研修医の皆さんは研修到達目標にこんな項目があることはすでにご存知ですよね?
行動目標として
チーム医療の実践と自己の臨床能力の向上に不可欠な症例提示と意見交換を行えること
患者の問題を把握し、問題対応型の思考を行い、生涯にわたる自己学習の習慣を身に付ける
そのため情報収集を行える
それを管理できる
研究や学会活動に関心をもつ
などなど
当然知ってるよ~って言われるとは思いますが
では実際にどのように修得していますか?
こら~動揺するな~
聖マリアンナ医科大学の医学情報センターにアクセスすると
明日から役立つ素敵なツールが手に入ります
まず文献検索といえば医学生でも知ってる
そうGatewayのあの画面
様々な文献検索の画面に入ることが出来ます
例えば医中誌やPubMedなんて有名です
医学生でも結構使いこなしていることもあります
では折角検索した論文はどのように保存していますか?
以前このブログ内でもEndNOTEのような文献管理・論文作成ソフトの紹介をしましたが
わずかに今年一人の研修医に聞かれたくらいで
あとは・・・・・・・
って感じで
でも確かに研修医が購入するには高い・・・・
Ver.upも高かった・・・・
ところがそんな研修医も安心して使えるツールがあるんです
それがGatewayの画面にもあるRefWorksってソフト
何それ?って・・・・・・
簡単にいうと
文献検索するでしょ?それをWeb上で自分だけのデータベースとして保存できるわけ
しかも文献を整理したり
集めた文献を使って論文を書くときにはちょっとクリックすれば勝手に参考文献として並び替えてくれる
などなど
しかもですよ~
聖マリアンナ医科大学学内だけでなく
学外からもアクセスできるし自宅でもアクセスできるって優れもの
ま~EndNOTEと違ってfulltextが張り込めないとかちょっとした使い勝手の差はあります
でも多くの教育機関で導入されています
医中誌から検索してそのまま自分のデータベースに送ることもできるし
RefWorksからPubMedにアクセスできるので
自宅でもサクサク検索
これを聞いた研修医I先生
「げ!なら自宅でも文献検索できるわけで言い訳できないッスね」
そりゃ~そうだ
「じゃ~パソコンがないって言わなきゃ・・・・・」
おい
そこまでやるか
あとPubMedも最近top画面変わったようですが
そこにMyNCBIっていうのがあって
これに登録すると
自分の興味ある分野に関連した論文が自分の指定したタイミングで
メールに送られてくる(らしい・・・・今登録して実験中)
忙しいとすぐにタイミングを失うけど
これって指導医にも研修医にも便利なツールでしょ?
でもこの便利なシステムもまだまだ知られていないって情報センターの方も言ってました
なんでも前に学内で説明会も行っているってことだったけど
ボク知らなかった
そこでいろいろ担当の方に聞きながら
今回ちょっと頑張って研修医先生向けのマニュアルを作成しました
これを見れば初心者でも十分にアクセス出来て
あとはお試しでいろいろできるって感じにしてみました
まず金曜日にモーニングレクチャーで紹介してみて
その後は臨床研修センターに言えば手に入るようにしたいと思っています
もちろん指導医の先生も使えます
直接メール
を頂ければお送ります
宛先はtama-rinsho-kenshu@marianna-u.ac.jpでお願いします