エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

「悪魔の飽食」731部隊の正体

2021-08-08 08:18:26 | 日記

30年ほど前「森村 誠一」の推理小説「悪魔の飽食」を読んで、過去に日本が歩んだ軍国主義の愚行を再確認しました。 「人間の証明」「野生の証明」「戦国自衛隊」「蒼き狼」・・・ 数々の推理小説を配給し、テレビドラマ や 映画 に取り上げられた人気作家が、第二次世界大戦を題材にした ノンフェクション を綴ったのですから、当時 大きな反響を巻き起こしました。 真実か? 捏造か? その判断は、読者の感性に委ねられていると思いました。 

中国東北部の旧・満洲に拠点を置いた関東軍・防疫給水部・731部隊 が、細菌兵器の研究の為に中国人を誘拐(監禁)し、ペスト菌・コレラ菌・チフス菌・炭疽菌・・・を使い 1000余の 人体実験 を行った疑いです。 目的は、物資(武器・弾薬)が乏しかった日本軍が、アメリカ or 敵軍 を細菌で攻撃する為の秘密研究でした。 細菌兵器は、確かに使われました。 陶器製の弾頭に細菌を注入し、絹繊維で仕上げた風船爆弾(数千発)を打ち上げ、太平洋上の偏西風を利用し、アメリカ本土(西海岸)に数発が到達したそうです。 細菌による人的被害はなかったものの、大きな風船に驚いたアメリカ人が一人が、車の事故で死んだ様です。 思えば この事件は、第二の 真珠湾攻撃(アメリカ本土攻撃)だったと思います!

◎731部隊に関する悍ましい映像は添付できません。
(検索サイトから ご覧下さい)


正直言って、「悪魔の飽食」は忘れていました。 いや、記憶から消そうとしていたのが事実です。 どこまでがフェクションで、どこまでがノンフェクションか? 理解の及ばない記述が多過ぎたからです! それが、NHK BS1スペシャル「731部隊 人体実験はこうして拡大した・隊員たちの素顔」で、資料 や 証言 を公開したのです。 ドキュメントでは、東大 や 京大 の優秀な医学生達を多額の報酬で招集し、大量殺人を目的にした細菌の武器化を進めていたと言うのです。 しかし 風船爆弾の武器化構想は、1945年の敗戦により終焉しました。 問題の核心は、日本を代表する大学が、政府 or 軍隊 の意向に同意したのか? 答えは簡単です。 当時、日本は 軍国主義 だったからです! 侵略戦争が、唯一無二の国益と信じていたからです! そんな思惑は、敗戦によって頓挫したのです。  

一体、蛮行を続けた 731部隊 の記録(資料)は、誰が隠蔽したのか? 敗戦国・日本が、勝手に隠し通す事は出来ません。 戦勝国・アメリカが、生物化学兵器開発の為に、関係者に対し司法取引した様です! その証拠に、731部隊の代表者であった石井中将は 戦犯 を免れた上、アメリカから保護を受け 後の 朝鮮戦争 で技術協力していたそうです。 また ジュネーブ協定に反し、防疫給水を隠れ蓑に731部隊(生物化学兵器研究部隊)を創設した政治家は誰だったのか? 敗戦後 A級戦犯として拘束されるも、アメリカとの裏取引(秘密資料の提供)で死刑を免れ、後に内閣総理大臣になった人物です! 昭和の妖怪 と呼ばれた「岸 信介」です。 前総理大臣「安倍 晋三」の祖父と言った方が分かり易いと思います。  

◎「安倍 晋三」のお爺さん。(妖怪の孫なのか?)

生物化学兵器 と言えば、27年間「オーム真理教」が起こした 日本最大のテロ事件「地下鉄サリン」「松本サリン」を思い出します。 目に見えない 毒ガス が、瞬時にして大勢の 命 と 健康 を奪う最悪な兇器です。 
今我々は、サリン 以上恐ろしい 生物化学兵器 を経験しています。 それは、新型コロナウイルス です。 毒性は低いものの、感染力は尋常ではありません。 また、ウイルスが死滅する事は考えられません。 保存されたウイルスは、いずれ 第三国 によって テロの手段 として使われます。 人口の一極集中・無秩序なリバウンド計画、 世界は 2019年以前の 自由社会 に戻りません! 

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