エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

ザ・ウィンザーホテル 洞爺

2020-05-15 08:38:06 | 旅行・地域

北海道屈指のリゾートホテル ザ・ウィンザーホテル洞爺 を ご存知でしょうか? 洞爺湖町と豊浦町にまたがる、ポロモイ山(標高625メートル)の頂上に建つ高級ホテルです! 2008年、洞爺湖 G8サミット が開催されたので、覚えている方もいると思います。 しかし、このホテルの複雑な経緯を知る人は、案外 少ないと思います。

◎「ザ・ウインザーホテル洞爺」サミット前は、転覆(倒産)した“タイタニック号”と揶揄された。

昭和38年、北海道で芸能人の興行をプロジュースする「本間 観光」が、当時 東洋一の景観を売りに、ゴルフ場とホテルを建設しました。 開業時は、大変な人気だったと記憶しています。 しかし、数年で経営が傾きました。 その原因は、当地独特の気候にあります。 雪の少ない道南であっても、ゴルフ場の営業期間は決して長くありません。 問題はゴルフシーズン中、最も集客が望める 6~7月に、ポロモイ山に濃い霧が発生するのです。 水温が高い“噴火湾”と 低い“洞爺湖”の水蒸気が、山頂で混じるのが原因と思います。 霧が発生する度にゴルフが出来ないのであれば、営業に支障が出るのは当然です!

その後、ゴルフ場は10年単位で経営者が、次から次と変わりました。 ゴルフコースやクラブハウスを幾らリニューアルしても、霧が発生する状況に変わりはありません。 そんな中、金(ゴールド)の“先物取引詐欺”で名を馳せた「豊田商事」が、ゴルフ場を経営していた時期がありました。 要するに、堅実な経営など望めない(ブラックマネーが行脚する疑惑の)ホテル&ゴルフ場と言う事です。

その最たるものは、バブルの末期 ゼネコン「カブトデコム」が、無謀な改修工事で巨額の負債を招き、護送船団で守られて来たシティーバンク「北海道拓殖銀行」を破綻に追い込んだのが、ここ(当時・ホテルエイペック洞爺)です! このホテルは「霧によって負債を生み 負債によって黒い霧を生んだ」バブルの象徴になった“巨大建造物”です。


G8 サミットの会場を、洞爺湖町の「ザ・ウインザーホテル洞爺」に指名したのは、現・総理大臣「 安倍 晋三 」です。 ただし、2008年のサミットのホストは次期総理 「 福田 康夫 」でした。 その理由は「安倍」が、突然 総理を辞めてしまったからです。 この出来事は、政界のミステリーです。 現に、肉体的にも精神的にも、何ら異常がなかった? ただ、政治が嫌になった!(そんな詭弁はありません) しかし、再び総理大臣に返り咲く強運があったのです。 期せずし、自民党の顔(看板)となった。 その後、安保法制・モリカケ問題・桜を観る会・検察庁法改正(三権分立の危機)・・・ 憲法を歪める“強権”が目立ちます。 怖いのは、“安倍一強”による「平和憲法」と「民主主義」の崩壊です! 



果たして「安倍総理」は “清廉潔白”か?  

◍ 1998年、 「ホテルエイペックス洞爺」 約 5000億円で再建。 同年、破産。
◍ 2000年、セコムの子会社が破産管財人となる。 約 60億円で「ザ・ウインザーホテル洞爺」に売却。
◍ 2007年、疑惑のホテルが、安倍総理の独断で“サミット”のメイン会場に選ばれる。 同年、総理を辞任

どうして、巨額債権処理に“セコム(警備保障会社)の子会社”が任命されたのか? なぜ、サミットを目前に「ザ・ウインザーホテル洞爺」を指名した「安倍総理」が、突然 辞任したのか? 答えは、“ザ・ウインザーホテル洞爺” < “カブトデコム” < “セコム” < “ウシオ電機”(安倍総理の親戚筋)の中にある。 「火のない所に煙は立たぬ」当時から、良からぬ噂はありました。 「政府(与党)が絡む、“マネーゲーム”ではないか」と ! 
確たる証拠はありません。 しかし「コロナ禍」の中、どこの観光地も不況の嵐です。 特に、北海道の片田舎に建つ「ザ・ウインザーホテル洞爺」は、高級リゾートゆえに裕福な外国人(中国人)が頼りです。 インバウンド客が数年望めなければ、経営は成り立ちません。 そこで必要になるのは、政府からの“特別支援”(大型融資)です。 今後の経緯は、数字(金額)で見えて来ます!       


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