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堺 雅人主演の話題作
家計簿=入払帳(いりばらいちょう)
15分違いの上映開始時間でロビン・フッドをやっていたので、それぞれ別のものを見ることにして、夫と映画館へ。
ビール大好きな夫は、その時間も見込んで早く行こうと言う事で30分前に到着。私がチケットを買っている間にビールを買って、さっさと飲んでいる『映画もさることながらこれが楽しみなんだよ』とニコニコ。
↓これは2杯目
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御算用者という武士がたくさんいて、藩の財政にそろばんで仕えている。その猪山家の八代目直之は数学的なセンスもあり、そろばんバカと言われるくらい生真面目にお役目に邁進する。
おばば様が食事に出たタケノコをきっかけに直之に問題を出す。『一番下のタケノコは節が13、その上の節は12、1つづつ減って一番上は節が1つ、さあ~節は全部でいくつだ?』すると直之は『○△計算ですね、91です。』と答える。
数学博士の本を読んだばかりなので、そんな共通点が面白かった。
直之が出世すると比例して出費がかさみ、猪山家は借金が膨らんでいた。それを彼の誠実さと家族全員の団結力で乗り越えていく。そして長男に「読み書きそろばん」の教育を厳しくしつけていくが、そこから夫婦・家族のそれぞれの思いや行き違いや誤解などが当たり前に起こってくる。子供の教育やしつけに当たった時、父・母・子の関係っていつの時代も変わらないな!と思った。
江戸時代の庶民の生活を書いた山本一力の本を読んでいたので、庶民と違った武家の(交際費など)家計の大変さを知る事がまた興味深かった。
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夫は前回見た『エクスペンダブルズ』の方が面白かった・・・との事。『武士の家計簿』がどんな内容だった気になるらしく、私のあらすじの説明を一生懸命聞いていた。そして『やっぱり日本の映画の方が良いなぁ・・』ですって。