LiFe is BeauTiFuL

泣いて笑ってはっちゃけて♪
いつも笑顔でHappyに。
オーストラリアでのんびり暮らすSpicaの戯言

肌の色と言葉の壁

2008-11-29 | Australian Life
オフィスにコロンビア人の男の子が、
クラスに不満があるといってやってきた。
スペイン語でペラペラとうしろで話をしてたので、
内容はちんぷんかんぷんだったけど、
同僚がすっかりご機嫌ななめで、
「信じられない!!!!!
と、かなりお怒りの様子

内容はこうだった。
「クラスメートが嫌だから、クラスを変えてほしいんだよね。
肌の黒い人たちとなんて勉強できねーよ
肌の黒い人たちというのは、彼の中で、インドやネパールなどから来た生徒をさす。
おい、待ててめぇ。コロンビア人だって、肌黒いじゃねーかよ
(多少の乱れた言語はご了承ください)

その後、すぐに、アメリカに居るという、このbloody bastardのマミーが学校に電話をかけてきた。
「今ワタクシ、アメリカに居ますの」(いらない情報その1)
「ワタクシ、飛行機はいつもビジネス以上ですのよ」(いらない情報その2)
「なんだか、ワタクシのかわいい息子(くそ餓鬼!)が、肌の黒い人たちと勉強してると伺いましたけど、ちょっとそれはいかがなものでしょうか?
ワタクシの息子は、しっかりと勉強するために、そちらに通ってるのですから、早急に対応していただけますでしょうか?」(くそ餓鬼のマミーはくそババアだ)

それを聞いていたたまれない気持ちになる・・・

もちろんそんなリクエストをはいはい聞くような私たちでない
そんな人種差別発言をした場合は、退学になる
いや、こっちからもう願い下げ。
出てってよ、そんなこと言うなら。
もうあんたはここに居る資格なんてないから、
家にでも帰って、マミーに抱っこしてもらいなよ

世界の人口は今、約67億3700万人
いろんな肌の人がいて、いろんな言葉を話す人が居るのは当たり前
オーストラリアは特に移民の国で、
いろんな人たちが集まって成り立ってる国。
いろんな文化の人たちが、ほかの国のように、争いごともなく、
宗教紛争なんてものもなく、うまく生きている
肌の色、目の色、言葉、文化。
違いがあるのは当たり前、自分とはうまく合わない文化もある
だからと言って、それをあからさまに出して、
まるで同じ人間とは思えないような扱いをするのはどうなの??
こっちに来て、アジア人だからって、馬鹿にされたことはある。

こんな風に目を細くして、JapaneseとかChineseとか

でもさ、クレヨンとか色鉛筆が何色もあるように、
人間だって、同じ人種でも一人一人いろんな色を持ってて、
それを人と人との交わりで、また違う色を奏でる
その色を楽しめる人と、楽しめない人がこの世の中にものすごい数でいるのも分かるけど、新しいものを受け入れられない、見下すっていう考えがとても悲しい
海外で日本人が差別をされるように、日本では、日本人が外国人を差別する。
白人を崇拝して、ほかの人種に対しては、ちょっとした偏見を持ったり。
だめだめ、そんなちっぽけな心は捨てて、みんないろんな色を奏でましょ
いろんな色を楽しみましょ


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1 コメント

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どこにでも。 (ヨッシー)
2008-11-30 05:59:03
どこにでもいるよね、そういう人は。

同じ日本人であっても、

自分が高学歴だって事だけで他の人を見下す人もいる。

まー、日本にはあまりいろんな人種がいるわけじゃないから、

実際の事はいえないけど。


昔、一緒に中国人やミャンマー人の人と仕事をした事がある。

みんないい人で、すごく好きだったよ。

言葉はすべて通じないけど、

笑顔だけでコミュニケーションをとったりもしたし。



ベルギーでは親日家の人にも出会ったりもしたよ。

道端で声をかけてきた人は、日本語も少し話してた。


さまざまな人がいます、どこにでも。
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