宇宙船地球丸

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CO2地球温暖化説の嘘=京都議定書は直ちに破棄すべきだ!(2008/08/25)

2008-08-26 06:12:53 | 環境教育
 「宇宙船地球丸」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年8月26日です。

 今日の本文は、「地球温暖化するする詐欺」撲滅のために、毎回痛快な切り口で地球温暖化の危機を煽っているマスコミ・政治家・環境NGO等をぶった斬っているメールマガジン「サマータイム制導入に反対する」のvol.650、発行日2008/08/25を転載します。

(以下転載)

【サマータイム制導入に反対する】vol.650 2008/08/25 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20080825170201000.html

●な~んか寒いんですけど…

 内地では「猛暑、猛暑!」と騒いでいるようですが、北海道は、ちっとも猛暑じゃありません。
 確かに、7月上旬と8月上旬には真夏日があったりするほどでしたが、それ以外の時期は平年よりも気温の低い日が結構多かったです。
 例年なら7.6日ほどあるはずの真夏日が、今年は半分程度の4日で終わってしまうのではないか…と言われているほどです。
 温暖化は、明らかに、過去の話です。

 特に、先週末は寒かったですよ。
 22日は、NHKでさえ、ニュースにしたほど寒かったです。
 稚内の沼川というところでは、なんと、最低気温1.5度を記録。
 8月の道内としては観測史上最低で、115年ぶりに記録を更新したのだそうです。
 その他でも、道内では二十か所で最低記録を更新したそうです。
 青森でも、酸ケ湯(7.7度)や鰺ケ沢(10.1度)で、8月の観測史上、最も低い気温を記録したそうです。
 そういえば、東京でも9月中旬並の気温だったそうですね。
 それでも地球温暖化説を信じる?

 そうそう、偽善的なIOCが、北京の大気汚染が改善したことを誉めてましたが、これは、天候が秋めいたためです。
 (一時しのぎ的な)交通規制も、それほど効果はなかったそうで、一番の原因は、やはり、天候が秋めいたことだったそうです。
 で、過去十年で最も良い状況だとか。
 ってことは、今年は、やっぱ、寒冷化したってことじゃん。

 2000~7年にかけて、太陽黒点の数が減ったそうですから、そろそろ、その影響が出てきてもいい頃でしょう。
 やはり、気候変動の原因はCO2ではなかった…ってことです。

 そして、NHKは嘘吐きメディアだったってこと。
 これだけ気温が下がっても、ま~だ、「南から湿った空気が入ってきて…」なんて説明しています。
 北海道新聞でさえ寒気のことに触れているというのに、凄まじい左傾偏向ぶりです。
 ま~、不祥事で解雇された職員が、こっそり再雇用されちゃうような法人ですからね。
 これぐらいの破廉恥は朝飯前なのかも。(笑)

●「高気圧」による説明は説明になっていない

 それにしても、この低温傾向、気象庁の長期予報には無かったんじゃないかぁ?
 だって、今年はオホーツク海「高気圧」の勢力が弱いから、9月に入っても厳しい残暑が続く…みたいなこと言ってたんすよ。
 それが、ここにきて、オホーツク海高気圧の影響で低温になったぁ…みたいなこと言うんですからね。
 まったく、超~いい加減な「お役所」です。

 要するに、「~高気圧」による説明は、何の説明にもなっていないということです。
 「~高気圧の影響で…」といった類の説明は、実は、原因が分からない時に素人を煙に巻くための説明なのです。
 そんなものに騙されてはいけません!
 現に、「なぜ高気圧が強まったり弱まったりするのか?」ということの説明は全然しないではありませんか。

 気圧原理主義は、やはり擬似科学の世界なのです。


●雲の量だけでは不十分

 ところで、「気候変動=自然現象」説を信じ唱える人たちは、雲の増減がその原因であると主張していますよね。
 雲が増える(減る)から寒冷化(温暖化)するのだ…と。

 しかしながら、雲の量のことを言うだけでは、十分な説明とは言えません。
 その理由は、こうです。

 まず、雲は、昼間は太陽光を遮り寒冷化の原因となるが、夜間は放熱(放射冷却)を妨げるので温暖化の原因になってしまう…ということが挙げられます。
 また、このことから、逆に、「温暖化すると、水蒸気が増え、雲が増えるのだから、寒冷化も説明できる」という屁理屈を、地球温暖化論者に許してしまうことになってしまいます。

 一方、雲の寒冷化への貢献度は、それほど大きいものではありません。
 気温を最も大きく上下させるのは、雲ではなく、風です。
 何しろ、空気を、直接、入れ換えてしまうのですからね。(いわゆる換気。)
 風の吹き方で、気温はプラス・マイナス五度くらいは簡単に違ってきます。
 フェーン現象の場合は、プラス十度ぐらい違うことも珍しくない。
 それに比べれば、雲の気温への影響は小さいです。

 さらに、「雲が存在するから低温なのか?、それとも、低温だから雲が発生しているのか?」という問題もあります。
 低温の原因となる寒気が入ってくると雲が発生することは、御存知でしょう。
 ですから、もし後者なら、雲の多さは寒冷化の原因とは言えなくなってしまうわけです。

 以上のことから、単に雲の量のことを言うだけでは不十分であることが分かるでしょう。

 雲の影響が大きく効いてくるのは、それが長期間かつ広範囲に存在する場合です。
 また、寒冷化のためには、昼は存在して、夜は存在しないというのでなければなりません。
 さらに、雲が厚く低いことも必要です。
 そういったことを説明できるモデルの構築と、それを説明できるメカニズムの解明が急務でしょう。
 でないと、地球温暖化説というニセ科学を駆逐するのは非常に難しいと思われるからです。
 何しろ、科学以外のものとベッタリの思想ですからね。


●陸と乾燥と寒気

 寒冷化を説明するには、雲の多さだけでは不十分です。(つまり、自然現象的温暖化を説明には、雲の少なさだけでは不十分であるということ。)
 やはり、寒気の多さを説明できなければ。

 では、寒気の多さは、どう説明すればいいのでしょうか?
 そのためには、まず、「寒気は、どこで発生するのか?」ということを考えなければなりません。

 多くの人は、寒気は北極などの極地で発生する…と思っているようです。
 確かに、極地でも発生することは事実です。
 しかし、極地だけでは、現実に存在する寒気の説明には、全く不十分なのです。
 では、極地以外では、どこで発生するのか?

 それを知るためには、「寒気は、どのようにして発生するのか?」ということを知らなくてはなりません。
 寒気は、空気が地表(海も含む)に冷やされて発生します。
 ですから、「地表温<気温」という関係になる所なら、どこでも発生し得るのです。

 ですから、条件さえ満たせば、(凍っていない)海でも発生します。
 (梅雨期などに見られる)オホーツク海高気圧から吹き出してくる空気は冷たいでしょう。
 これが、梅雨前線が生じる原因となる。
 ただし、これは、「海水温<大気温」という関係になる季節だけにしか発生しませんね。

 一方、夜間なら、年中、寒気を発生させ得る場所があります。
 それが陸地です。
 それも、内陸部ですね。
 昼間は高温になっても、夜間は冷え込む。
 放熱(放射冷却)により地表が冷えて、「地表温<気温」という関係になりやすいわけです。

 さて、その陸地ですが、乾燥している(∴雲が少ない)方が、地表の冷え方は大きくなります。
 ですから、寒気も発生しやすくなります。

 以上のことから、陸地の乾燥が寒気を発生させやすくする…ということが分かります。
 ですから、陸地が乾燥するようになると、極地以外に、陸地からも寒気がやって来るようになるのです。
 これこそ、寒冷化の原因の一つとなることでしょう。

 そこで、こんな仮説が考えられるわけです。
 太陽活動が衰えると、飛来する宇宙線の量が増える。
 これは、(低い)雲を増やす。
 一方、水蒸気は、海で発生する。
 このため、増えた宇宙線は、その水蒸気を、直ちに雲にし、雨として降らせてしまう。
 水蒸気が内陸部に到達する前に。(中共がオリンピック開会式の日にやった人工雨のことを思い出して下さい。)
 そのために、内陸部は乾燥し、夜間の冷え込みが厳しくなり、寒気が発生しやすくなる。
 こうして、地球の冷却は加速していくのではないか?

 ま、これは、あくまで仮説にすぎないのですがね。
 でも、検証するに十分値する仮説だと思いますよ。


●寒気を生み出すのは北極だけではない

 ここで重要なのは、「寒気の発生場は、極地だけではない」という点です。
 多くの人は、寒気の発生場を、北極などのような極地に限定してしまっています。
 そのために、多くの現象が説明できずにいるのです。

 日本の冬の寒さの原因である季節風は、西高東低の気圧配置によりもたらされますでしょう。
 寒気の発生場は、北極ではなく、シベリアという陸地(大陸内部)なのですよ。
 そのことに気付けば、寒気の発生場を極地に限定してしまうことの愚かしさにも気付くはずです。

 逆に、極地以外でも寒気は発生することが分かれば、多くのことが(寒気の仕業として)説明できるようになるのです。
 そういうことを拒否し続けるのは、賢明な者のすることではないでしょう。

 寒気の発生場を北極(極地)だけに限定する人たちは、たとえば、北極海氷の減少を、北極振動のせいにしますね。
 ところが、彼らは、北極振動がなぜ起こるのか、説明できない。
 これでは説明にならないでしょう。

 北極振動は、根源的現象ではありません。
 これは、北極圏の温度ムラによって起こることです。
 北極圏には、海の部分と陸の部分とがありますでしょう。
 ですから、温度ムラが生じやすいのです。
 陸の多い部分では、温度変動が大きい。
 海の多い部分では、温度変動が小さい。
 それで、温度ムラが生じやすい。
 さらにし、海が多い部分では、温かい海水が押し込まれて海水温が上がると、上昇気流→低気圧が発生しやすくなる。
 温かい海水が押し込まれないと、上昇気流→低気圧はあまり発生しなくなる。
 というわけで、振動が起きやすくなるわけです。

 北極振動は、原因ではなく、むしろ、結果です。
 つまりは、ジェット気流の蛇行なんかと同じです。
 両者は、ともに温度ムラによって生じるのです。

 とにかく、「寒気は、北極(極地)からしかやって来ない」というドグマは、直ちに捨て去るべきです。
 そうしなければ、自然の本当の姿は全く見えてはきません。


●寒気こそ変動の真犯人

 北極振動にしろ、ジェット気流の蛇行にしろ、現代人が「異常」だの「異変」だのと騒ぎ立てている現象の本当の原因となっているのは、実は寒気なのです。
 ゲリラ雷雨もそう。
 突風や竜巻もそう。
 天気の予測不可能性もそう。
 猛暑の原因となるラニーニャやダイポールモード現象もそう。
 暖冬の原因となるエルニーニョは、ラニーニャのリバウンドにすぎない。
 そう、全ては寒気のせいなのです。
 それも、移動性の。

 それが拒絶される最大の学術的理由は、「寒気は、北極(極地)からしかやって来ない」というドグマが存在することです。
 しかも、このドグマは、明らかに間違っているのです。
 ですから、捨てて当然なのです。
 そうすれば、多くの異常現象が寒気の仕業であることが分かるのです。

 ま、だからこそ、地球温暖化論者たちは、このドグマを死守しようとするのです。
 それに、「気候変動=自然現象」論者たち(=地球温暖化説懐疑論者たち)までもが騙されている!
 これは、なんとも残念なことです。

 ドグマを捨て去れば、真実が見えてくるのです。
 寒気は、極地以外でも発生するのです。
 そのために、異常・異変の直接的原因である温度ムラが、いたるところで発生し得る。

 なぜ、懐疑論者たちまでもが、「寒気は、北極(極地)からしかやって来ない」というドグマにしがみつき続けたがるのか?、私にはさっぱり理解できません。


●ダイポールモード現象と乾燥と低温

 あ、そうそう、大事なことを言い忘れましたが、ダイポールモード現象は、大陸内陸部に乾燥をもたらします。
 ですから、寒気を発生させやすくします。
 このため、猛暑から、一転、低温にもなり得るわけです。(インド洋の東側の海水温も低いですしね。)
 このところの気温の傾向がそうでしょう。

 それでも、まだ、ドグマに固執しますか?


●極地産寒気と陸地産寒気との違い

 何度も言わせていただきますが、寒気は、北極(極地)だけで発生するのではありません。
 寒気は、陸地でも発生するのです。
 そして、それを促すのが、(陸地の)乾燥なのです。

 ちなみに、極地で発生する寒気は、地球を高緯度からじわじわと冷やしていきます。
 まるで老化現象のように。
 そのため、あまり酷い嵐などは起こしません。

 対して、(南極大陸以外の)陸地で発生する寒気は、比較的低緯度で発生するために、大きな温度差を生み出し、酷い嵐など起こす。
 病気で言えば、急性の発作のように。

 こういう違いに気付けば、ドグマに固執することの馬鹿馬鹿しさにも気付くはずです。


発行者:media( tarkun0507@yahoo.co.jp )
    お手数ですが、件名(Subject)に kankyo とご記入願います。

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(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝



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