聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

聖マリアンナ医科大学病院に勤める研修医たちの日々の情報をリアルにお届けいたします。

指導医こそkeypersonだと思うのですが

2011-01-18 21:11:08 | 指導医日記
臨床研修においてもっとも重要なものは?と尋ねられたら
ボクは悩まず『指導医』と答えるでしょう
研修医は主人公ですから研修することが使命
ある程度放っておくこともできます

しか~し
指導医はそうはいきません
指導医のモチベーションを維持すること
これこそが研修プログラム責任者のもっとも気にするところです

主人公ではないのに
もっとも重要
研修医と同じ視点で研修を指導できれば最高
ところが臨床指導医でありながら研修医と違う視点で研修指導が行われればたちまち
かなしい結末を迎えます

指導医はマンパワーがないので指導もできないと嘆く
でもだから指導しないでいればその思いは研修医に伝わらず
結果としてもっと医師不足になるって気付かない

これは立派な投資だと思います
人を成長させるって大変だと思います

最近
指導医も増えてよりパフォーマンスが高くなっているはず
でも一方で研修必修化が始まったころとその思いが異なってきているかも知れません
なぜ指導医養成WSにまで参加して指導医になったのか

研修医はどうにか合理的に研修しようと工夫するはずです
でも臨床の指導では合理的にいかないことがたくさんあるはずだと思います
手間や時間がたくさんかかるはずです

最近本学の研修マッチングがよくなってきたと思っていても
指導内容が悪ければあっという間に研修医が集まらなくなるでしょう

指導医こそkeypersonだという自覚をもって研修指導を行ってほしいと思うのです
はい

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。