エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

地熱発電

2020-07-08 10:20:14 | 旅行・地域
2011年「東日本大震災」 我々は自然の驚異を目撃しました。 地震と津波の自然災害は、想像を絶する甚大なものでした。 わずか数分の地殻変動(地震)が、東日本に巨大津波を誘発し尊い命や貴重な財産を奪い去ってしまいました。 それでも、人々の努力で災害復興は、確実に進んでいると思います。 しかし、福島第一原子力発電所1・2・3号機のメルトダウンは、日本の“原発神話”を一瞬に崩壊させてしまいました。 放射性物質と言う見えない悪魔は、原子炉と言う檻から飛び出すと、人間の能力でコントロールできない事が分かった筈です。 それでも原発を続けたいと言うのなら、放射能の安全性を今すぐ立証して欲しい。 無理なら、止めるのが常道です。 国家予算を50年以上湯水の如く注ぎ込まなければ、事故を起こした 3機の廃炉すら叶わないと言うのです。 放射能汚染が自然終息するのに、10万年以上かかると言うのです。 被害地域の方々は、夢も希望も持てる筈がありません!

◎ 日本中に林立する“風力発電”&“ソーラー発電”
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福島第一原子力発電所の事故以降、日本中に“風力発電”や“ソーラー発電”が、まるで市民権を得たかの如く無秩序に設置されています。 その風景は、自然に馴染むのでしょうか? “休耕田”・“廃工場”・“学校跡地” 地権者の了解だけで、野放図に設置されては堪りません! 「風がなければ発電できない風力発電」・「太陽がなければ発電できないソーラー発電」まるで“イソップ物語”の「北風と太陽」の様です。 こんな不安定な電力が、日本の未来を明るく照らすと言うのでしょうか? 

効率よく電力を造る方法は、“原子力発電所”だけではありません。 「水力発電所もあります」・「火力発電所もあります」火山列島の日本には「地熱発電所もあります」と強調します。 日本は、“温泉天国”です。 温泉=地熱 日本中の温泉旅館やホテルが源泉を死守しているので、“地熱発電所”の建設は難しいと聞きます。 そんな事はありません。 温泉街の源泉を、勝手に借用するのではありません。 新たに、源泉を掘るのです。 現在、日本には17ヶ所の地熱発電所があります。 石油や天然ガス資源のない日本にも、地下には無限の“エネルギー”がある事をお忘れなく!

◎駅弁「いかめし」で知られる“森町”郊外に建つ“地熱発電所”

 
北海道には、駒ヶ岳・大沼エリア“森町”の郊外に「森地熱発電所」があり「濁川温泉」地区に建設され40年過ぎました。 場所は、海岸線から5キロほど入りますが、無人の山間ではありません。 硫黄の臭いが漂う“温泉郷”であり、発電所の排熱を利用した野菜畑(ビニールハウス)が広がるのどかな“農村部”です。 発電能力は、5万KWと原発の10分の一程度ですが、地域の電力を補う事は可能です。 日本中の地下には、地域をカバーする地熱が、何時でも使える状態にあります。 あえて、危険な“原発”に依存する必要はないと思います!
「日本中に熱源があり 豊富な水がある」こんな好条件を、利用しない手はありません。 「“地熱発電”による電力供給」 良いと思います!

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