命の儚さ

昨日まで隣に居た人が、突然居なくなるってどういうことなんだろ・・・
昨日まで笑ってた人が、笑顔を二度と見せなくなるってどういうことなんだろ・・・・
昨日まで冗談言い合ってた人が、口が聞けなくなるってどういうことだろ・・・

突然、同僚が亡くなった。
一瞬で彼女は星になった
まさか、海外でこんな経験をするとは思ってもなく、
そして、いつも明るく振舞っていた人が、
突然命を絶つことを決断していたことにも気がつかずに過ごしていた。

何を思っていたんだろ。
何を思いつめてたんだろ。
彼女には、仲良しのお母さんもいて、
身内がオーストラリアにいるなんてとっても心強いだろうに、
それでも命を絶つほどのことがあったのだろうか・・・・

またすぐにあたしのことをからかってくれる気がして、
スペイン語で「Ｈｉｍｅｎａ」ってあたしの名前を呼んでくれる気がして、
そんなかすかな期待がまだ頭の中をよぎる。

生きるって簡単なようで難しい。
人生はとってもとっても大変なもので、
人はその大変さから幸せをかみしめて生きていく

昔、お父さんに言われた一言が今でも忘れられない。
「オマエの命はオマエ一人のものじゃないんだ」って

天国で、彼女が笑顔でいることを祈ります。