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初詣。

2005年01月02日 | 為になる雑学。

onD家新年恒例の初詣。
我が家は毎年ちょいと遠出して
太宰府天満宮に参拝に行きます。


それはいいとして、
初詣って毎年行くんですが、
初詣のときのマナーと言いますか
しきたりみたいなのが曖昧なんですよね。
結構そういう人って多いんじゃないかと思いまして

本日は
正しい参拝でご利益60%アップ(当社比)も夢じゃないかもよ講座
をお送りします。

もう初詣を済ませてしまった方は
今年は諦めて来年に賭けましょう。


○初詣はいつまでに行くのか
初詣は本来、三が日内に行くのが正しいとされていますが、最近では松飾りを取り除くまでの期間(東京方面では7日、京都方面では15日)にお詣りすればよいとされています。
時間の無い現代人に合わせたのでしょうか…?
神様もなかなか融通が利きますね。


○参拝の手順
まず、鳥居をくぐります。鳥居をくぐる前に一礼しましょう。注意点がひとつ。鳥居の真ん中から境内の中心は歩いてはいけません。そこは神様の通り道でそこを歩いては神様に失礼に当たります。
次に、御手洗(みたらし)で手をすすぎます。
拝殿の前へ進むと二礼二拍手一礼の順に行います。拝殿の前へ進むまえには、コートやマフラーなどは脱いでおきましょう。

コートとマフラーを脱ぐのは…一月の日本ではちと厳しいっすね。
でも、ご利益の為。我慢我慢。


○御手洗…?
境内に入る前にある、手水舎(お水と柄杓)です。
まず柄杓にお水を取ります。柄杓を柄のほうに傾け、柄を清めます。

左手・右手の順に水をかけて手を清めます。

左手に少しお水を受け、口を漱ぎましょう。含む程度でOKです。ここでの注意点として、柄杓から直にお水を口に含んではいけません。

左手に水をかけて、口をつけた手を清めます。

残った水で、一番最初のように柄杓を傾けて柄を清めます。
その後、伏せて手水舎に柄杓を戻して終わりです。これらの行程はなるべく一杯の水で終わらせるといいです。全体の注意点として、一度掬ったお水は戻してはいけません。

長い。書いてて長い。
でも、これは覚えておくと便利ですよ。
茶道の茶懐石などに御呼ばれしちゃったりしたときにも
御手洗がありますので。


○二礼二拍手一礼…?
二拝二拍手一拝とも言います。拝殿の前でお願いごとをするときのお作法です。
お賽銭を入れて、鈴がある場合は鈴を鳴らします。

深く二回お辞儀をします。

二回大きく拍手を打ちます。このとき、右手を少し手前にずらします。

お祈りをします。

お祈りが終わったら、もう一度深くお辞儀しましょう。

これは調べていて分かったんですが、例外のある神社もあります。
伊勢神宮は二礼ではなく「八度拝」
出雲大社は二拍手ではなく「四拍手」だそうです。へぇ。


○お賽銭ていくらがいいの?
もともとお賽銭は、貨幣ではなく、秋に収穫された作物などの感謝の印としてお米や農作物をお供えしたものです。それが、だんだんと金銭に変わっていったものなので、「お金を投げ入れる」ではなく「神様にお供えする」という気持ちが大事。なので、金額ではありません。
う~む。そうなのか。
しかし、語呂合わせの金額(始終ご縁がありますように→45円;とか)や
多目のお賽銭のほうがご利益ありそうな気がしますね。
日本人て験を担ぐのが好きですから。


○おみくじを引いたらどうする?
おみくじは「おみくじ結び所」が設けられている神社では、そこへおみくじを結びつけて、さらなるご加護をお願いしたり、あるいは心願が達成するまで、おみくじに記されている教訓を戒める意味で持ち歩き、そののちに神社へお礼を込めて納めるのが最もよい方法です。
元々は木に結んで、木の生命力にあやかるといった意味で結んでいるそうです。
しかし、木に結ぶ事で木々の発育や景観を損なう恐れがあるので、
おみくじ結び所がある場合はそこに結びましょう。


○去年買ったお守りや破魔矢は
一年間、守ってくれたお守りや破魔矢などは、参拝の際に持参して奉納しましょう。できるだけ買った神社に還すのが良いですが、他の神社でも差し支えはないです。奉納したあとは、神社でお焚き上げしてくださいます。


ふぃ~。こんな感じです。

神社は日本の神様なので、
普段、宗教に固執しない人でも
一度くらいは正しい参拝をしてみるのもいいでしょう。


もっと詳しく知りたい方は
こちらを見ると良いかも。