エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

九十九里浜 の 夏

2021-08-06 08:15:47 | “現代医学の功罪” 関連
北海道に生まれ、噴火湾で産湯に浸かったと言えば 大袈裟かも知れませんが、子供の頃は 海が遊び場でした。 いつ誰に教わったか忘れましたが、泳ぎは達者です。 残念な事に 北国のハンデで、海水浴のシーズンは短い。 それでも 夏になれば、家から 100m 程の海に 毎日 走ったものです。 そんな経験が災いし 九十九里浜の夏 は、私に牙を剝いたのです。 それは、千葉県の 紫外線 でした!

40年以上前の事です。 お盆休暇を利用し、千葉県の茂原市在住の友達を訪ねました。 打ち合わせが悪かったのか、友人の休みと日程が合わず、やむ無く一人で二泊三日を過ごす事になりました。 それでも、海水浴 & 日光浴 で満喫しました。 問題は、天候でした。 気温は、30℃を多少超える程度で快適でした。 しかし、太陽が隠れる曇天だと勘違いしたのが間違いでした。  当時 千葉県の上空にも、東京近郊の工業地帯で発生した 光化学スモッグ があったのです。 太陽が出ていなくても 紫外線の量は、想像以上(極端)に高かったと思います。 三日間で「綺麗に日焼け出来た」どころか、完全に火傷です。 九十九里浜の夏は、とんでもない結果で終わりました。 帰宅後は、当然 全身火傷で病院(皮膚科)通いでした!(笑)

近年 中国の PM 2,5 が、日本でも環境問題になっています。 原因は 車の排気ガスと言われていますが、石炭を利用した工場排煙や家庭用暖房の影響が大きい様です。 その結果 中国で毎年 123万人が、呼吸器・脳・心臓などの疾患で亡くなっているそうです。 有害物質である 硫黄酸化物 や 窒素酸化物 は、間違いなく人の健康を害し命も奪う元凶になります。 ただし 中国に対し「今すぐ改善しろ」と言っても、いささか無理があります。 どこの国も、国益が 最優先 なのです!  

日本は、環境を優先した国でしょうか?  40~50年前を忘れては困ります! 高度経済成長期、今の中国と同じでした。 工場地帯の上空は、光化学スモッグ で覆われていたのです。 それは、太陽を隠す程でした。 その結果 様々な 公害病 が、人々の健康や命を奪いました。 工場廃液、メチル水銀による 水俣病・カドミウムによる イタイイタイ病。 光化学スモッグによる、四日市ぜんそくスモン病・・・ 決して過去の問題ではなく、現在も苦しんでいる人は少なくありません。 国益を優先すれば、どの国でも環境問題を起こすのが、近代史における事実です!

 何を言いたいのかと聞かれると、現在の日本で問題になっている ガン疾患 の原因が、環境の中にあると申したい。 環境基準を強化しても改善しない微細な物質が、元凶ではないでしょうか?(一体 何か)  二酸化窒素(NO₂):「二酸化窒素は強い酸化作用があり、健康な細胞を障害する」  車社会では、誰でも NO₂ に曝されるのです。 「ガンや花粉症は 現代病」 それが、文明社会の妥協点でしょうか? 改善されないのが 虚しい!       

 九十九里浜の夏 が、図らずも環境問題になりました。 こんなデータがあります。 昭和25年(1950年)5万人 ほどの ガン死亡者 が、現在(2021年)37万人 を超えています。 何を意味するのか? 環境の中に、原因があると言う事です! おそらく、アメリカ FDA(食品医薬品局)が指摘する「過剰な動物性タンパク質の摂取」それ以外に、考えられません! 

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