大浪池と韓国岳

2013年04月02日 | 
霧島連山最高峰、韓国岳を目指す。足慣らしのつもりだった前回の苦戦を考えると少し気が滅入る。

登山口から緩やかな上りが続き、40分程歩き続けると最初の目的地、大浪池が現れる。

日本でもっとも高い位置にある火山湖でその周囲を回りながらいろいろな池の表情を楽しむ事が出来る。




絶景にすっかり気を取られ、登山の事など忘れていたが、悲しい現実が刻々と近づいてくる。
あの山を登るのか?!
はい、その通りです。
またほぼ垂直に約1時間登りが続く。高千穂峰と違い足場は整備されており幾分は楽だが果てしない苦痛が続く。

標高1700m、やっとの思いで韓国岳山頂に到着。


山頂から先は絶壁となり火口が望める。
火口からものすごく冷たい北風が吹き上げてくる。かいた汗が一気に冷たくなる。

高千穂峰を眺めると手前に新燃岳見える。
今は火山警戒で立ち入りできない。複雑な地形に活動中の山、地球は生きていると実感する。

登る苦痛などもうどうでもいいほどの感動がある。また登りたいと思う登山者の気持ちが今はよくわかる。まだここにいたいと言う気持ちと冷えた体を温泉で暖めたいという気持ち。温泉の誘惑が勝る頃、韓国岳を後にした。

ブログランキング・にほんブログ村へ
click!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。