エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

野鳥 <Ⅱ>

2015-08-23 09:12:48 | 趣味

 

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< No.> 学名が Japanese Waxwing と言う、ヒレンジャク(緋連雀)です。 勇ましい風貌と勝気な性格が、観察していてとても楽しい。 東アジアに分布する渡り鳥で、北海道が北限の様です。 名前にワックスが付くだけに、羽や体毛に独特な艶があります。 自分より体の大きい野鳥に、冠羽を逆立て体毛に空気を目一杯ため威嚇する格好は、まるで歌舞伎役者の大見得のようで笑えます。 また、ヒレンジャク の嘴にも特徴があります。 嘴の下の部分が異様に開き、口の中は真っ赤です。 それを見た野鳥は、一瞬驚きますが効果は長続きしません。 本当は、見た目と違いパフォーマンスだけの、臆病な野鳥かも知れません。

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< No.> 北海道に生息する、可愛さナンバーワンの シマエナガ です。 名前はシマエナガですが、縞はありません。 体はピンポン球位で、尾羽が異常に長いのが特徴です。 綿の様にフワフワな丸い体に、目と嘴と羽と足と尾羽がチョコンと付く、野鳥とは思えない可愛い存在です。 シマエナガ が、始祖鳥の末裔だとは到底思われません。 これが進化であれば、究極の形態でしょう?(とにかく可愛い!) 近くで見る事が出来れば、誰でも感動すると思います。

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< No.> 頭頂部に黄色い菊の花びらをのせた様な キクイタダキ です。 体長10センチと小さく、機敏に草木の周りを飛び回る様は、まるで踊っているみたいです。 鳴き声は綺麗で、歌の様に聞こえるから不思議です。 蜘蛛とか虫を餌にしているので、肉食の部類なのかも知れません。 我々の近くに、沢山来て欲しいユニークな野鳥です。

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< No. > 全身が茶色で味噌の様な味わいのある ミソサザエ です。 通常は、薄暗い湿地帯に生息する様ですが、時々町にも現れます。 我が家に来たのは真冬で、私を興味深く観察していました?(人間を見た事がないのか) 体は小さく、茶色の体毛はビロードの様に艶があり、卵型で愛嬌がある野鳥です。 滅多に会えないのが、残念です。 

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< No. > 個人的に思い出のある野鳥 メジロ です。 余りにもメジャーな野鳥ですので、生態など説明する必要はないと思います。 寒冷時、庭に見慣れない野鳥が2羽、元気なく雪の上をうろついていました。 色はウグイス色でなく、若草色でした。 多分、メジロ の冬毛だと思います。 急いで屋根のある小さな餌台を作り、リンゴを細かく切って入れてやると、1羽のメジロだけが貪る様に食べていました。(もう1羽は助からなかった) 約1ヶ月、リンゴやバナナやブドウを毎日食べ、元気が出たのか何処かに飛んで行きました。 その年の5月、近くの桜の木に無数の メジロ がやって来ました。 まさか あの メジロ が、仲間を連れて来たのではと観察していると、中の1羽が餌台に飛んで来ました。 間違いなく、あの メジロ です。 何回もやって来て、餌台の屋根で囀っていました。(メジロ の“恩返し”なのでしょうか? 感激)    

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最下位 > ある意味で、庭に呼びたくない太めの野鳥 シメ です。 嫌いな訳ではありませんが、大食漢が災いし仲間同士の喧嘩(餌の取り合い)が激しいのです。 窓ガラスに映る己の姿を、敵と勘違いし体当たりするのですから悲劇が起きます。 窓ガラスに激突し、脳しんとを起こす程度なら良いのですが、死ぬ場合もあるのです。 いくら自業自得と言っても、餌を与えた野鳥が怪我をしたり死ぬのは、私の責任として見過ごす事は出来ません。

・・・ 画像はbing.comから転載 ・・・