門司港レトロ

2008年06月28日 | 写真展

本州を結ぶ九州の玄関口、門司港に行ってきました。


門司港駅はインパクトありますね。全国いろんな駅に降り立ちましたが、地方都市も開発が進んで、新しい駅が味気ない。似たような今どき作りで旅の印象に残らない駅が増えてます。しかしここは、国の重要文化財だとか。駅員さんの制服も駅にあわせてレトロでした。ルネッサ~ンス!


大正6年に建立の旧大阪商船。駅周辺はレトロ地区になっていて、かつて貿易港として栄えた時の建物が残っています。今でも町の施設として、有効利用されているのが偉い!この周辺にこのような建物がいくつかあり。


港から関門橋を望む。


関門海峡ミュージアムでは、明治・大正期の町並みが再現されてます。

わっ~ なつかしい~な。って、ワテそんな年取ってないやないか~い!


また門司はバナナの叩き売り発祥の地だそうです。だからバナナマン?


関門海峡といえばフグ。”タイ焼き”ならぬ”フグ焼き”。うん、ビミョ~。注文する時少し困る。「タイ焼きみたいなフグ焼きって言うの? 2つちょうだい。」


門司港名物、焼きカレー。これはなかなかの物でした。チーズもたっぷり。

この町は、古き良きものと新しいものとの共存がうまく成り立っていて、いい町だなと思いました。また遊びにきたいです。しかし最近すっかり旅ブログ化してますな。そろそろ写真も頑張ります。


そうだ、旅に出よう。

2008年06月21日 | 写真展

昔、ある人が私に教えてくれました。「できるだけ若いうちに海外に行きなさい。その歳の感性は、後からお金では買えない・・・。」と。確かに初めての海外旅行のインパクトは今でも鮮明に残っている。出会うものすべてが新鮮で、それを自然に受け入れることができた。それが歳を取ってからは、不慣れな習慣はなかなか受け入れがたく、面倒でならない。あの言葉は正しかったといまさらながら思う。

この歳になると仕事も中堅で、なかなか長期にお休みをいただくことが難しくなります。が、今年は会社から勤続10年のご褒美で特別休暇をいただけることになった。現実、人員不足の職場では長期休暇は、かなりのブーイングですが。しかし、会社がくれるつうものを、ただ指をくわえて無駄にすることもない。あそこもここも、イッテみたい場所がいろいろ出てくる。ガイドブックを本屋で立ち読みするのが楽しい。そうだ。カメラを担いで旅に出よう。行き先は旅行会社と思案中。(だいたい腹の中は決まってますけれど。)しかしそれにしても、このご時世、通常の運賃以外に燃油サーチャージなるものを請求される。例えばヨーロッパ行きの便だと、往復で約3~5万円也!(飛行機会社や購入時期によって変動。)ビックリして思わず行く事をためらってしまいそう。そこで冒頭の言葉を思い出す。「その歳の感性は、後からお金じゃ買えない・・・」。もう若くはないけれど、エンジンのかかった私自身もう止めることはできないのだ。と言う訳で9月頃、海外旅行にいこうかな。

最近お気に入りのテレビ番組は、「世界の果てまでイッテQ」です。


祝!

2008年06月11日 | 写真展

9c写真仲間のフジシロさんがご結婚とのことで2次会にご招待いただきました。おめでとうー。末永くお幸せに!


これを機会に、久しぶりにメンバーが集まり、5回目となるグループ展も検討開始いたしました。前回のテーマは水でしたが、今回もなにかテーマ決めてやることになるんじゃないでしょうかね。場所は東京、まだ開催時期は未定ですが、こちらも頑張っていきたいです。

RIVER

2008年05月17日 | 写真展

まだ少し先ですけど、9月に大阪でグループ展に参加することになりました。個展にお越しいただいたギャラリーマゴットさんに「水彩色」を見て、声を掛けてもらったのがきっかけです。テーマはRIVER(川)です。う~ん、いろいろ考えちゃいますね。



’03,’04年の2年間、私は仕事の都合で東京に住んでました。写真を撮ることは既に始めていましたが、まだ写真で何がしたいかをようやく考え始めた時期でした。某有名作家さんのワークショップにも参加して、写真を見てもらったりしましたが、散々な反応。ワークショップの参加者からも、サラリーマンが仕事の片手間にお遊びで写真を撮っている程度を思われていたようです。今考えれば当然の話です。テーマもアイデアもなく、ただ闇雲にシャッターを押しただけで、被写体との姿勢もまだまだいい加減なものだった・・・。
悔しい悶々とした日々。でもやめようと思わず、それから毎週末、東京近郊の河川や湾に行っては、朝から晩まで写真を撮りました。技術もなく、(まだその時は、ゾーンシステムとも出会ってなかった。)なんともない写真です。しかしその時、被写体と真剣に向き合う姿勢を学んだとに思います。その時の被写体に真剣に向き合う姿勢は今の活動にそのまま生きていると思います。



そんな時代の東京の河川の写真を展示しようかなと考えています。(今のところね。)「水彩色」の写真とはかなりイメージ違いますが、シモクラの写真活動の原点の一つの作品になるかと思います。河川と人の生活とが共存する姿が写っていたりして、皆さんにも川について改めて考えてもらえたらいいなと思います。川の思い出ありませんか。

お世話になりますギャラリーマゴットさんでは、これ以外にも公開グループ展を募集されており、写真始めたばかりの方でも気軽に参加できる感じかよいです。(参加費もお手頃!)オーナーのマゴさんも親切に指導してくれます。

ギャラリー マゴットさんのホームページはこちら
http://gallery.maggot-p.com/

今から楽しみです。



裏磐梯ロケ最終日

2008年05月03日 | 写真展

3日目、最終日も朝5時に出撃。今日も朝から霧雨。タイミングを計りながら撮影開始。湖畔に出ると今日の風は昨日より寒い。


風裏を探して撮影。まだ雪多いね。


しかし9時近くになる日が高くなり、青空が広がる。風は爽やかだけど日差しだけはすっかり初夏。こうなると作品作りはもうしょうがない。ちょうどこの時期、東北は桜のシーズン。この辺りにも有名な桜の木がある。花見と行きますか~。

この辺に「三春滝桜」という日本三大桜の一つがあるとの事。樹齢1000年以上(推定)の天然記念物にも指定された桜と言われれば一生に一度は見ておきたいということで三春町を目指す。

道中にも見応えのある桜がありました。菜の花も綺麗。


3km手前で渋滞。田舎の渋滞はなかなか進まない。今日は平日なのに。ここまで来て引き返せないので1時間渋滞に付き合う。やっとの思いで到着したら、滝桜への感動よりも、人の多さに驚かされる。なぜ人はこれ程までに桜に引き寄せられるのだろうか。


桜の花は他の花と違って下に向かって咲くのです。まるで人に向かって咲いてるようで、その姿に人を引き寄せるのではないのでしょうか。(なんか番組でやってた受け売りです。デヘ。)ウンチクはさておき、カラーポジで撮影しようと思ったら空はすっかり曇り空。残念、ついてないね。

結局、今回の「水彩色」撮影ロケは全体的に天気に恵まれなかった。でも、これも運、一期一会です。70カットぐらい撮影しましたが4~5枚程度作品になればいいかなって感じですね。先はまだ長~い。コツコツ頑張ります。

このロケ最後の運試し。帰りの飛行機、JALとマクド(関東では”マック”の事です。)のキャンペーンで搭乗控えの裏面に無料引き換え券がついて来る。100円コーヒーは全員もらえる。(これは有り難い。)そしてなんと10名に1人はテリヤキバーガーセットが当たるのだ!毎回ドキドキしながら、一度も当たった事がない。今回も・・・出たよ、出ましたよ。バーガーセット!

うん? でも、この位置は微妙だな。これはどっちなんだ


まあ、そんな小さなことに運を使ってしまう自分なのでした。少し空しい・・・。


さようなら電気スタンド

2008年05月01日 | 写真展

愛用していたiMac G4とお別れすることになりました。私が購入した3代目のマッキントッシュは、斬新な形状からアップルでは「向日葵」と例えられ、コアユーザーからは「電気スタンド」「大福」などと呼ばれ親しまれておりました。私の「電気スタンド」は、最近展開スピードが遅く、フリーズすると5分ぐらい動かなくなる。いつ止まっても可笑しくない状態でありました。フリーズする度に早く手放したいといつも思っていましたが、いざ手放すとなるこの近未来的なデザインがとても愛らしく寂しくなります。彼の最後の仕事は、写真展のお礼状を作成するという大役で見事に最後まで頑張ってくれました。ありがとうさん。さようなら「電気スタンド」。

「水彩色」の展示を協力いただいた林和恵さんが、参加されているピンホール写真のグループ展が開催中です。


「はりあなの記憶 2008」展
会場: ギャラリー・マゴット
スケジュール: 2008年04月26日 ~ 2008年05月05日
4/28(月)は休館、展示最終日は18:00閉館
住所: 〒545-0011 大阪市西区新町1-8-24 四ツ橋プラザビル7F

私もまだ見れてませんが、好評とのウワサを聞いてます。連休遠出の予定もないので、ギャラリー巡りでもしようかな。皆様もぜひ。

裏磐梯撮影ロケ2日目

2008年04月29日 | 写真展

日の出が4時55分。昨日のロケハンで見つけた撮影場所までは車で30分。4時半起きだよ。朝の気温7℃。思った程寒くない。天気予報は悪くはないのだが、そこは山の天気。雲の中にいるようで、霧雨が落ちてくる。ただ昨日は撮れてないんで、今日は頑張らないと。レンズを濡らさないように湖畔に立つ。すると突然光りが差し込み、西の空には虹。ついてるね。


ようやく撮影に集中。ただすこし風があって、静かな風景って感じにはならないね。これも一期一会です。



その後何カ所かまわっているとあっという間に10時過ぎ。日差しが高くなる。風も爽やかで行楽にはいいんだけど作品作りには厳しい。



しょうがないので釣りにいく。というのは言い訳で本当は釣りもしたい。管理釣り場の2時間コース。道具はレンタル。ただこんな時間には簡単に釣れるはずもなく。(前回は自前の道具で一日やっても釣れなかった)ただ釣り師にとっては水辺に向かって竿を振れることが幸せだったりするのです。(釣れない人の負け惜しみでもありますが。)写真撮影と釣り、ポイントを注意深く観察したり、環境に合わせて道具や仕掛けを変えてみたり、私の中では共通するところも多いです。終了10分前、半ば、あきらめかけていたその時、ガッンとアタリ。竿がしなる。30cmオーバーのイワナがかかった。ついてるね。うれしさのあまり、写真撮るの忘れた。カタログの写真で参照ください。(写真をクリックすると大きくなります。左上から3番目)


今日はこのまま気分よく終了です。

撮影ロケ1日目

2008年04月25日 | 写真展

福島空港まで青空をひとっ飛び。

写真展以降、初めて3日間のロケに行ってきました。場所は福島県の裏磐梯。お気に入りのロケーションです。標高が高いので1ヶ月程季節が遅れており毎年締めくくりとして撮影に行ってます。前回の写真展の中にも裏磐梯で撮った作品が何点か含まれてました。(DMの写真も裏磐梯で撮りました。)しかし、青空を飛び越えて到着したら雨だった。

空港でレンタカーを借りて裏磐梯へ向かう。私の撮影スタイルでは雨はきびしい~。到着までに止んでくれたらなあと祈る気持ちは見事に裏切られ大雨に。仕方がないので、割り切ってロケハンすることに。

檜原湖周辺の遊歩道を少し中に入るとまだかなり雪が残っていて、雨もあって足下はベタベタ。まあそんな事だろうと思って今回は長靴持参でやってきたのだよ。はっはっはっ。



しかしこの景色『水彩色』ならぬ、『雪彩色』になってしまう。いかんいかん。


別の場所を探しているとミズバショウの群生に出会う。

写真でしか見た事がなかったのでちょっと感動。春を体感いたしました。日頃の行いが悪いのか、大殺界に入ったことが悪いのかこのまま雨は止まず初日が終わってしまった。モノクロは一枚も撮れずに・・・。



垢い山

2008年04月18日 | 写真展
写表大の同じゼミの野寺さんの個展を見てきました。垢い山=”あかいやま”の”あか”が読めなかった・・・。勉強不足ですいません。

野寺摩子 「垢い山」
会場: Gallery Wks.
スケジュール: 2008年04月14日 ~ 2008年04月26日 (日曜休日)
住所: 〒530-0047 大阪市北区西天満3-14-26中之島ロイヤルハイツ1103 
電話: 06-6363-2206

最近家庭でも簡単にデジタルプリントが出来る時代になりましたが、あえて色にこだわっておられました。そのこだわりがよく出ていると思います。その重厚感がテーマにも合ったカラープリント作品でした。お時間あれば、ぜひ見てあげてください!