震災切手の収集家がここ十年程の間に増えた気がする。地震が発行原因という世界的にも珍しい臨時切手で、僕も好きな切手。関東大震災関係の出版物というと統計的な記録書が多く、手軽に読めるルポルタージュと言うとほとんど無い。
「正午二分前」は副題にもあるように外国人記者がまとめたものだけど、まとまりが良く、しかも読みやすい訳文でこの分野では良書だと思う。東京や横浜、鎌倉、横須賀などの市中がどのような状況であったのかを、具体的に教えてくれる。
郵趣書では全くないけれども、この分野を収集している人には一般的な知識を得る本としてオススメしたい。早川書房から定価2000円。
「正午二分前」は副題にもあるように外国人記者がまとめたものだけど、まとまりが良く、しかも読みやすい訳文でこの分野では良書だと思う。東京や横浜、鎌倉、横須賀などの市中がどのような状況であったのかを、具体的に教えてくれる。
郵趣書では全くないけれども、この分野を収集している人には一般的な知識を得る本としてオススメしたい。早川書房から定価2000円。