パソコンが普及してきた昨今、
漢字の書き順を覚えないだとか
誤字脱字が多くなるだとか
デメリットばかり言われます。
しかし、果たしてそうでしょうか。
だってパソコンの方が賢いもん。
文章を入力していると、変換キー押しますよね。
すると、
「え、コレってこんな字書くの?」
って事、ありませんか?
例えば、以前紹介した「指きり拳万」とか。
最近見つけてビックリしたのが
「にっちもさっちも行かない」
漢字で書くと
「二進も三進も行かない」
…へぇ。
でも何でこの字?
辞書で調べてみました。
大辞林 第二版 (三省堂)
にっちもさっちも 【二進も三進も】<>
(副)
〔算盤(そろばん)用語から〕どうにもできないさま。どう勘定しても。どう工夫しても。
「―行かない(=行キヅマッテ動キガトレナイ)」
算盤用語…?
なるほど意味分からんわけだ。
つぅ事で調べてみました。
そろばんの世界では、2を2で割ると割り切れて商に1が立つということを
「二進一十」(にしんいんじゅう)という。
「三進一十」(さんしんいんじゅう)も同様な意味。
ふむふむ。要は
「二進でも三進でも割り切れんのやったら、どうしたらいいのよ!」
て事か…
しかし、「商に1が立つ」のは分かるけど、
それを何で「一十」と書くのか…?
「一」は分かる。
「十」は何なんだ!どこからやって来た??
誰か知ってる賢い方はご一報下さい。
お役に立てず申し訳ッ。
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