昨夜、マイケル・ウインターボトムの「グアンタナモ、僕達が見た真実」を見る。
昨夜はめずらしく客も20人近くいたように思う。それでも少ない。良い映画というか、マイケル・ウインターボトムはやはり好きな監督。全ての映画を見てはいないが、どうって事のない日常に寄り添わせるように物語を伝えてくるセンスが、たまらなく良いと思うのでした。
「グアンタナモ、僕達が見た真実」は9.11以降の対テロにまつわる実話を基に撮られた映画で、そんな中でも些細な日常の豊かさ(愛と書くとしっくり来るんざんしょが、愛なんて書くとイヤらしいかなと・・・これってどうなんざんしょ?笑)みたいなものをしっかりと伝えてくる。
しかし、その「自由を守る」とやらでいまだに何百人単位で人が死んでいる。
さっきオフィシャル・サイトを見たら監督のインタビューが載っていて『個人的には映画を作ることで、観客に何か特別な影響を及ぼし、それが大きな流れになることを期待するというのは間違っていると思うんだ。本質的に映画は、そういう大きな力は持っていなくて・・・』と。
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