を撮ったのですが、

ひとりでカメラを動かしてみて、自分がどれほど他のカメラマンに頼っていたかが

よくわかりました。

独立前には思いもよらなかったことです。

それだけみんな、とても信頼でき、頼りになるスタッフばかりです。

ありがたいと思います。。

 

 

さて、ホールの前は、先日以上のにぎわいが・・・

 

にぎわいのワケは、これ。

 

まさにお祭り気分。

お祭りといえば、やはりこれですね

 

今日はどこを見ても、親子の姿が微笑ましい一日でした。

 

ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるとうれしいです。

           にほんブログ村へ

           人気blogランキングへ

            ありがとうございました。

 


なつかしい同窓会気分。

2006年11月04日 23時58分07秒 | 撮影日記

今日は、みなとまち横浜の某ホールで撮影でした。

 リハ風景

某都立F高校の管弦楽部が創立40周年を迎え、それを記念しての演奏会。

ここの高校のオケからは、何人も僕がいたワ○オケに入団していて、

今回のこのオケにも、偉大な先輩方が参加していらっしゃいました。

本当に久しぶりにお会いできた先輩方に御挨拶できて、うれしかったです

実はこのF高オケは、以前ブログに書いたのですが、大学時代友人と見に行って

その熱い演奏に泣けてしまったオーケストラで、

OBによる今回の演奏も本当に熱く、あのころの想いがよみがえるようなものでした。

おそらく皆さん、高校時代を思い出しながら、演奏していらしたのではないかと想像できます。

いい学校だし、いい部活だなぁ、と感じられます。

高校時代に、こんなに熱く燃えることができることがあった人たちは、幸せです。

そういった経験は将来長い目で見たとき、絶対にプラスになるし、

人生も豊かになるのではないかと思います。

今日は、僕も何年も前に戻ったような感じで、その場に参加させてもらいました。

一般のアマチュアオケとはまた一味違った、いい演奏会でした。

 

ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるとうれしいです。

            にほんブログ村へ

            人気blogランキングへ

             ありがとうございました。

 


撮影本番がないと・・・。

2006年11月03日 23時23分07秒 | 撮影日記

気持ちのよい秋晴れの日・・・

某市民会館で、

5日に撮影するバレエ教室発表会のGP(通しリハーサル)がありました。

仕事でいくつもバレエ発表会を見てきましたが、

この教室は、子供たちがとてものびのびと楽しそうに踊っている教室でした。

先生とゲスト・ダンサーの方のパ・ド・ドゥは、かなりの感動ものです。

GPなのに、見ていて泣きそうになりました

本番がとても楽しみです。

 

この市民会館は、神社の敷地内にあり、今日は七五三のお参りでにぎわっていました。

参道には屋台も出ていて、のんびりとした、いい空気でした。

菊花展もやっていて、秋満喫の一日でした。

撮影本番ではなくホールへ行くのは、とても穏やかで楽しいものですねぇ

本番がある時はこうはいかないから・・・

 

ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるとうれしいです。

          にほんブログ村へ

          人気blogランキングへ

            ありがとうございました

 


撮影は『祈り』。

2006年10月19日 20時08分09秒 | 撮影日記
今日、今度一緒に撮影をするスチール・カメラマンさんと話をした。

彼は師匠からこう言われたそうだ。

写真を撮る姿は『祈り』の姿に似ている・・・。

英語では“shot”でライフルを撃つ構えにも似ている。

大切なのは、どういう心構えで写真を撮るか。


*************


撮影することは、たしかに『祈り』である。
『撮らせていただく』という気持ちがなければ、いいものは撮れない。
実は、僕は、本ベルが鳴り、ステージに演奏者が入場する時、
とてもおおきなもの、(音楽の神様とか・・・、上手く表現できないけれど)
にむかって祈っている。

撮影していて自分の想いを超越した映像ができるときがある。
これはまさに『神様からの贈り物』なのだ。

繰り返し繰り返し事前に勉強し、打ち合わせをし、そうしたことに
おおきな力が応えてくれる。


こういうことがわかっている人と仕事ができることを、僕はとても幸せに思う。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけるとうれしいです。

      にほんブログ村 クラシックブログへ
こちらもあわせてクリックお願いいたします。
      
     ありがとうございました。


   

ウィーン・アンバサーデ・オーケストラ、よいですよ。

2006年10月11日 21時46分35秒 | 撮影日記
今日撮影に行ってきたウィーン・アンバサーデ・オーケストラって
かなりよいですよ。

正直、ウィーン・リング・アンサンブルよりはおちるだろう・・・と思っていたのだけれど
とんでもない!!

メンバーの皆さんは若いうえに、とてもマジメに音楽に取り組んでいる様子が
垣間見られる。
リハーサルのときは、アンサンブルが気に入らなかったのか、表現の仕方の確認なのか
テンポをゆっくりにして一音一音確認しながら合わせていたし、常によりよいものを
演奏していこう、とするあくなき探究心が感じられた。

前半モーツァルトで、後半ヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツ集だったのだが、
いやぁ、後半の演奏のすごいこと。
こういう演奏は撮影しちゃいけませんね。
もう、席に座って聴いていたくてたまらなかった。
「浮気心」から始まり「ウィーン気質」「ジプシー男爵」(歌付)
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「ピチカート・ポルカ」「雷鳴と電光」
そして、「美しく青きドナウ」

ウィーン・フィルだけが、ウィーンの心を表現できると思ったら大間違いね。
たしかにウィーン・フィルは別格なんだけれど、ウィーンの他の音楽家たちも
すごいです。
音楽に対する心も体もど真ん中って感じでした。

アンコールもとても楽しませてくれるプログラムで、本当にいい演奏会でした。

お薦めですよ、ウィーン・アンバサーデ・オーケストラ。
今度は絶対演奏会に行って、堪能したいと思います。



ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけるとうれしいです。

      にほんブログ村 クラシックブログへ
こちらもあわせてクリックお願いいたします。
      
     ありがとうございました。


フィンランドの次はウィーンの香り。

2006年10月10日 19時40分34秒 | 撮影日記
明日はウィーン交響楽団のメンバーによる「ウィーン・アンバサーデ・オーケストラ」という
チェンバーオケの特別公演の撮影。
前半モーツァルト、後半ウィンナー・ワルツというプログラム。
いつもと感じが違うので、ちょっと緊張気味です。

今日は、明日やる曲の勉強と打ち合わせをするため、せっかくなので
クライバー・ウィーンフィルのニュー・イヤー・コンサートのDVDを観ていた。

ホント、クライバーいなくなって寂しい・・・ 

一緒に観ていたTさんも「タイムマシーンがあったら、ここ、この場所に行きたい!」
としみじみ言っていた。。

以前は、こういうDVDはカメラワークやスイッチングを重点において観ていたのだが、
最近、楽器を再び弾き始めたせいで、ヴァイオリン奏者の弾き方に注目してしまう。
やっぱりあきれるほど上手いんだよなぁ。。
でも、観ていると自分も上手くなったような気分になるから、不思議


明日も本場のウィーンの香りを聴かせてくれることでしょう。
仕事じゃなければ、もっといいんだけれど・・・。



ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけるとうれしいです。

      にほんブログ村 クラシックブログへ
こちらもあわせてクリックお願いいたします。
      
     ありがとうございました。


ラフマニノフ:交響曲第2番。

2006年08月30日 22時48分26秒 | 撮影日記
ご無沙汰していて申し訳ございませんでした。
最近は時間があっ!という間に過ぎていってしまいます。
もう秋ですねぇ・・・。
外ではムシの声がします。。

というわけで、秋にぴったりの曲はこちら!
           って誰かのパクリかよっ


先日の収録で、撮ってきましたラフ2。(もこみちクンの映画じゃないです、念のため)
ピアノコンチェルト2番のほうは、学生時代オケで演奏したことがあって、
その時から『交響曲の2番もすごいイイ曲なんだよ!!』と主張している友人がいた。
へえ~、そうなんだぁ、と思いつつ学生の頃には出会えなかった曲。
この仕事を始めて、数年前やっと聴く機会に恵まれた。
おそらくこの交響曲を聴くと、ほとんどの人はその虜になるのではないだろうか?

僕もはじめて聴いたときは衝撃をうけた。
特に3楽章。っていうか3楽章だけ。いや、他の楽章もすばらしいけれど・・・。
こんな気持ちを盛り上げてくれる、美しい音楽があったのか! 
と毎日何回となく、繰り返し聴いていたものだ。

仕事でも今まで何度か撮影したことがあったのだが、今回は独立後初ラフマニノフ。
演奏も撮影もとても楽しみに臨んだ。

音楽が、流れながら徐々に盛り上がっていくさまをいかに表現するか。
演奏もとても盛り上がりをみせる内容で、撮っているほうもそれにつられるように
自然に流れていくように撮れたと思う。
満足はしていないけれど、ウチらしい映像になったのではないかな。


今回のオーケストラの代表Kさんから、演奏会終了後のレセプションにお誘いいただいた。
前回も撮影させていただいて、実は別のオケでもお会いしていて、
今回撮影でパートナーを組んだカメラマンのM君とKさんはオケのお仲間である。

とても温かく迎えていただき本当に楽しかった。
M君は僕以上にウチの会社を宣伝してくれて、なんだか、とてもうれしかった。
たくさんの人に支えてもらっているなぁ。。とシミジミとありがたく感じた。


僕たちは絶対に仕事をおろそかにできない。
演奏者が一音一音に想いをこめて演奏するように、
僕たちもその一音一音を刻みつけていかなくてはならない。

もっともっと音楽の深みを表現していきたい。
映像はとっても正直なものだから・・・。



ブログランキングに参加しています。
応援クリックしていただければうれしいです。

       にほんブログ村 クラシックブログへ

こちらもあわせて応援お願いいたします。
       
   ありがとうございました。



再出発。

2006年07月31日 15時49分27秒 | 撮影日記
7月の撮影月間も終わりました・・・。
撮影のことだけに集中することができたここ数日の時間を思い返すと、
様々なことが頭をよぎります。
撮影に関しては反省することばかりです。
やればやるほど新たな課題があらわれてきます。
撮影スタッフ全員の想いが同じ方向を向いていなければ、いい撮影はできないことを
身にしみて感じました。

ここのところ自分にとって想定外のことが続き、ご迷惑をおかけした方々に
心がひきさかれるような想いでいるところです。
いまいちど原点にたちかえり、新たに出発することができれば、と思っています。

『いいものをつくりたい』と僕に向かってきてくれる撮影スタッフが
ひとりひとり増えていってくれていることが、なによりの救いです。
僕の足りないところを補ってくれる事務所スタッフも、支えてくれています。


前に一歩踏み出さなければいけません。



ブログランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 クラシックブログへ





マーラー再び。

2006年07月26日 23時51分14秒 | 撮影日記
マーラーシリーズ第2弾がどんどんと近づいてきました。
先日の1番に続き、今度は7番です!

今日、一緒に撮影をする信頼すべき撮影スタッフM君と打ち合わせをした。
彼は打楽器奏者で、以前自分が所属しているオケで7番を演奏している。
雲をつかむような思いのするマラ7に、『この曲のどこがいいの??』と尋ねると
『いや~、7番はマーラーの中でいちばんマーラーらしい曲ですよ!』
と眼鏡の奥の瞳を輝かせ答えるM君。

『9番とかは手直しする時間があまりないまま亡くなっちゃったから、
あの曲はまだまだちょっと中身がうすいんですよね』

へえ~、なるほど・・・。そうなのかぁ。。

今度、アバド・ルツェルン祝祭管弦楽団のマラ6を聴きに行くらしい。
チケットとれたんですよ~ と瞳を輝かせうれしそうに語っていた。



僕は高校時代、マーラーと太宰は聴いたり読んだりしたら生きるのがイヤになって
死にたくなるのではないか、と思いずっと敬して遠ざけてきたし、
大学時代は『マーラーはオケをこわす』と御大がのたまい、一切近づかなかったので、
近年あらゆるアマオケでマーラーをやるのをみて、
よくあんな難しい曲をやれるよなぁ、と感心している。




さて、スコアラーのTさんも交え、スコアとCDで撮影箇所をチェックしていく。


 ここだけグロッケンふたりでたたきます。  

        ほおおお!



 ここのカウベルは舞台裏ですけど、こっちはステージ上で鳴らしてます。 
 
        ほおおおお!!



この「ぱたぱたぱたぱた」っていってるのはなんていう楽器?
 『ルーテ』といって木の棒でバスドラのふちをたたいてるんですよっ。 

        ほおおおおお!!!



 この曲はあんまりないですけど、ここでベルアップしてますね。
 ここでコルレーニョ。

  ・・・・・・・



講師M君のおかげで、靄がかかっていた曲がずいぶんと浮かび上がってきた。
あとはバランスと割り振りを考えて創り上げてゆく作業になる。


残された数日を全力で駆け抜けます!
   


ブログランキングに参加しています。
下のバナーをクリックしてくださいね。

にほんブログ村 クラシックブログへ
こちらもあわせてよろしく!




マエストロのオーラ。

2006年07月24日 21時21分56秒 | 撮影日記
マネージャーTさん出演(カッコー)Eフィル演奏会が終わりました・・・。

Tさん宅では、演奏会を見に来た子供たちが
ぐおおおおおお!
と叫びながら、髪を振り乱し指揮をするのが大流行らしいです 

おそらくE区周辺のお子様のいらっしゃるご家庭では、同様の
コバケン症候群が蔓延しているものと思われます。




今回は僕自身、本当にものすごく勉強になりました。
前日GP、当日のリハ、本番とその場に立ち合わせていただけて
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
神経の研ぎ澄ませ方、音楽に対する姿勢。
あらゆることが、『そうそう、そうなんだ』と心にしみいりました。
自分自身の反省すべき点やいたらない点が、それによってみえてきて
まだまだやらなければならないことは山のようにある、と痛感しました。
それと同時に、僕の音楽と向きあう方向性のとてもよい指針となりました。

今までたくさんの指揮者で僕自身演奏もしてきたし、
この仕事を始めてからも多くのリハーサルをみてきたけれど、
本当にいい指揮者というのは、多くの人の心の中のものをわきあがらせ、
みえないものを敏感に感じさせてくれるのだ、とあらためてわかりました。
ウィーンフィルの演奏会でいつも感じる、音楽に対するものすごく繊細な、
大事にいつくしむ気持ちと同じ想いを、マエストロの指揮や言葉に感じました。

できることなら、しばらく仕事をほっぽっちゃってマエストロにくっついて歩きたいくらいです。
(やべっ、Tさんがまたオニになる・・・『会社どうするんですかっ!』)


今回、撮影させていただけて、あらゆる方々に感謝しています。
製品で少しでもお礼とさせていただくことになれば幸いです。



このあと、またまたマーラーの難曲がひかえています。
少しでもいいものができれば、と思っています。



皆さんのクリックのおかげで、また書く気力がわいてきました! 
ありがとうございます。

にほんブログ村 クラシックブログへ
こちらもあわせてクリックお願いします!