旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

シチリア・マルタ視察【マルタ編】②

2019-11-30 15:52:59 | シチリア・マルタ2019

こんにちは!

スペースワールド 佐藤(友)です。

 

今回は<ゴゾ島>編です。

 

ゴゾ島へは、マルタ島の北端にある港からフェリーで向かいます

冬期でも45分毎に1便運航しています。

 

早起きして朝 7時30分にセント・ジュリアンのホテルを出発。

けっこうギリギリでしたが、8時15分発のフェリーに間に合いました。

 

いざフェリーに乗り込みます

(行きは改札なしでフェリーに乗れました)

船内には売店があります

 

デッキへ出ることもできます。

船酔いしやすい方は外に出て海風に当たるといいかもしれません。

途中、右手にコミノ島を見ながら進みます。

 

ゴゾ島が見えてきました

約25分でゴゾ島の港に到着。

 

ここからは車で島内を巡ります

 

◎ジュガンティーヤ遺跡

マルタ島とゴゾ島では、約30の巨石神殿が発見されています。

巨石神殿群として世界遺産登録されているうちの1つ『ジュガンティーヤ遺跡』は、

紀元前3600~3200年頃に築かれた、世界で一番古い巨石建造物と言われています。

 

重さ数トンという巨大な石が積み上げられている様は圧巻です迫力がすごい

 

内部の様子

 

遺跡を後にし、島の中央部にある町 ヴィクトリア へ。

高台にそびえ立つ要塞『チッタデッラ(チタデル)』から、町の美しい景観を望むことができます。

 

 

要塞の入り口を通ると正面に見える大聖堂

天井はドーム型に見えるよう、だまし絵が描かれています。

(この日はあいにく修復工事中で見学できませんでした)

 

博物館や昔の刑務所など、町の歴史を体感できるスポットもありました。

 

 

 

チッタデッラを下ったところにあるショップに立ち寄りました。

◎JUBILEE FOODS

オリーブオイル、香辛料、塩、チーズなどなど‥ 様々なゴゾ島産の食品を販売しています。

パッケージがおしゃれでおみやげにもピッタリ

試食もあり、安心してお買い物ができます。

塩、はちみつ、イチジクのジャムをおみやげに買いました。←買い過ぎ(笑)

特にイチジクのジャムが美味しく、佐藤 2人とものお気に入りです

 

ヴィクトリアから西方面へ車で約5分、

伝統工芸の工房・ショップが集まる『クラフトヴィレッジ』にも寄ってみました。

ガラス製品、革製品、陶器、レースなど‥ 様々な工芸品を買うことができます。

あいにく写真撮影はでしたが、ガラス工房では作業の様子を見学できました。

 

のどが渇いたところで、ゴゾ産の食品を売っているお店でサボテンとざくろのジュースを買ってみることに。

非常に濃ゆ~いジュースで、特にサボテンの方は果肉感がすごい!

カラダに良さそうなお味でした(笑)

地のものにトライするのも、旅の楽しみのひとつです

 

続いて、島の北部・海岸沿いにある天然の塩田へ。

◎ソルトパン

強い日差しのもとで作られるゴゾ産の塩は、大粒で粗削りなのが特徴です。

 

写真映えする美しい風景が広がります。

 

 

ランチのため訪れたのは マルサルフォルン。夏場は多くの人でにぎわうリゾート地です。

海がとってもキレイです

 

 

↓ こちらのレストランで食事しました。

■Murella

フィッシュスープ

たっぷりのムール貝、魚からいいおダシが

米も入っていて、これだけでけっこうお腹いっぱいになります

 

『ランプーキ(Lampuki)』のフライ

英語でドルフィンフィッシュ(日本語だとシイラ)とも呼ばれています。

最初「ドルフィン」の部分が薄っすらとしか聞き取れず、

え、え、イルカの類なの‥ とドキドキしましたが‥(笑)

身がやわらかなおいしいお魚でした!こちらではポピュラーだそうです。

 

海辺の町なので、ここではやはりシーフード料理がおすすめです

 

 

自然豊かでのんびり過ごせるゴゾ島。

マルタ島とはまた違った魅力があるステキな島でした

 

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シチリア・マルタ視察【マルタ編】①

2019-11-30 15:22:24 | シチリア・マルタ2019

シチリア・マルタ視察、今回より【マルタ編】です‼

バトンタッチで佐藤(友) がレポートします。

 

マルタの滞在は実質2日間、かなり駆け足なスケジュールではありましたが‥

<マルタ島><ゴゾ島>のパートに分け、現地の様子をお伝えしていきたいと思います

 

★☆★ マルタの導入編はコチラをご覧ください↓ ★☆★

シチリア・マルタ視察【導入編】 - 旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

 

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<マルタ島>

 

 漁村の町 マルサシュロック

マルタ最大の漁村の町で、新鮮なシーフード料理のレストランも多数あります。

今回案内してくださった現地オペレーターの方も

「シーフードを食べるならマルサシュロックね!」と言っていました

 

◎サンデーマーケット

マルサシュロック湾沿いで毎週日曜日の午前にマーケットが開催されています。

この日はちょうど日曜日。マーケットの様子をのぞいてみました。

魚、野菜、フルーツをはじめ、お菓子やはちみつ、ジャムなどの食品、

手編みのレース製品や日用品など‥ あらゆるものが売っていました。

地元の方、観光客もたくさん来ていてにぎわっていましたが、

この日は風がかなり強く、海水が歩道にまで押し寄せていたので

店の列は普段の半分ほど、ということでした。

↑ こんな状況。。歩道が海水で浸っているのがお分かりでしょうか(笑)

(ベンチ前より右側が海です)

 

ちなみに、マルサシュロックでは『ルッツ』と呼ばれる伝統的な漁船を見ることができます。

あいにく逆光で伝わりにくいのですが‥

カラフルな色合いが実にかわいい~

日焼けによる劣化を防ぐために色が塗られているそうです。

 

 

ブルーグロット(青の洞門)

長い年月、波と風によって削られながら自然にできた美しいアーチが見事です

マルタの観光スポットとして人気があり、私もボートで洞窟内に入ることを楽しみにしていたのですが‥

 

この日は風が強すぎてボートは運休とのこと 

 

太陽の光が洞門内に差し込むと、様々な青色に輝きとってもキレイだそうです。

ぜひこの目で見たかった‥‥

 

でも

上からの眺めだけでも十分感動の美しさです

岩肌に打ちつける荒々しい白波(笑)が、それはそれでキレイでした

 

ちなみに、ボートは9人乗りで、1周 約25~30分をかけて遊覧します。

チケット売り場とボート乗り場の様子(閑散としてますが‥)

 

イムディーナ / ラバト / モスタ 

イムディーナは、かつて首都だった城塞の町。中世の雰囲気が今も残っています。

イムディーナへの入り口 メインゲート

 

町の中を馬車に乗って観光することもできます

 

ハニーカラーで統一された町並み

 

大聖堂

 

イムディーナグラスのお店

 

路地裏がすごく良い雰囲気を醸し出していて、いちいちカメラを構えてしまいます。

『静寂の町』と称されるように、路地に入り込むと余計な音がまったく聞こえてきません。

自分の足音だけが響きます

 

ドアノブもひとつひとつデザインが異なっていて、お気に入りを見つけるのも楽しそうです。

 

ここでちょっとブレイク

イムディーナに行くなら必ず行くべきとも言われる、超有名なカフェ『フォンタネッラ』へ。

かわいい看板が出ています

 

◎Fontanella Tea Garden(フォンタネッラ ティーガーデン)

眺めがサイコーです

 

名物のチョコレートケーキ。

シンプルなクラシックチョコレートケーキをいただきました。

ビジュアルからの印象よりは甘さ控えめで、けっこうイケちゃいます!紅茶との相性も◎

とは言え、ボリュームがあるので2人で1つくらいが丁度いいかもしれません。

 

トコトコ歩き続け、城塞の外につながる小さなトンネルを抜けると、ラバトの町につながります。

地下墓地や聖パウロ教会などの見どころがあり、

レストランや、ファストフードの定番『パスティッツィ』の人気店もあります。

ラバトの町並み

 

◎モスタドーム

イムディーナから車で約20分ほど北にあがったモスタという町の中心にある教会『モスタドーム』。

第2次世界大戦中、空爆で落とされた爆弾がこのドームを貫きましたが、なんと爆発せずに、

中にいた人々に被害が及ばなかったことから、『奇跡のドーム』とも称されています

 

世界で3番目に大きいドーム型教会です。

目いっぱいかがんでも、上から下まで全部をカメラのフレームにおさめることが難しいほど大きなドーム‥

圧巻の大きさと美しさに感動です

 

 

 

ヴァレッタ

マルタ共和国の首都であり、世界遺産の要塞都市 ヴァレッタ

中央をまっすぐ延びるリパブリック通りを中心に、きれいに整頓された町並みです。

お土産として人気のシルバーアクセサリーのお店もありました。

マルタクロスがモチーフとなったかわいいネックレスやブレスレットは

旅の記念にいいかもしれません

 

 

張り出した窓がカラフルでかわいいです

 

◎聖ヨハネ大聖堂

カラヴァッジョ作「洗礼者聖ヨハネの斬首」は必見です

入場料に含まれるオーディオガイドには日本語もありました。

 

オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ(首相官邸)

 

◎アッパー・バラッカ・ガーデン

 

冷戦終結に至ったマルタ会談 記念の碑

 

ここからグランド・ハーバーと対岸の スリーシティーズ が一望できます。

 

スリーシティーズ

ヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワ

この3つの街の総称が、その名のとおり スリーシティーズ です。

 

今回は残念ながら、町中を散策する時間が取れなったのですが、

ヴィットリーオーザのカルカーラという町にある英連邦海軍墓地内の

旧日本海軍戦没者墓地にだけ立ち寄りました。

 

◎旧日本海軍戦没者墓地

第1次世界大戦当時、同盟関係を結んでいた英国を援護するため、旧日本海軍は地中海に艦隊を派遣、

任務にあたっていた戦没者がここに眠っているとのことです。

 

 

スリーシティーズの町は車窓から眺めただけなのですが、

静かで落ち着いた町、のんびり散策したいな~という印象を受けました

 

スリーマ / セント・ジュリアン

ホテル、レストランが点在し、活気あふれる便利なエリアです。

「Bay Street Shopping Complex」や「The Point」などのショッピングモール、スーパー、

みやげ店があり、お買い物が楽しめます。

海沿いのレストランで、海を眺めながらの食事もいいですね

ヒルトン、ウェスティンなど、設備も充実したリゾートホテルも揃っています。

スリーマ側から見た対岸のヴァレッタの夕景

 

ヴァレッタとスリーマの間は30分ごとに船が運航しています。移動に便利ですね~

 

セント・ジュリアンのバー・クラブが連なるエリアは、夜になるとネオンがギラギラ、パーティー・ナイト化します(笑)

(騒々しいのが苦手な方は避けて通った方がいいかもしれません)

 

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さて、旅の楽しみのひとつといえば、やっぱり食事

マルタ島内で訪れたレストランをご紹介します

 

■The Medina Restaurant (イムディーナ)

(写真右)チーズとソーセージのプレート

(写真左)ボッタルガ(からすみ)のタリアテッレ

ゴゾの特産・ゴゾチーズは、新鮮さを保つため酢に漬けるそうで、独特の酸味があります。

 

メインはポーク、鮮魚(その日のおすすめ)のグリル

数名でシェアしましたが、かなりのボリュームです!

 

■Madoka(セント・ジュリアン)

日本食レストランです。シチリアから続く視察の終盤、日本食が恋しくなり伺いました。

 

お刺身 とっても新鮮でおいしかったです

 

まさかマルタでお好み焼きを食べることになるとは思っていませんでしたが(笑)

久々のソース味に感動

本格的でこちらもおいしくいただきました!

ラーメン、うどんなどもあり、日本食で落ち着きたくなった時におすすめのお店です。

 

■CAVIAR & BULL  (セント・ジュリアン)

コリンシアホテル内にあるレストランです。

店名のとおり、キャビアと牛肉を中心とした料理をいただけます。

お気に入りの一品。和牛のカルパッチョ

 

フィレステーキ

デザートのレモン・フォンダン(写真上)は、

中がトロ~っとしてほんのりあったかく、上品な甘さ&レモンのさっぱり感が絶妙でした

 

店内はディナー時ということで照明を落としてあり、やや暗めの雰囲気でしたが、

スタッフはとても感じが良く、気持ちよく食事ができました。

 

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次は<ゴゾ島>編に続きます~

 

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