南の島へ 最終日

2012年12月03日 | 

ようやくすっきりとした秋晴れ。朝から路上が騒がしい。明日はツール・ド・沖縄。
自転車の群れを慎重に避けながら、金武町へ向かう。

米軍基地キャンプハンセンのゲート前に広がる旧社交場。ベトナム景気に湧いた頃、古き良き時代に栄えた金武町新開地。時代も国も越えた場所にスリップしてきた。
昨夜も米兵の事件がニュースで流れる沖縄。基地との共存がここにはあった。ここいると沖縄が抱える複雑な部分も感じ事が出来る。


ここは対象的な現在の繁華エリア、美浜アメリカンビレッジ。華やかな11月のクリスマス。










首里城公園へ。琉球王国の象徴は観ておきたい。




守礼門が見つけられず、知らぬ間に通り抜ける。振り返ればそこは・・・この状態。


中国宮殿建築と日本建築が織り交ぜられたといわれる正殿。


鮮やかな色彩に琉球王国の権力と繁栄を観る。


ガジュマルの林を抜け玉陵(たまうどぅん)へ。


玉陵は王家の陵墓。


お墓といえば、旅行中に何度か目にした不思議な建物。
玉陵と同じ破風墓と呼ばれるお墓。元は王家専用の形式だったものが、解禁され庶民にも普及した形になる。戦争では防空壕にもなったらしい。お墓一つにも沖縄独特の歴史がある。

短いなりに、文化にも少し触れる旅ができたかな。
飛行機に乗ったら、明日はきっと寒さで目覚めることとなるだろう。

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南の島へ 2日目

2012年12月02日 | 
やっぱり朝から土砂降りの雨。今日はさらに北を目指したかったが。

とりあえず屋内で時間の過ごせる美ら海水族館。
修学旅行生や団体旅行客でいっぱい。朝早くからご苦労様です。

ここまでやってきて、わざわざ人混みにまみれることもないなと思い、改めて北を目指す決意をする。その決意を知ってか知らぬか空も少し明るくなった。

本島最北端の辺戸岬。


ヤンバルクイナ展望台。他人の気配ないなと思ったら、塩害で劣化が酷く今は中に入れない。


車中から道端でヤンバルクイナを目撃する。写真に撮れず証拠が無い。
自己満足ということで止めておこう。赤い鮮やかなクチバシが印象的だったけどね。


国頭村の山里、奥集落を訪ねる。人口200人程の小さな町。




高台に村社があり、そこから集落を眺めてみる。
私たちの過ごす時間より、ここはゆっくり時間が流れている気がする。


沖縄集落では住人が共同で出資した売店が点在する。その中で奥共同店は1906年創業で最も古い。
日本一早く新茶が収穫出来る村。珍しい国産の紅茶をお土産に買ってみた。


パイナップル畑眺めながら今日の宿に向かう。


今夜もまた沖縄そば。今日はソーキにしてみよう。
そばを待つ間、テーブルの上で黄金色に輝くコーレーグースの瓶を眺めていた。
今回の旅行でお気に入りになった。

原材料は、島とうがらし、酢、泡盛・・・。んっ、アルコール入ってるじゃん。
後で聞いたら検知器で検出された例もあるらしい。
甘酒2杯で酔っぱらう私のような人は、運転中入れ過ぎに注意しよう。

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南の島へ 初日

2012年12月02日 | 
寒くなって来たから暖かい所がいい。

そんな単純な発想から沖縄へ行ってみた。いつから雨男になったのか。
長袖シャツ1枚でも汗ばむような湿気と小雨の中、本島を北上し、やんばるの森を目指す。

雨が止んだ頃、ヘゴの森に着く。恐竜時代からの生き残り、ヒカゲヘゴ。


ジメジメした湿気がさらに亜熱帯感を盛り上げてくれる。


旅先の商店街を観るのが好き。その土地の文化に少し触れられる気がする。
本部町営市場へ。贅沢な物がなく、草臥れた感じがいい。








遅めの昼食に沖縄そば。明治38年創業の老舗、きしもと食堂。
初めて食べるのに鰹だしがなぜか懐かしい。


沖縄独特の居城、一つは観ておきたいと今帰仁城跡へ。
城郭は1500mもあり規模は首里城にも匹敵。








陽も傾いてきたので今日は宿に向かう。明日も雨らしい。行き当たりばったりの旅。明日はどうするかな。

今日の道中、見かけた散髪屋さん。”インペリー”って・・・何。
調べるとパンチパーマらしいのだが・・・”パンチパーマ”は別に書いてあるよね。

今夜は思い出して、多分眠れない。

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