クラシックの日々~“第5幕”物語

クラシック音楽専門ビデオ撮影会社≪スタジオACT5≫で繰り広げられる日々のお話。

初心にかえる。

2009年05月14日 03時55分21秒 | Weblog
大学オケの同期Nが、新しく自分でマネジメント会社を設立し、
今日その会社の初仕事の演奏会がある、というのでお祝いに出かけた。

終演後、同期のKとHに会う。
Hはいろんなアマオケに乗っている男なので、撮影に行くとよく見かけていて
“よぉっ”って感じなのだが、
Kとは卒団以来十数年ぶりに会って、でも全然変わってなくてうれしくなった。
今は某証券会社でM&Aをやっているという。
さすが、学生時代には“偽善者”と呼ばれていただけのことはある・・・。

今日の演奏会に出演されていた、学生時代に教えていただいていたT先生と一緒に
ホール近くのレストランで会食。

片づけ終わったNも合流し、ワイワイといろんな話をする。


不思議なもので、あの4年間一緒に過ごした仲間たちといると
なんの壁もなく爆笑で話がはずむ。
みんな同じVn.パートで、特に僕たちの代はWオケVn.パート史上、
男が圧倒的に多い代で、本当に毎日バカなことをやって大笑いしながら過ごしてきた。


T先生が帰られた後、これまた卒団以来会っていないMと電話で話をする。
T大大学院から米I大へ留学して、こっちに戻ってきて今は学者らしいが、
学生時代“大バカ大臣”といわれていたMだけに、今もバカらしい(笑)
名前を検索したら最近の顔写真が某ページに出ていて、笑った。
全然変わってない。。
インタビューに答えているセリフも、もっともらしいことを言っているが、
どういう感じで言っているのか、手に取るようにわかる。
同期のBちゃんと結婚したのだが、「Bちゃん電話に出してよ」と言っても
もう寝た、とか言って出してくれない。
絶対嘘だね


みんな、学生のころの特質そのままでそれぞれの分野で活躍していて、
それがとても可笑しい。
そのまんま、ってのがうれしい。


Nの会社設立の経緯を聞くと、人と人との温かな“縁”があり、
周りの人たちに本当に助けてもらってここまできたことがわかり、
自分の会社設立当時のことが、腹の底からジンジンと鮮やかによみがえってきた。
いろんな人の温かな心に触れることができて、とても幸福な気持ちになったあのころ。
Nも初仕事を無事に終えて、たくさんの人への感謝の気持ちでいっぱいだと思う。
僕もなかなか寝付けなくて、こうしてブログを書いているくらいだから。

きっと今日までの日は、一生忘れないことだろう。
人に対する温かな気持ちは決して忘れない男だし、そんな意味もこめ社名も考えたのだろうし。

とてもいい社名だ。


おめでとう!
そして、お互い頑張ろう!