
かわいい生徒の手術が行われました
11時に待ち合わせして、12時半からの手術

患者服に着替えて、手術の待合室でお別れ

彼はとても、勇気もあるし、落ち着きさも持ち合わせている子で、
「じゃあ、いってきまーす」と明るく向かっていった

彼のクラスの先生は、日本に5年間住んでいたので、日本語がペラペラ

もちろん、今までは彼に日本語を使うことはなかったけど、
リラックスさせようと、日本語で電話をかけてきた

電話越しに、先生の日本語と、
クラスみんながうしろで「ガンバッテー」と叫んでるのが聞こえる

手術後に会えるまで、仕事に戻らずに彼を待ち続け、
会えたのが17時

右目がぼっこり腫れていて、まぶたは切れている

右目の視力は健常だけど、
頬骨が折れてることで、ものがゆがんで2重に見える

それを治すために折れた頬骨の部分にチタンを入れる手術
4月からは新入社員として、働きはじめる彼

その前にということで留学に来たオーストラリア

一生傷が残るだろう経験をした彼だけど、
それと同時に一生残る絆を作れてるのも事実

彼は、こんなひどい経験をしたにもかかわらず、
オーストラリアを嫌いということもなく、
「来週の月曜日は学校に行けるかな

火曜日はベッカム見に行くでしょー

木曜日はクルーズでしょ

土曜日にはお酒飲めるかな

なんて、手術の後に、朦朧とした声で話す


そして、彼をこんなひどい目に合わせた犯人6人が早く捕まりますように