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塩豚。

2007年02月27日 | *美味しいモノ*

塩豚。

Pancétta.


生ハムとも、ベーコンとも違う、その美味なるもの。


その美味しさを知ってからもう10年くらい経つだろうか。


以前も書いた「塩豚とほうれん草のスープスパゲティ」、それを出してくれていたお店は残念ながらもうないが、ひさびさ「塩豚」の味を堪能したくて3日前に仕込んでおいた。


自分で作るのも久しぶり。


その作り方が載っている本を当時、購入した気がしたのだが、先日までおこなっていた大片付けですべての料理本を大移動させてしまった為、よくわからなくなってしまった。

まだネットが今ほど普及していない頃だった為、その本を探すのに何件もの本屋に行き何十冊ものイタリア料理の本を読みあさったりして、本当に苦労の末、見つけ出したものだった。


しかし今はネット時代、本が見つからなくても検索すれば…と探してみるとあるわあるわ。




…が、私の記憶にある作り方とは微妙に違う…。


しかも、どうやら「はなまるマーケット」で塩豚の作り方を取り上げたのでこんなに検索で引っかかってくるらしい。

もしくは、同じ「塩豚」という名称でも炊いて作る方法のもでてくる。


それに…その方々の注意書きに書いてあることを、私は完全無視して作っていたような…いやいや、そのイタリア料理の本にもそういうことは書いていなかったような…。


だいぶあやふやな記憶だが、結局、自分の「記憶」と「お腹の丈夫さ」(苦笑)を信じ、作ってみることとした。


もし自分でも作ってみたい!と思った方はネットで「塩豚」もしくは「パンチェッタ」で検索して調べてみる方が良いかと思う。



一応、以下に私の作り方なぞを載せてみるが、そのとおりに作って「お腹こわした!」となっても申し訳ないが責任は持てないので…。




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Pancétta alla NASHïKO ♪ (NASHïKO風の塩豚)


■材料■

・豚バラブロック(豚肩ロースブロックでも可)  適量(1週間ほどで使い切るぐらい)

・くず野菜(人参などの皮、セロリの葉などの香味野菜)  適量

・塩(精製塩不可。ミネラル分たっぷりの良いものを)   たくさん




■作り方■

1.豚バラブロックをフォークでブスブス刺して味をしみこみやすくする。

2.塩をたっぷり、めいっぱいすりこむ。真っ白になるぐらい。

3.二重にしたビニール袋、もしくはジプロックにくず野菜と2.の肉を入れ、よくなじませる。

4.空気をなるべく入れないようにピッチリと封をし、念のためトレイの上に載せて冷蔵庫へ。

5.時々上下などをひっくり返しながら最低3日間は寝かせ、できれば1週間ぐらいで使い切るようにする。

以上。


作り方、などという言葉を使うのもオコガマシイほど簡単だが、時間がかかるところが大変といえば大変。


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さて、他の方のレシピと違うところは「くず野菜を入れる」ところと、ドリップ(肉汁)が腐りやすくなる原因(!)らしいので、肉の周りを脱水ペーパーなどで巻き、たびたび取替え、水分を吸い取りながら寝かす、というところ。


でも、私はそんなことをしていた記憶がない(汗)

それに、くず野菜を入れる時点でそんなこと無理。←無理やりやろうと思えばできるが…。





そして。



3日前に仕込んだ塩豚を冷蔵庫から取り出す。

色も最初の時とは変化してきている。

私の頭の中はすでに「塩豚とほうれん草のスープスパゲッティ」!


その正確なレシピを私は知らない。


が、



基本はペペロンチーノの同じ作り方+以下のことを付け加える方法で近いものができると思う。

あの、お店の味は無理。





ニンニクを弱火で火にかけるときに、好みの大きさに切った塩豚(あらかじめ水で洗って余計な塩分を落とす)も投入。


じっくり、ゆっくりと。


唐辛子も忘れずに。



パスタの茹で汁をスープ分入れ、ひいた黒胡椒で味をととのえる。

塩気はちょっとしょっぱいくらいがベストだが、塩豚の塩の強さによってお好みで。


この味のままでも良いが、醤油を少したらすのもいいかもしれない。


あらかじめ茹でておいたほうれん草も用意、最後に載せる。


硬めに茹でたパスタを投入、すぐに盛り付ける。



深めの器で、まるでラーメンのようにお箸でいただく(お店でもそう出していた)。


あのお店の味には到底届かない。

でも懐かしい味。




この塩豚のエライところは、いろいろ他にも使いまわせるところだ。

本場イタリアでは、カルボナーラを作るときに欠かせない。

ベーコンと同じような感覚で使える。


塩豚チャーハンなどの炒め物も美味しそう。


大根などの根菜、豆などでスープを作るのも最高だ。


あっという間に使い尽くしてしまう。





私の作り方はともかくとして(苦笑)、ぜひ試してほしいもの。






ちなみに、私はお腹、まだ痛くなったりしていない(爆)





















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2 コメント

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Unknown (Kanahei)
2007-03-01 06:36:24
またしてもNASHIKO。さんのおいしいもの情報に引っかかってる私ですw。
おいしそう!カルボナーラはベーコンだとばかり思ってた!
ちなみにこれ生で食べたりもするのかな?
私の「しめ鯖」並みにお腹がきになるところだけど、でもおいしそうセンサーがわんわん鳴ってるので、近々トライしてみるっす!
あ、でもデンマークの豚(というかドイツあたりから輸入してるやつ)サルモネラ汚染がひどいんだよね・・・。どきどき。
Unknown (NASHIKO。)
2007-03-01 22:31:15
きゃ~、生はさすがに危険よぉ!

必ず火はとおしてね☆

煮る物系でも炒め物系でもどちらでもいけるよ♪

チャーハン作ったらメチャおいしかった!

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