クラシックの日々~“第5幕”物語

クラシック音楽専門ビデオ撮影会社≪スタジオACT5≫で繰り広げられる日々のお話。

GW特別企画! お遊びコ~ナ~!!

2006年04月29日 18時05分33秒 | ACT戦隊
謎の組織『ダラ・ダラ~』の≪だらだらビーム≫を受けたACTブラック。


ACT戦隊たちはブラックのことはすっかり忘れ、
今やACTまつざきしげるにゾッコン

色の配合情報までGETし、意気あがるオレンジとピンク。




ラメの動向は?



新たなACT戦隊の参戦はあるのか?




GW中に動きがあるのか 





ACT戦隊からますます目が離せないぜっ 






           ~GW中のACTブラックはこんな状態かも~




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嗚呼、『ドナドナ』。。

2006年04月29日 16時06分47秒 | Weblog
皆さんは『ドナドナ』をご存知だろうか・・・

そう、あの、えもいわれぬもの悲しいあの歌を・・・



****************



ある日・・・


僕はウチでテレビをぼけ~っと見ていた。
あるタレントが『ドナドナ』のことを話していた。

隣にいた妻が、
「ドナドナってなに?」
という。

え? あのドナドナだよ。歌の・・・。知らないの?
という僕にむかって、

「え~? しらな~い。なにそれ」
とあっけらかんと答える妻。

なにか美味しいお菓子かなにかだと思ったのだろうか? 

一体、どういう人生を過ごせば、
『ドナドナ』を知らずに、ここまで生きてこれるんだ 
彼女は、小学校からエスカレーター式の私立の学校出身で、
やっぱりそういうところにいると、ああいう歌は耳に入らないのだろうか・・・



僕は、キョトンとしている妻に少し怒りを覚えつつ、『ドナドナ』を歌ってやった。

荷馬車の上で揺られている子牛の悲しそうな瞳が、心にうかぶ。。
いくつになってもあの歌は、胸がしめつけられ、涙がこみあげてきそうだ・・・




1番を歌い終わり、
どう? かなしい歌だろ?

としんみりして妻に問いかけると、

なにその辛気臭い歌はっ!
やっだぁ~~

といい、
ドナドナっていうから、もっと楽しい歌かと思ったぁ

と、いうや否や
ドナドナッ へい! ドナドナッ 
と、手拍子をうちながら、踊り始めた。







嗚呼・・・ドナドナ・・・ 








子牛の悲しそうな瞳が僕に語りかけてくる。。




あの子牛は、こういうとても平和なひとたちのところに
売られてゆくのだろうか。。




ドナドナッ!と叫び、ニコニコしながら幸せそうに踊っている妻を
呆然と見つめながら、僕は子牛の行く末を案じていた・・・






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(調べてみると『ドナドナ』はとても深い意味がこめられた歌のようだ。。)



音楽がつなげてくれる出会い。

2006年04月28日 21時30分40秒 | 想い・オーケストラ
この仕事をやっていて、幸福を感じることはたくさんあるけれど、
その中のひとつに、『今まで知らなかった曲との出会い』というものがある。

最近のアマチュア・オーケストラは、とても難しい曲やよく知られていない曲などを
取り上げていて、よくこんな曲を探し出してきたなぁ、
と感心させられることがしばしばある。
(単に僕が知らないだけなのかもしれないけれど・・・)

初めて接する曲をスコアを見ながらCDで聴いていると
(所謂“レコ勉”。今でも“レコベン”ていうのかな?)
けっこうゾクゾクすることが多い。
魅力があるからアマオケで取り上げるのだろうけれど、
まだまだ世の中にはいい曲がたくさんあることを思い知らされる。


かつて、自分が演奏をしたことがある曲でも、撮影をするという視点で
スコアを見直すと、いろいろなことがみえてくる。
スコアは見れば見るほど、新たな発見がある。
百回見れば百の発見がある、といっても過言ではない。

あぁ、この部分はこうなっていたのか、とか、
この楽器はこんなことをやっていたのか、とか、
今まで聴こえてこなかった音が聴こえてきて、クラシック音楽の奥深さを感じる。


僕は、小学生のときからギターも弾いていて、
中学・高校とフォークギターやエレキギターにも手を出し、
ヘヴィメタとかをキュインキュインいわせてコピーしたりしていたのだが、
結局はクラシックギターにもどった。
同じ曲を何度弾いても飽きることがなく、弾けば弾くほど深みが増す
クラシックに惹かれていった。

高校時代からオケの曲はスコアを見ながら聴いていたが、とてもおもしろくて、
今やっていることとさほどかわりがなく、あのころのワクワクする楽しさが
全く色あせることなく持ち続けられるクラシックの魅力は永遠である。

クラシック好きの人たちは皆そういう想いを持っているだろう。

そういえば、大学オケに入った1年生のころは、
練習が終わるたびに誰かの部屋に仲間6、7人で転がり込み
(途中コンビニで皆でお金を出し合い、お菓子を買い込み)
皆に紹介したいお勧めCDを聴きながら、
朝までオケやクラシックについて語り合ったものだ。
なにしろ、クラシック好きというのはクラスにはほとんどいなくて、
周りに話相手がいなかった 
という連中がそれこそ全国から集まってきて、
いきなり周りは皆クラシック好きな連中 になってしまったのだから、
もう、毎日が楽しくて仕方なかった。


音楽は、音楽と人をむすびつけ、人と人をむすびつける。


僕は音楽の持つ力を信じ続ける。




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ひとつひとつを糧に。

2006年04月27日 16時19分50秒 | 想い・オーケストラ
仕事というものは、いつもいつもうまくいくというものではない。
毎日、反省と改善の繰り返しである。

自分達にとってできる限りのことを!
一歩でも前に進める余地があるならば、もう一歩踏み出してみよう!

会社を設立してから、毎日が試行錯誤の連続で、
でも、僕たちは明らかに前に進んでいる、という実感がある。
一日として無駄な日はない。

音楽とともに歩んでいける日々に感謝している。

どんどんハードルを上げても、ちゃんとついてきてくれる仲間に感謝している。


環境によっては、自分の全力を出し、日々を過ごせない人もいると思う。
でも、くさらず自分なりに日々を大切に過ごせば、必ず実を結びます。
必ず、自分の力を発揮できる場に立つことができます。
それまでのことが、ひとつにつながる時が必ずきます。


何年かかるかわかりませんが、あきらめないことです。




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撮影の素晴らしさ。オーケストラの素晴らしさ。

2006年04月26日 21時12分54秒 | 想い・オーケストラ
たったいま、製品の出荷を終え、ほっとしているところ。。

自分たちの会社を持ってから、とにかくひとつひとつの撮影に対する思い入れや
時間のかけ方は、事務所の皆が納得するまでつっこんでやっているので、
製品を出荷する瞬間はグッとくる。

まさに、手塩にかけたわが子を旅立たせる気分である。
(僕には子供いないから、ホントのところはよくわからないけど・・・)
団員の皆さん、喜んでくれるといいなぁ・・・
という、なにかプレゼントを渡すときの気持ちと同じ気分

DVDを1枚1枚チェックし、ケースに入れ、それを梱包する。
製品を送り出すときの箱は、使いまわしのものではなくきれいな箱で出したい、
という僕の想いを事務所の皆は理解してくれて、ほんの数十円なのだけれど
会社設立当初から、箱にもお金をかけている。
そしてまたまた僕のわがままなのだけれど、
箱にウチのステッカーを貼りたい!
という希望もかなえてくれて、デザイナーのSさんがつくってくれた
≪ACT5ステッカー≫を貼っている。

このステッカーは僕だけが貼ることができるものらしい。
(今日はじめて聞いた。皆、ありがとう。)


今日、改めて製品を通して観たのだけれど、
(製品にするまで僕は5、6回は繰り返し見ている)
撮影というものは本当に魅力的なものだと感じる。

映像の撮影というものは、時間そのもの、流れている音楽そのものを
とらえなければならない。
写真のように“切り取る”行為ではない。

すべてが音楽でなければならない。

繊細でなければならないし、
大胆でなければならないし、
おおらかでなければならない。

何度やってもとてもこわい。
撮影の前日はこわくて『撮影にいきたくない。。』と思うことはたびたびある。
不安を少しでも減らすには勉強するしかない。
勉強と映像のイメージをつくりあげること。

でも、本番に入るとまったく思いもよらない映像がうかんできたりする。
事務所の落ち着いた場所では絶対につくることができない画を
現場でつくっていたりする。
それは、すべて、生きた音楽がそうさせていると感じる。

ビデオカメラでは、演奏者ひとりひとりの表情が手にとるようにはっきりとわかる。
ここは、こう吹きたい。
ここは、こう弾きたい。

吹き終わった後のほっとした表情。
しまった、という表情。
よしっ、という表情。

全部わかるし、それがすべて音楽にあらわれる。

オーケストラはひとつの大きな生き物だ。

それをとらえることは、なんともいえない魅力です。

様々な人たちの協力で撮影ができ、自分が思ったように時間をかけ曲の勉強をし、
自分が思っていた以上の映像表現ができたとき、とてつもない幸福感に包まれる。

どこに感謝すればいいのかわからないけれど、
あらゆるものに対する感謝の気持ちはずっと持ち続けていかなければ。
そして、僕が感じた幸福感を少しでも多くの人にも感じてもらえるような
製品をつくりあげなければ。


オケの素晴らしさ、音楽の素晴らしさを伝えることができたらいいな。




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オーケストラは体育会系。

2006年04月25日 22時56分38秒 | 想い・オーケストラ
僕のことを直接知っている人は、
えぇ~?!と思われるかもしれないが、



僕は体育会系です!!




いくら、謎の組織『ダラ・ダラ~』の≪だらだらビーム≫を受け、だらだらしていても
心の底には体育会系の熱い血潮がフツフツとわいている。


僕が卒業した高校は江戸時代にできた藩校で、
現在でもバンカラ気質が残る学校だった。

その熱き魂を注入させられた儀式は、入学してまもなくやってきた。





入学したばかりの、とある昼休み。





僕たちは全員、講堂に集められた。
1200人ほどが入る講堂には、既に2、3年生も集まっていた。
僕たちは何が起こるのか見当もつかず、席についた。

講堂の前のブロックは1年生。
後ろのブロックは2年生。
2階席は3年生が陣取っていた。




なにがはじまるんだろう・・・




と、思っていた瞬間、突然

ドン、ドン!!
という太鼓の音とともに

うおおおおおおおおおお!!
待ってましたあああああ!!
という後ろの2、3年生の歓声。



前のステージの閉じていた緞帳がゆっくりと上がった。


まだ上がりきらない緞帳から、スーっと応援団旗がのぞき、通路には応援団の人たちが
ズラ~っと並んだ。

ステージの上には、3人。

団旗を持つ人。
太鼓を叩く人。
そして、真ん中は応援団長。


団長が口を開いた。

「これから応援練習をはじめる! わかってるかぁ!」

「・・・」  え? なに?


ポカンとしている1年生に

返事はあああああ!!

前から後ろから横から、講堂中から怒号がおこる。

「はい!」
びっくりして皆は返事をするが、


声が小さいいいいい!! おらあああああああ!!

さらに驚き、
「はいっ!」
と返事をかえす。

今から2、3年生が見本を見せるから良く見ておくように、と言われ、
起立して、後ろの2、3年生のほうを振り向く。


「2、3年っ!! 手本をみせてやれええ!!」
と言う団長の声に

よっしゃああああ!! まかせとけええ!!
とあちこちで声がとぶ。


団長がおじぎをし、
「センゲーーーン!!」
と叫ぶやいなや、

うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
という地響きをたて、2、3年生は立ち上がり、校歌を歌いはじめた。



その歌声に講堂中が響き、ガラスも割れるんじゃないかというほどの勢い。




驚きとともに感動さえ憶えた。




全くの聞き覚えで、1週間で1年生は6曲の歌を覚えなければならなかった。

その1週間は怒号と1年生の「はいっ」という返事が何遍となく繰り返された。


応援団長はとても怖かった。
鬼じゃないかと思った。

しかし1週間、全校生徒が一緒になり、力の限りぶつかり合い、歌を歌う中で
奇妙な連帯感が生まれた。
大声で歌を歌うことが、とても楽しくなる。
あの怖かった応援団長がとてもやさしい人なんじゃないかと感じてくる。


1週間が終わり、
「よし、1年! よくがんばった!」
という団長のことばで皆、団長のことが大好きになった。


その高校での3年間、本当に楽しかった。
今の僕の根底の魂をつくってくれたのは、あの学校の持つ伝統である。


時がたち、僕はある大学オケに入る。
このオケは、まさに体育会系! というところだった。

まず、あいさつはきちんとしろ、からはじまる。
新入生で先輩の顔なんてわからないんだから、楽器を持った人には手当たり次第
挨拶しろ、と言われた。
なにしろ大きな大学で、音楽サークルもとても多い。
挨拶するだけでたいへんだし、上級生はとても怖く見えて、声をかけるのも憚られた。



4年間どっぷりとそこにつかっていると、やはりオケは体育会系じゃないとダメだな、
なんて思ってしまう。
オケの規律はとても厳しくて、好き勝手なことは許されない。
でもその中でしか、なしえない音楽もあるのではないか、と思いオケを続けた。


今、こんな仕事をしているから、あのとき一生懸命やっていてよかったなぁ、
なんてのんきに思っているけれど
オケの世界は変わった世界ではある。
でも、なあなあでやっていたのでは、音楽をつくりあげることはできない。
音楽を目の前にすると、甘いことは考えられなくなる。
全身全霊、音楽にむかう。

そのためには、やはり体育会系の土壌は必要ではないかと感じる。



オケは文化系のおぼっちゃん、お嬢さんのもの、と思っている人へ。



オケはバリバリの体育会系です。
そして、そこで育った僕は体育会系なのです。



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『仲間に対する思いやり』とは。

2006年04月24日 20時03分32秒 | 想い・オーケストラ
僕たちの“相談役”としてお世話になっている方から、事務所に送られてきた八重桜の写真です。
とてもきれいだったので、ブログをご覧の皆様にもおすそわけいたします。




僕が大学オケをやっていた時、よく耳にした言葉に
『仲間に対する思いやり』というフレーズがある。

『仲間に対して思いやりを持て』とか、
『仲間を大切にしろ』とか、
『仲間を裏切るな』とか。。
耳にタコができるくらい聞かされた。
(ちなみに僕のいたオケでは、耳タコ集と呼ばれる鉄則がある)


僕が4年間大学オケをやっていて、今振り返って一番難しいと感じることは、
この『仲間に対する思いやり』である。

オケ弾きや楽器の演奏技術は、練習すればなんとでもなる。
曲の理解度や楽典は、勉強すれば納得できる。

けれど、『仲間に対する思いやり』だけは、
本当の意味を理解することはとても難しい。

自分では、相手を思いやっている、と考えていても、そうではなかったりする。
他人を理解することはとても難しい。
私利私欲を捨てることはとても難しい。

相手を心配する、とか、相手の立場になって考える、とかよりも、
もっと深いものではないかと感じる。

人に気を使わせないように、気を使え。
という言葉も同義語だと思う。


オーケストラは社会の縮図である。
様々な事柄が渦巻いている。

大学オケに所属している方には、まず、まわりの人たちを気にする、
ということをお勧めします。
それが、社会に出れば『会社』になり、『地域』になり、『国』となる。


人と人とのつながりが希薄になっている、といわれている現代社会において、
音楽でひとつになれる『オーケストラ』は、とても大切なものに感じる。


オーケストラや吹奏楽団に所属されていらっしゃる方々は、どうぞ可能な限り、
続けていってください。


心豊かな世界をつくるためにも。。




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御礼申し上げます。

2006年04月22日 21時17分54秒 | Weblog
さきほど、ふと、『クラシックブログランキング』をのぞいたら、





な、なんとっ!





ついに、1位になっているじゃありませんかっ!!
   (一瞬かもしれないけど。。)





これも皆様のおかげでございます。
ありがとうございます。
直接、御礼申し上げることができない方々に
この場をお借りして御礼申し上げます。

1位の名に恥じぬ内容にしていく所存でございますので、
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。





~今回は御礼のみなので、ブログランキングのバナーはつけません~





楽器をおいて、外へ出よう。

2006年04月22日 19時37分00秒 | 想い・オーケストラ
今回はマジメに書き込みますっ。


毎日毎日楽器を練習しても、うまくならないなぁ・・・と感じるときはあると思う。
楽器というものはいきなり上手になることは、ごく一部の天才を除いて
なかなかあることではない。

本当に地道な基礎練の積み重ねと毎日の練習の繰り返し。

地味な基礎練ばかりで、
こんなことやってて、本当にうまくなるのか? 
なんて思うことはしょっちゅうで、
ついついチャカチャカ曲を弾いてしまいがちになる。

でも、基礎がきちんとしていなくて曲が弾けたところで、それ以上にはいけない。
きちんとした音で、音楽的な表現もできて、自由に楽器を弾きこなす。
こうなるには、基礎練は絶対にかかすことができない。


音が減衰しないよう、ゆっくりロングトーンを繰り返す。
これだけでも続けるとかなり違う。


楽器を弾くことは、スポーツと同じだ。
まずは肉体の鍛錬。
いくら芸術性を持っていても表現できる技術がなければ、絵に描いた餅である。



力を抜く、ということもポイントのひとつだが、これもむずかしい。


僕は大学1、2年生の頃は、自分の頭で鳴っている音楽と、自分が出す音との
ギャップに苦しんだ。
こう弾きたいのに、ぜんぜんそう弾けない。。
毎日毎日、1日何時間も練習した。
『会堂裏』と呼ばれるオケの練習場で、辺りが真っ暗になるまで練習した。
それでも、なかなかうまくならない。

自分が思ったように身体が動いてくれない。

もどかしい思いをしながらも練習を繰り返していた。




あるとき。。




合宿でのこと。





夜、練習部屋で個人練をやっている最中。。




ふっ。。



と、弓を持つ右ひじの力が抜けるのを感じた。
後ろから、誰かに支えられているかのような感覚。



あっ。
と思った途端、なにかがふっきれたようにスラスラ弾けるようになった。
自分の思い通りに身体が動くようになった。
今まで弾けなくて苦しんでいたパッセージが、軽々と弾けるようになった。


あの感覚は今でも忘れることができない。




楽器を弾いていた頃は、
『1日練習しないと10日遅れる』などと言われていたが、
今になって感じるのだが、
根を詰めて練習してうまくいかないときは、楽器をおいて
パアァっと外に遊びにいくほうがいいんじゃないかと思う。




外に出て、いい景色を眺めて、気持ちを楽にする。




芸術と自然はお友達です。




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お遊びコーナー。

2006年04月22日 09時44分02秒 | ACT戦隊
ACT戦隊が思わぬ反響を呼び、僕の手には負えないので、
お好きなように遊んでください。。



**************************************************************************


続々と集まるACT戦隊の前に、ついに正体を現した 謎の組織 『ダラ・ダラ~』

ACTブラックが『ダラ・ダラ~』の≪だらだらビーム≫を受け、だらだらモードに陥った 


あきれるピンク 
オロオロし、お皿を割るオレンジ 

ギャグを考えるラメ 




そんな中、ついに『ダラ・ダラ~』の秘密基地を発見!


ACT戦隊は、ACTブラックのだらだらモードを食い止めることができるのか

はたまた、新たなACT戦隊の参加があるのか 



          乞御期待!!


あっ、バイオレットもいたんだね。

 

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