破産回避の記録：１月１２日（月）夫は失業保険がらみのトレーニング

この週末は、とにかくガレージを片付けました。車２台とめられるサイズのガレージには、夫が２０１３年１２月にリストラされた際にオフィスから持ち帰ったものがたっくさん積んであります。空のバインダーなんて、１００以上ある。オフィスの古いタイピングデスク（タイピングだよ、コンピューターじゃなくて！！）、電子レンジ、冷蔵庫や椅子などなどが、１年間私に家賃を払うことなくガレージを占拠していたことになります。

夫は、必要ないものを捨てずに山積みにする習性がある一方、私は世捨て人のようにものを持ちません。私がそうなったのは、学生ビザ、H-１Bビザでアメリカに住んでいる間、いつでも身ぐるみひとつで動けるようにしていたからなのかも？

夫にもこれまで何度も言ってきましたが、部屋のごちゃごちゃは、その人の頭の中のごちゃごちゃを反映していると思います。

今回荒療治でしたが、いろんなものを捨てさせました。最初は抵抗していたものの、１日終わって、ごちゃごちゃの体積が半減したときには、本人もちょっとなにかから解放された感じで気分が良かったようです。

同時に、今週から近隣の大学（前の勤め先）で春学期のオリエンテーションが始まるので、家財道具を売り払うチャンス！
冷蔵庫、電子レンジ、椅子ｘ５、タイピングデスクは昨日インド人の学生が買い取っていきました。

今は、とにかく「無から有を生み出す」ことに専念しています。元手がかかっていないので、安い値段でどんどん売りさばいていっています。

夫は、今日朝６時半くらいに家を出て、失業保険事務所がやっている失業者用のトレーニングに行きました。１年遅いんだけどね～。

朝、子供を学校に送っていくことができないので、夫のお母さんに来てもらいました。助けてもらうのも、１２年くらい遅いんだけど（月1800ドル私が全部払ってMontessoriに預けてたから）ね～。
朝早く来てもらうのでは間に合わないので、義母は昨夜から泊まっています。ということは、彼女にも食事を作らなければならない。先週から、なんとか育ち盛りの子供たちに食べてもらうために、私は１日１食にしています。それでも大丈夫なくらい、気が張っているから、おなかがすくことはあまりありません。

そうしたら、義母、なんて言ったと思う？「なーに、ダイエットしてるの？」だって。かっちーん！すかさず、「これを日本語ではSteveダイエット、といいます」って言い返したら、ちょっとびっくりしてたけど、びっくりしたのはこちらです。全部状況を話していて、私がここまで身を削っているのに、結局夫だけでなく、そのお母さんも状況が把握できない鈍い人だったのでしょうか。失礼極まりない。

失業保険のトレーニングは、朝行ってもケースワーカーがつくかどうかはわからないとのこと。今日がだめなら、また次の機会に挑戦しなければなりません。うーん、義母にまたお願いしても、泊まってもらう場所がないんですけど？

実は、ホームステイの学生（この子も貧乏）が冬休みの間部屋をホールドするお金は払っていかなかった代わりに、部屋は自由に使えるので、１月１４日から１８日まで、CSULBにこの春参加する学生にテンポラリーで部屋を貸すことになっているのです。１泊３０ドルなので、一泊１００ドル以上ホテルに払いたくない学生と、１日に３０ドルでもほしい我が家との利害が一致した感じです。まったく知らない人を入れるのは怖いのですが、とりあえず、うちには盗むものはもうないので、４日間がんばります。このテンポラリーの学生は、イタリア人。
１８日の正午までにこのイタリア人が出て行って、翌１９日にサウジのホームステイの子が帰ってきます。ふ～～～～～。