旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

シチリア・マルタ視察【シチリア編】①パレルモ/モンレアーレ/パラッツォ・アドリアーノ

2019-11-26 17:42:25 | シチリア・マルタ2019

こんにちは

スペースワールドの佐藤(佑)です!

シチリアはまずパレルモからスタート

今回、効率よくなるべく多くの場所を訪問するため、

またマルタへの移動のフライトの都合もあり、パレルモからスタートしカターニャで終われるように組みました。

 

パレルモへのフライトは、イタリアへの旅行ではおなじみ、

イタリアのフラッグキャリアでもあるアリタリア航空が便利です

機内でのイタリア人CAさんの陽気な接客を受け、着陸前から気分はイタリアです

 

ローマでの乗り継ぎは1時間50分。

定時運行でしたので、余裕がありました

 

パレルモに到着したのは夜遅かったので、1日目はホテルに到着して終了。

2日目から本格的に始動です

 

シチリアの州都であるパレルモは人口約68万人、日本では島根県の人口(約69万人)と近いです。

2015年7月に、「パレルモのアラブ・ノルマン様式建築物群、及びチェファルー大聖堂・モンレアーレ大聖堂」として世界遺産に登録されました

 

◎ヌオーヴァ門

ターバンを巻いた4体の男性の彫刻が最初からインパクト大ですね

旧市街の大通り(ヴィットーリオ・エマヌエーレ)の終点、ノルマン王宮の脇にある門です。

内側は旧市街、外側は新市街で、このあと訪れる郊外の「モンレアーレ」に続く道です。

ルネッサンス、アラブ、ノルマン様式が混ざった複雑なつくりとなっています。

 

 

◎カテドラーレ(大聖堂)

アラブ・ノルマン様式の教会をベースに建設されましたが、

増改築が繰り返し行われ、カタロニア、ゴシックなど様々な様式が織り交ぜられて当時の面影はあまりないそうです。

中は改修時の流行だった新古典様式で、外観と比べると比較的すっきりとした作りです。

 

向かって右側はパレルモペストから救ったとされる守護聖人ロザリアの礼拝堂

 

 

祭壇近くの床には季節を表す“日時計”があります。

床に12星座が描かれており、天井から差し込む光が季節を教えてくれます。

 

この写真、何の変哲もない大聖堂の一部かと思いきや、『WC』という看板が!?

なんと、後ろの壁の前に隙間があり、裏にお手洗いがあるのですビックリ

 

◎クアットロ・カンティ

4つの角を意味し、マクエダ通りヴィットーリオ・エマヌエーレ通りが交わります。

中心に面する4つの建物は、角を弧状に丸く切り取られた形をしており、

1段目にはそれぞれ四季を表す噴水

2段目には歴代のスペイン総督

3段目には4人の守護聖人

が置かれています。

(先ほどの大聖堂で守護聖人のロザリアに触れましたが、1番大きく扱われているロザリアは実は5人目の守護聖人で、

それ以前にもともといた4人の守護聖人だそうです)

 

◎プレートリア広場

噴水には30体以上の裸体と動物が彫刻されており、不思議な雰囲気です。

 

 

◎サン・カタルド教会(右)/マルトラーナ教会(左) 外観のみ

 

◎マッシモ劇場

まるで神殿のような出で立ちの劇場。有名映画「ゴッド・ファーザー3」のロケ地!

アル・パチーノ演じる主人公マイケルの息子がオペラ歌手デビューする場面で使われた劇場です。

あぁ、、この階段で・・・メアリーが・・・

 

 

 

時間がなく、パレルモで1番の観光スポットとも言える「パラティーナ礼拝堂」は、

この後行くモンレアーレの大聖堂と似た雰囲気だということで泣く泣くパス

 

その代わりといってはなんですが、名物の2つのグルメを楽しみました

 

★アランチーニ

 ライスコロッケです。店によって大きさはまちまち。

今回伺ったお店は、いろいろなアレンジのアランチーニを初めて出したお店とのこと。

  

 

センスの良いかわいらしい内装と、ずら~っと並ぶたくさんのアランチーニ。ついつい立ち寄りたくなります。

そして何よりすっごく美味しかったです!!!

Ke Palle

http://www.kepalle.it/

Via E. Amari, 154, 90139 Palermo

 

★カンノーロ

筒状のビスケットの中にクリームが詰まった伝統的なお菓子です。

パレルモで有名なカフェ「スピンナート」で、小さなカンノーロを食べました。

思ったより甘くなく、カフェタイムにぴったり

  

 

私たちは(イタリアらしく!)カウンターで立ち飲みしましたが 、 

こちらのカフェは内装も素敵ですので、時間があれば座ってゆっくりされるといいと思います。

天気がよければテラスもよさそうでした~ジェラートもおいしそう

Antico Caffè Spinnato

Via Principe di Belmonte, 107, 90139 Palermo

 

 

さて、パレルモを出て車で約30分 モンレアーレに到着です。

パレルモを訪れる方なら、必ずと言っていいほどセットでモンレアーレにも訪れます。

モンレアーレは「MONTE(モンテ)=山」+「REALE(レアーレ)=王の」で『王の山』という意味です。

その王というのがノルマン王グリエルモ2世で、彼が12世紀後半にドゥオーモ(大聖堂)と修道院を築いてから、

それらを中心に町が本格的に造られていきました。

 

◎ドゥオーモ(大聖堂)

広々とした内部、、、圧巻でした

金色をベースとしたモザイクが広がり、豪華絢爛という言葉がこれほどまでぴったりとは、、!

ただ豪華なだけでなく、モザイクはよく見るとびっくりするほど見事で精巧です。

高い天井、くぼみの中心にはキリスト、その下には聖母マリアや天使、12使徒など。

文字はラテン語、ギリシャ語で書かれています。

 

 

左右の壁面には旧約聖書、新約聖書のストーリーが描かれています。

 

正面向かって右側の身廊は創世記で、上の段は天地創造、アダムとイヴ、カインとアベルの物語へと続きます。

下の段はノアの箱舟、バベルの塔となります。大きすぎて写真がうまく撮れませんでしたが

 

 別の面には、人々を救済するキリストや、最後の晩餐も描かれていました。

 

 

当時、文字を読むことができなかった一般の人々にも、絵であれば伝わりやすいということのようです。

建設したグリエルモ2世が、自分がより神に近い存在であることや王権を誇示するため、

祭壇向かって右側には司教の座る司教座、左側には王の玉座が設けられていますが、写真からわかるように

左側の玉座の方が位置が高くて立派に造ってあります。

さらに司教座の上の壁には『聖母に大聖堂を捧げるグリエルモ2世』(写真左)、

玉座の上の壁には『キリストから王冠を授かるグリエルモ2世』(写真右)が描かれています。

  

 

◎キオストロ(回廊付き中庭)

ドゥオーモ付属の修道院として建設されました。

ここがまた素晴らしく美しかったです。

個人的には、モンレアーレに来たらドゥオーモだけでなくこちらも必見だと思いました。

正方形の中庭は、整然と並ぶアーチに囲まれます。

アーチを支える柱にはこれまた細かいモザイクの模様で装飾され、柱頭も細かい彫刻がなされています。

明るい中庭、回廊に差し込む光とアーチ型の影、静寂に包まれてゆったりとした贅沢な時間を感じました。

 

 

↑中庭の一角、アラブ風の噴水

 

モンレアーレからはパレルモの街を見下ろすことができます。

 

 

モンレアーレで食べた昼食を少し紹介します。

・シチリアでよく食べられる「spaghetti con sarde」はイワシのスパゲッティです。

お店によって違うと思いますが、食べたのはケッパーがソースに使われていました。

 

・モンレアーレ風という名前のついたスパゲッティは、サルシッチャ(ソーセージ)とキノコが入ったオイルベース。

こちらもおいしかったです。

 

 

モンレアーレを出発して、アグリジェントに向かう途中、

映画『ニューシネマパラダイス』のロケ地であるパラッツォ・アドリアーノという街に立ち寄りました。

街の中心のウンベルト一世広場】が、映画中で映画館(パラダイス座)があった広場です。

映画館はセットでしたが、噴水や教会はそのまま。

 

博物館ではかの有名な自転車や、アルフレードの帽子、かばん、写真などが展示されていました。

見学している間、オーナーさんが映画の音楽を流してくださるので、より一層映画の世界を感じることができました。

 

 

 

 

パラッツォ・アドリアーノからアグリジェントに到着し、2日目終了。 続く!

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シチリア・マルタ視察【導入編】

2019-11-25 11:12:01 | シチリア・マルタ2019

こんにちは!

スペースワールドの佐藤です

2019年10/12~20の9日間で、イタリアのシチリアと、マルタ共和国へ視察へ行って参りました

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<スケジュール>
1日目:アリタリア航空にてローマ経由パレルモへ パレルモ泊
2日目:パレルモ~モンレアーレ~パラッツォアドリアーノ~アグリジェント泊
3日目:アグリジェント~ピアッツァ・アルメリーナ~モディカ~ラグーサ泊
4日目:ラグーサ~ノート~シラクーサ泊
5日目:シラクーサ~タオルミーナ~カターニャ⇒⇒マルタ(ヴァレッタ)泊

6日目:マルサシュロック⇒ブルーグロット⇒イムディーナ⇒モスタ・ドーム⇒スリーマ⇒サンジュリアン伯

7日目:ゴゾ島(ジュガンティーヤ神殿・ヴィクトリアなど)⇒ヴァレッタ⇒サンジュリアン泊

8日目・9日目 マルタ発ローマ経由帰国

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まずは導入編ということで、位置関係からみていきましょう。

 

広域で見ると、アフリカ大陸のすぐ近くであることがわかります。

ちなみに地図中のチュニスはチュニジアの首都ですが、去年のチュニジア視察の記事では、

ちょうど私が『右上はシチリアですよ~』的なことを書いていましたね

 

OGPイメージ

チュニジア視察 ①導入編 - 旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

こんにちは!スペースワールドの佐藤です10月中旬、弊社のもう一人の佐藤さんとW佐藤でチュニジアへ視察へ行って参りました。現地の様子をレポート...

チュニジア視察 ①導入編 - 旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

 

 

そしてシチリア島が意外と大きいく(地中海最大!)、マルタがすごく小さいことも分かります。

(シチリア島は九州より小さく、四国より大きいらしいです)

 

シチリアは、島であると同時に1つの州でもあり、イタリアの20ある州の中で最も大きい州だそうです。

立地柄、たくさんの民族の覇権争いの地となりました。

ギリシャ、カルタゴ、ローマ、アラブ、ノルマン(フランス)、スペインなど。。。

様々な民族の文化を受け入れてきたその歴史から、イタリア本土とはまた一味違った独特の魅力を味わうことができます。

州都はパレルモ。旅行の空の玄関口として西はパレルモ、東はカターニャに空港があります。

 

赤の矢印が今回の訪問順です。

時間の都合上、残念ながら西のトラーパニや北のチェファルー、本土との玄関口であるメッシーナやエオリエ諸島など、

訪れることができませんでしたが、まだまだ遺跡や世界遺産など含め、魅力的なスポット満載です。

 

マルタ共和国は、主にマルタ島・ゴゾ島・コミノ島などの島から成ります。

総面積でもシチリア島の約80分の1程度の大きさ、東京23区の約半分だそうです!

首都はマルタ島のヴァレッタです。

 

 

マルタも、シチリアと同じように様々な国の侵攻を受け、支配下に置かれてきた歴史があります。

その歴史の中でも、特に『聖ヨハネ騎士団』(通称マルタ騎士団)について触れざるを得ません。

騎士団とは、聖地エルサレムの防衛とキリスト教徒の護衛と保護を目的した、中世のローマ・カトリックの修道会で、

『聖ヨハネ騎士団』は当時の三大騎士修道会の一つでした。

キプロス、ロードス島、シチリアなどを経てマルタの地にたどり着いた騎士団は、

現在のスリーシティーズに拠点を置き、商業や貿易の発展に力を注ぎました。

また、以前の拠点であったロードス島をオスマン帝国により陥落されたことから、

マルタを強固な城塞都市として作り上げました。

1565年、オスマン帝国から大規模攻撃を受けたマルタは、圧倒的な数的不利にも関わらず

すさまじい抵抗を見せ、最終的にはシチリアの援軍もありマルタを守ったとされています。

さらなる攻撃に備え建設された現在の首都ヴァレッタは、

その時の騎士団長の名「ジャン・パリソ・ドゥ・ラ・ヴァレット」が由来となっています。

その後、1789年にフランスの英雄ナポレオンが到来するまでは、騎士団の統治による平和と繁栄の時代が続いたそうです。

 

ところで、マルタの公用語はマルタ語英語で、マルタと聞いて英語の語学留学を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。

これは、19世紀のイギリス支配下時代の名残だそうです。

一方でマルタ語ですが、どんな言葉なのか現地のスタッフの方に尋ねたところ、

「イタリア語・フランス語・アラビア語が混ざった感じ」とおっしゃっていました。

かなり複雑な言語のようですね言語からも複雑な歴史を感じます。

 

シチリア、マルタともに地中海の恵まれた気候の恩恵を受け、おいしい食べ物がたくさんあります!

・オリーブオイル

地中海地域では定番!マルタでは生産量は少ないものの、質が良くとても美味しいと評判です。

・お酒

安くておいしいワインがたくさんありますよ

シチリアではレモンが有名で、レモンのリキュール「リモンチェッロ」も定番のお土産です。

・ピスタチオ

シチリアにあるヨーロッパ最大の活火山「エトナ山」の麓町であるブロンテが名産地。

是非ピスタチオのジェラートをご賞味ください。

ちなみにシチリアではアーモンドも有名で、料理に使われていたりします。

・チーズ

イタリアでチーズといえばおなじみですが、シチリアでは特にリコッタチーズを見かけることが多かったです。

マルタではゴゾ島が起源のゴゾチーズという特産品が楽しめます。

・ハチミツ

マルタのハチミツは世界的に有名だそう。確かにいろんなところで売っていました。

たくさんの種類があり、ゴゾでは「ゴゾのハチミツ」がマルタ島のハチミツとは別に売っていました。

 

他にもジャム、塩などいろいろとバラエティ豊かで買いたいもの、食べたいものが尽きません。

食事は海に囲まれた島らしく海鮮料理が基本的においしいですが、

シチリアの内陸部ではお肉料理もおいしいです。

 

どちらも見所が多く、限られた日数では満足に観光することはできませんでしたが、

可能な限り見てきた現地の様子をレポートしていきたいと思います

 

なお、今回はW佐藤での視察となりましたが、

シチリア部分はわたくし佐藤(佑)から、マルタ部分は佐藤(友)からお伝えします

(紛らわしくてすみません)

 

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モロッコ視察⑩ タンジェからアフリカ初の高速鉄道(LGV)

2019-11-21 11:26:03 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地10日目は、タンジェから2018年に開通したばかりの高速鉄道LGV(アル・ボラク)に乗り、カサブランカ駅に行きました。
カサブランカ駅でドライバーさんと待ち合わせカサブランカ空港へ移動し、
カサブランカ空港からはエミレーツ航空でドバイ経由で帰国しました。

 

早朝朝7時過ぎ、まだ暗いうちにタンジェ駅に到着しました。
写真左側は出口なので右側から入ります。

中は意外と広く、スターバックスなどありました。
入口からまっすぐ進むと待合室がありました。
チケットを見せると利用可能な時間帯の人は待合室に入れるシステムです。

 上から2番目にカサボヤージュ行きの2009便がありました。

一枚目の写真の右奥が待合室です。
乗車可能な時間になると駅のコンコースに出れます(写真2枚目)。

お~!! フランスのTGV にそっくり!!それもそのはず、フランス国有鉄道が工事を総括したそうです。
車両は2階建てになってました。

まさかのモロッコに高速鉄道とは。。
昔、15年前にモロッコ来た時とは、、時代の流れを感じます。

今回は、一等車(1Vlasse)、1号車(1Voiture)、座席91 でした。
一等車は、1号車と2号車があったので、車両を気を付けましょう。
自分は、最初、一等車の2号車に乗り込んでました。。他人様の席に座ってました。。

乗車後、タンジェ駅を出発してから係員の方がチケットを確認しに来ます。

 

 

車内の様子です。スーツケース置き場、コンセントがありました。
残念ながらWi-Fi はありませんでした。

アフリカ初の高速鉄道のエル・ボラクは、
今までタンジェ-カサブランカ間が5時間だったのが、わずか2時間に短縮されました。

実際、タンジェからあっという間にカサブランカでした。
乗客は一等車だからか、ビジネスの方が多い印象でした。


カサブランカのカサ・ヴォヤジァー駅に到着しました。
エスカレーターを上に登ります。

エレベーターを上がると、高速鉄道専用の出口になってました。


出口をでたカサ・ヴォヤジァー駅の2階の様子です。
マクドナルドなどがあります。両替所もありました。

カサ・ヴォヤジァー駅 でドライバーさんと待ち合わせ、空港に向かいます。

高速鉄道専用の出口を左に向かい、階段を下りました。
反対側はタクシー乗り場になってました。

現在使われていない旧駅舎です。趣があります。

カサブランカのカサ・ヴォヤジァー駅からカサブランカ空港まで、約1時間弱でした。

カサブランカ空港は、まず荷物の検査を受けてから建物の中に入り、
2階のエミレーツ航空のチェックインカウンターで手続きをして、
出国審査をして、ゲートに向かいました。

エミレーツ航空はドバイでの乗り継ぎ時間が短い(1時間25分)ですが、
なんと、カサブランカを出発するのが遅れました。。。先が思いやられます。。

ドバイ空港はかなり巨大な空港なので、どうなることやらと思いましたが、
飛行機を降りたところにエミレーツ航空の係員の方が看板を持って待機してました。
看板にNRT(成田の空港コード)が書かれていましたので、
そちらの係員の方の指示に従い、
通常のトランジットの流れの手前でエレベーターを降り(係員の方がここにもいました)、
バスで成田発の飛行機が待機しているターミナルに行き、
手荷物検査を受け、ゲートに向かいました。

まったくもって余裕で、成田空港行きのゲートに到着しました。

乗り継ぎも無事に完了し、日本に戻ってきました。

 

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モロッコ視察⑨ シャウエン~ティトゥアン~タンジェ

2019-11-21 11:25:30 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地9日目は、シャウエンからティトゥアン、海沿いをタンジェに向かいました。

シャウエンの出発時間が遅めのため、
朝、シャウエンを旧市街(メディナ)を散策しました。
朝は人が少ないので、散策にとても良いです。

ホテルからカスバを通り、ウタ・エル・ハマム広場を抜け、ハウタ広場から東へ行き、
その後、北の城壁に行きました。

 

有名な写真撮影場所です。青がとても綺麗です。

やはりシャウエン、タクシーも青色でした。

シャウエンを10時半に出発し、車で約1時間15分でティトゥアンに到着しました。

ティトゥアンの旧市街(メディナ)を散策しました。
街は白壁造りで、どことなくスペインのアンダルシア地方を彷彿とさせます。
シャウエンの青と対照的です。
海に近いので、水揚げされたお魚が売られてました。

旧市街(メディナ)散策中にトイレに行きたくなったので、
公衆トイレに入りました。有料で1ディラハムでした。
トイレットペーパーがなく、アラブ式のトイレでした。

写真は新市街のムーレイ・メフディ広場です。カトリックの教会がありました。

ティトゥアンから車で約30分くらいのメディクという港町で昼食をとりました。


 遠くにスペインが見えます。

BLUE SKY というレストランで、メインはシーフードタジンでした。
ムール貝、イカ、お魚をトマトソースで煮込まれていました。
スパイスが効いていて美味しかったです。

昼食後、海沿いの道を走ります。
セウタはスペイン領なので、セウタは通らずにタンジェを目指します。

タンジェに向かう途中、左手にタンジェMED港、対岸のスペインが見えます。
タンジェMED港はタンジェ市内から東に約40km 離れていて、
スペインからのフェリーはほとんどがこちらに到着します。

タンジェ旧市街(メディナ)を散策しました。
昔はとても治安が悪くて有名な町で、今は改善されたとは言ってましたが、
あまり良さそうじゃない雰囲気を感じました。

明日は早朝にタンジェから高速鉄道に乗るので、
高速鉄道駅のタンジェ・ウィル駅近くのラマダに宿泊しました。
この辺りは、2018年の高速鉄道開通に伴い、再開発が進んでいるエリアです。

明日は早く出発ののため、ここでドライバーのザビエルさんと車と記念撮影。
トータル8日間、本当にありがとうございました!!

 

 

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モロッコ視察⑧ フェズ~メクネス~ヴォルビリス~シャウエン

2019-11-21 11:24:43 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地8日目は、フェズからメクネス、ヴォルビリス、シャウエンに行きました。

フェズからメクネスは車で約1時間です。

メクネスは、フェズとマラケシュに並ぶ古都で、ワインの名産地でもあります。

写真はヘリ・スアニです。
ダール・エル・マ(水の館)という古い貯水槽と、穀物倉庫からなります。
水は40mの地下からくみ上げられています。倉庫はとても大きいです。

 メクネスの街を見渡せる公園から。



メクネスからヴォルビリス遺跡まで車で約45分。
途中、山肌にある古都「ムーレイ・イドリス」を通ります。

ヴォルビリス遺跡は、モロッコにあるローマ時代の都市遺構では唯一の 世界遺産で、
ローマの属州のマウレタニア・ティンギタナの首都でした。
フォーラム(都市の中心に置かれます)、モザイク画、カラカラ帝の凱旋門、などが残されております。

ヴォルビリス遺跡から車で約1時間半のウェザーンという町のMotel Rif にて朝食をとりました。

シーフードのフライの盛り合わせを食べました。
モロッコではタジンという鍋料理が多いので、シーフードはとてもありがたいです。

ウェザーンから車で約1時間で、シャウエンです。

シャウエンの手前の街が見渡せる場所から写真を撮りました。
山あいにある街なので、少し肌寒かったです。

今回宿泊したのは、バルコンブルーというホテルです。
旧市街(メディナ)のカスバからすぐで、観光にとても便利な立地でした。

シャウエン到着後、ホテルとリヤドの視察をしました。
写真2枚目がリナリヤドという老舗リヤド、
写真3枚目がリヤドシェリファ、
写真4枚目がカサハッサン、
写真5枚目がカーサ・サビーラ、です。どれもとてもかわいらしいです。

シャウエンは街並みが青く、どことなくスペイン風でとても綺麗です。
このあたりを含めて北部モロッコでは、スペイン語が通じるようです。


視察後に、高台にあるスペイン・モスクに行きました。
頂上まで約20分ほどの山道です。
スペイン・モスクからは、シャウエンの大パノラマが楽しめます。とてもオススメの場所です!!

 

夕食は、バブ・スール・レストランで。





このお店は日本語ペラペラのサイードさんがオーナーのお店です。
自らを「サイトウさん」と名乗るとても明るい方です。
個人的には、漫画のバ〇ボンのパパに似てるなぁ~って見てました。

料理はモロッコサラダ、パン、チキンとエビのタジン、デザートと飲み物です。
料理はおいしく、何よりも量がほどほどなことがとてもありがたいです。
サイトウさん曰く、日本のお客様には量を調整するようです。

お客さんは日本人を含めいろいろな国の方、モロッコ人の方もいらっしゃいました。
シャウエンでオススメのレストランです!!

 

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