クラシックの日々~“第5幕”物語

クラシック音楽専門ビデオ撮影会社≪スタジオACT5≫で繰り広げられる日々のお話。

今年も無事仕事納め

2012年12月31日 17時55分07秒 | 事務所風景

さきほど、製品の出荷が終わり、なんとか今年も一段落ついた。

毎年毎年、紅白が始まるころには帰りたいなぁ、と年明けギリギリまで仕事をしているけれど、

今年はなにかとても落ち着いて年を終えることができそうだ。

 

フルハイビジョンへの移行のための、資金調達やら機材選定やら編集や撮影システムの試行錯誤やら、

やってる当時はそれはそれは大変だったと思うのだが、こうして軌道に乗ったいま、

その大変さがとても輝いてみえる。

それはまず一番は、これらすべて僕一人でやったことではなく、常に周りに支えてくれる人たちがいて

一緒になって頑張ってくれたおかげだからだろうと思う。

本当に感謝するしかないし、さらに仕事をよりよいものにして、充実したやりがいのある

会社にしていくことが、僕にできることだろう。

常に自分が誇れるものを世の中に出していくことしか考えていないので、

僕の周りで仕事をしている人たちはとても大変だと思うのだけれど、

自分の才能を信じ努力を惜しまない日々を続け、来年もさらに理想を高く掲げて

生きていきたいと思う。

 

今年一年、ありがとうございました。

また来年も充実した時間を過ごしましょう。

 


今年の撮影無事終了。

2012年12月28日 01時18分02秒 | 撮影日記

 

今日で、今年の撮影がすべて終了した。

 

今年は機材がすべてフルハイビジョンに切り替わり、激動の年ではあったけれど

何事もなく無事撮影を終えられたことは、なんとも感慨深い。

ウチの仕事はひとりではできない規模のものだけに、本当にチームでのまとまりが

肝心であるのだが、ウチの撮影スタッフはお互い助け合い補い合い、

少しでもよりよい撮影にしようという心意気に溢れた連中ばかりで、

僕としてはそんな皆を頼もしく誇りに思う。

 

いい撮影ができる時っていうのは、撮影スタッフだけじゃなく、周りの関わっているすべての

人たちの力がいい方向へ結集した時にこそ、溢れ出てくるように生れてくるのだ。

特に、ホールの舞台スタッフの方々の助けは非常に大きくて、おそらく一番お邪魔している

と思われるSホールの舞台スタッフの皆さんには、本当にいろいろよくしていただいている。

今日で今年最後なものだから、事務のスタッフの方にもご挨拶したのだが、

「いつも綺麗に使っていただいてありがとうございます」と言っていただき、こちらが恐縮したり、

舞台スタッフの方々には、

「不便なことがあったら何でも言ってください。出来ることは何でもやりますから!」

と、今日も大きな指揮者モニターやスピーカーも設置してくださって、

それはそれは快適な撮影をすることができた。

ここのホールのスタッフさんは、顔ぶれが変わってもどの人もものすごくいい方ばかりで、

にこにこ喜んで力を惜しまず協力してくださる。

それは、ステージの裏表すべてにおいて心配りが行き届いていて

ウチのT村さんなんて、「お嫁さんにしてほしい!!」と毎回撮影に行くたびに絶賛している。

こういう空気が、ホールのよさにもつながっていくんだなぁ、としみじみ思う。

同じように、いろんな心配りや思いやりがあってこそ、

人の心に響くよい映像作品となっていくのだろう。

来年も、お互いの温かい思いやりを失うことなく、いい撮影ができるよう祈るばかりである。

 

撮影も無事終わったし、あとは31日まで怒涛の編集をやるぞ!!