ここ数日は、仕事終わりの帰り道も暖かく、あ～春やね～と何故か遠い眼をしながら感じ入っております。
僕は、熱狂的な宮崎駿の映画ファンというわけでもありませんが、「もののけ姫」をはじめ、いくつか好きな作品もあり、多少監督自身にも興味を持っていたので、すっかり忘れていた昨夜のN◯Kで放送されていたドキュメント番組を、偶然動かしていたチャンネルに引っかかり見つけ、「あっ、そうだった！ラッキー！」とばかりに見ていたのですが、予想を超えて面白かった。映画以上に監督のファンになりそう。もしかすると多くの宮崎駿ファンが期待しているやも知れぬ、頭上を虚しく飛び交う大安売りのヒューマニズムみたいなものを一言も口にする事もなく。それどころか、結構な偏屈ぶりと神経が露出したかのようなその皮膚感覚が際立ち、かなり好感を持ってしまった。その監督の話しの中に、今、関わっている仕事で考えさせられた事とオーバーラップする部分が多分にあったため、なおの事興味深く番組を見てしまった。まぁ～とは言ってもテレビから伝わる部分しか分かりませんが。