思い出いっぱい『整理箱』

いろんなことがありました。
あの日のこと、あの頃のこと。《エトセトラ》ですね。
思い出すまま書き出してみました。

インターネットを創った人たち

2007-04-16 19:47:20 | ■Weblog
インターネットを創った人たち

青土社

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ニュースを見たりちょっとした情報を検索したり、今や多くの人々にとってインターネット抜きの仕事や生活は考えられないものとなった。しかし、ごく短期間のうちに世界に革命的な変化をもたらしたこの新しいメディア技術を発明したのは誰なのか、実はよくわからない。米国防総省のARPAネットが前身にあたることは比較的よく知られているが、そのARPAの構築にしても重要な役割を果たしたキーパーソンが何人もいる。そのなかからたった1人のパイオニアを見極めることなど、あの眼力に定評のあるノーベル財団にも不可能な話だろう。
もちろん、情報理論の専門家である著者にとって、以上のことは最も基本的な前提の1つである。インターネットを集団的想像力の産物と見なす立場から書かれた本書では、その開発の経緯を前史にまでさかのぼり、サイバネティックスや人工知能などを射程に収めた視野の広い議論を展開し、多くのキーパーソンを取り上げながら近年のマイクロソフトの隆盛に至るまでのプロセスが詳述されている。そこに登場する大半の固有名詞はコンピュータに通じていない読者にとって未知のものだろうが、ときにはノーバート・ウィナーやマーヴィン・ミンスキーのような著名な研究者の話題も登場するし、また著者の明解な立場と手際のよい情報整理は、とっつきにくい題材を扱った本書を随分と風通しよくしている。
■ ちなみに、本書に登場する研究者の大半はMIT(マサチューセッツ工科大学)の関係者であり、インターネットの持つ産学協同的な性格がうかがわれる。だがそれ以上に、開発に関わった研究者のアクの強さや奇人変人ぶりを示す多くのエピソードの数々には興味をそそられてしまう。インターネットは元々が軍事ネットワークという物騒な由来を持っているばかりか、その開発に関わった研究者たちも決して聖人君子などではない。その開発をめぐるストーリーは何とも生々しくて錯綜しているのだが、しかしその人間群像劇はインターネットというメディアそのものの本質を反映しているのではないだろうか。(暮沢剛巳)
■内容(「MARC」データベースより)
インターネットがこれだけ普及した今日でも、これに関わった人たちはほとんど知られていない。軍事研究のARPAネットの成り立ちからマイクロソフトの一人勝ちまで、個性豊かな関係者達の姿を描いたインターネット史。



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