思い出いっぱい『整理箱』

いろんなことがありました。
あの日のこと、あの頃のこと。《エトセトラ》ですね。
思い出すまま書き出してみました。

システムづくりの人間学―計算機システムの分析と設計を再考する

2007-04-16 20:05:31 | ■Weblog
システムづくりの人間学―計算機システムの分析と設計を再考する

共立出版

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「システム」にかかわる人間ならばシステムの解析やシステムの構築手法について多くのことを学んできたことだろう。工業的なシステムにしろ情報的なシステムにしろ、多くの理論が存在しており、それらを適用すればすべてが済むように考えられている。しかしながらシステムのすべての部分が理論的に動くのかといえば答えは「ノー」だ。システムにもっともイレギュラーな部分「人間」が介在する限り。
本書は計算機システムのさまざまな部分において人間の及ぼす影響をとらえ、理論では扱えないような部分を含めたより広い視点を提供しようというものである。皮肉な見方をすれば、システムをより「わからなくする」本であるといえる。本書ではシステムの分析と設計、一般システム、観察、インタビュー技術、設計の哲学、トレードオフ、設計家の心というテーマについて述べており、これらのテーマに潜む人間の問題を分析し、それらの問題の解決方法あるいは回避方法を述べている。システムを構築するのも分析するのも設計するのも人間であり、必ず誤解や思い込み、感情によるイレギュラーな事態が発生するということ、またそのことがどれほど大きな問題であるかを本書は示している。また各テーマに用意されているエピソードは実に印象深い。
■ 肩ひじ張って読む必要はない。筆者の経験にもとづく主張は読めば必ず納得できるだろう。理屈ではつかみきれない、システムづくりの勘どころを知りたい人におすすめしたい。(斎藤牧人)
■内容(「BOOK」データベースより)
システムを作る人、作らせる人、使う人、システムについて深く考える人のための愉しみと開眼の書。形どおりの教科書からは絶対に得られない感性を育てる。


実録!ファンド資本主義 ヒルズな奴らの錬金術

2007-04-16 19:52:39 | ■Weblog
実録!ファンド資本主義 ヒルズな奴らの錬金術

洋泉社

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■内容(「BOOK」データベースより)
村上ファンドは阪神タイガースが上場しようがしまいが構わない。阪神株に提灯さえつけば利ざやが抜けるからだ。楽天はTBSの買収に失敗してもさして困らない。増資さえできれば損は株主にツケ回しされるからだ―。会社、オフィスビル、ゴルフ場…投資ファンドが日本を買い漁っている!市場の歪みと法整備の盲点をつき、暴利をむさぼる“黄色いハゲタカ”たちのおいしいビジネス、その凄いカラクリ。


コンサルタントの道具箱

2007-04-16 19:50:49 | ■Weblog
コンサルタントの道具箱

日経BP社

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G.M.ワインバーグの著書には、システムエンジニアやプログラマなどの技術者向けに、問題解決に関わるさまざまな要素をユニークな視点からわかりやすく提示している名著が多い。
本書は、人に焦点を絞ったアプローチでコンサルタントを対象にした『コンサルタントの秘密』の続編である。前作と同様、本書でも著者の豊富な経験から導き出されたコンサルタントにとって重要な16の道具を紹介している。コンサルタント職では、折衝という仕事も大きなウエイトを占めるため、人を説得したり人との良い関係を保つための法則としても読むことができる。
■ たとえば第2章の「知恵の箱」では、「自分にとっては何が正しくて何が正しくないのかを見分ける能力」とあり、知恵の中では自分の知識の限界を知るべきだ、とある。また、人は知恵の箱を忘れやすいので、定期的に知恵の箱を思い出すためにクライアントの契約を短期にしたり、しばしは自然の中に出かけることで自然界から知恵をもらったりすべきである、という、コンサルティングはもとより良く生きる術といった趣向もうかがえる。
■ 法則の内容のいくつかは、おそらく読者にも身に覚えのあることだが、その内容をより良いコンサルタントの道具へ展開していくさまが見事である。コンサルタントに関わる読者はもちろん、コンサルタントの知識がなくても、対人関係を良くするため、自分自身をコンサルタントする自己実現のため等々、問題を明確にし問題解決をするための道具を得る読み物としても本書はおすすめの1冊だ。(大塚佳樹)
■日経BP企画
コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密
コンサルティング業務に活用できるノウハウを紹介する。同じ筆者が記した「コンサルタントの秘密」の続編に当たる。前著と同様,自らの業務で培った人間分析を基に見出したさまざまな「法則」を登場させ,それをユーモラスに解説するスタイルを採っている。そのため,読みやすいが頭に残りやすいという特徴も引き継いでいる。巻末には登場した法則のリストもある。「コンサルタント」と銘打ってあるが,ほとんどの部分が人生訓・処世訓として読めるので,いわゆるコンサルタントでなくとも興味深く読めるはずだ。
■(日経Linux 2003/10/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)


インターネットを創った人たち

2007-04-16 19:47:20 | ■Weblog
インターネットを創った人たち

青土社

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ニュースを見たりちょっとした情報を検索したり、今や多くの人々にとってインターネット抜きの仕事や生活は考えられないものとなった。しかし、ごく短期間のうちに世界に革命的な変化をもたらしたこの新しいメディア技術を発明したのは誰なのか、実はよくわからない。米国防総省のARPAネットが前身にあたることは比較的よく知られているが、そのARPAの構築にしても重要な役割を果たしたキーパーソンが何人もいる。そのなかからたった1人のパイオニアを見極めることなど、あの眼力に定評のあるノーベル財団にも不可能な話だろう。
もちろん、情報理論の専門家である著者にとって、以上のことは最も基本的な前提の1つである。インターネットを集団的想像力の産物と見なす立場から書かれた本書では、その開発の経緯を前史にまでさかのぼり、サイバネティックスや人工知能などを射程に収めた視野の広い議論を展開し、多くのキーパーソンを取り上げながら近年のマイクロソフトの隆盛に至るまでのプロセスが詳述されている。そこに登場する大半の固有名詞はコンピュータに通じていない読者にとって未知のものだろうが、ときにはノーバート・ウィナーやマーヴィン・ミンスキーのような著名な研究者の話題も登場するし、また著者の明解な立場と手際のよい情報整理は、とっつきにくい題材を扱った本書を随分と風通しよくしている。
■ ちなみに、本書に登場する研究者の大半はMIT(マサチューセッツ工科大学)の関係者であり、インターネットの持つ産学協同的な性格がうかがわれる。だがそれ以上に、開発に関わった研究者のアクの強さや奇人変人ぶりを示す多くのエピソードの数々には興味をそそられてしまう。インターネットは元々が軍事ネットワークという物騒な由来を持っているばかりか、その開発に関わった研究者たちも決して聖人君子などではない。その開発をめぐるストーリーは何とも生々しくて錯綜しているのだが、しかしその人間群像劇はインターネットというメディアそのものの本質を反映しているのではないだろうか。(暮沢剛巳)
■内容(「MARC」データベースより)
インターネットがこれだけ普及した今日でも、これに関わった人たちはほとんど知られていない。軍事研究のARPAネットの成り立ちからマイクロソフトの一人勝ちまで、個性豊かな関係者達の姿を描いたインターネット史。