旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

モロッコ視察⑩ タンジェからアフリカ初の高速鉄道(LGV)

2019-11-21 11:26:03 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地10日目は、タンジェから2018年に開通したばかりの高速鉄道LGV(アル・ボラク)に乗り、カサブランカ駅に行きました。
カサブランカ駅でドライバーさんと待ち合わせカサブランカ空港へ移動し、
カサブランカ空港からはエミレーツ航空でドバイ経由で帰国しました。

 

早朝朝7時過ぎ、まだ暗いうちにタンジェ駅に到着しました。
写真左側は出口なので右側から入ります。

中は意外と広く、スターバックスなどありました。
入口からまっすぐ進むと待合室がありました。
チケットを見せると利用可能な時間帯の人は待合室に入れるシステムです。

 上から2番目にカサボヤージュ行きの2009便がありました。

一枚目の写真の右奥が待合室です。
乗車可能な時間になると駅のコンコースに出れます(写真2枚目)。

お~!! フランスのTGV にそっくり!!それもそのはず、フランス国有鉄道が工事を総括したそうです。
車両は2階建てになってました。

まさかのモロッコに高速鉄道とは。。
昔、15年前にモロッコ来た時とは、、時代の流れを感じます。

今回は、一等車(1Vlasse)、1号車(1Voiture)、座席91 でした。
一等車は、1号車と2号車があったので、車両を気を付けましょう。
自分は、最初、一等車の2号車に乗り込んでました。。他人様の席に座ってました。。

乗車後、タンジェ駅を出発してから係員の方がチケットを確認しに来ます。

 

 

車内の様子です。スーツケース置き場、コンセントがありました。
残念ながらWi-Fi はありませんでした。

アフリカ初の高速鉄道のエル・ボラクは、
今までタンジェ-カサブランカ間が5時間だったのが、わずか2時間に短縮されました。

実際、タンジェからあっという間にカサブランカでした。
乗客は一等車だからか、ビジネスの方が多い印象でした。


カサブランカのカサ・ヴォヤジァー駅に到着しました。
エスカレーターを上に登ります。

エレベーターを上がると、高速鉄道専用の出口になってました。


出口をでたカサ・ヴォヤジァー駅の2階の様子です。
マクドナルドなどがあります。両替所もありました。

カサ・ヴォヤジァー駅 でドライバーさんと待ち合わせ、空港に向かいます。

高速鉄道専用の出口を左に向かい、階段を下りました。
反対側はタクシー乗り場になってました。

現在使われていない旧駅舎です。趣があります。

カサブランカのカサ・ヴォヤジァー駅からカサブランカ空港まで、約1時間弱でした。

カサブランカ空港は、まず荷物の検査を受けてから建物の中に入り、
2階のエミレーツ航空のチェックインカウンターで手続きをして、
出国審査をして、ゲートに向かいました。

エミレーツ航空はドバイでの乗り継ぎ時間が短い(1時間25分)ですが、
なんと、カサブランカを出発するのが遅れました。。。先が思いやられます。。

ドバイ空港はかなり巨大な空港なので、どうなることやらと思いましたが、
飛行機を降りたところにエミレーツ航空の係員の方が看板を持って待機してました。
看板にNRT(成田の空港コード)が書かれていましたので、
そちらの係員の方の指示に従い、
通常のトランジットの流れの手前でエレベーターを降り(係員の方がここにもいました)、
バスで成田発の飛行機が待機しているターミナルに行き、
手荷物検査を受け、ゲートに向かいました。

まったくもって余裕で、成田空港行きのゲートに到着しました。

乗り継ぎも無事に完了し、日本に戻ってきました。

 

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モロッコ視察⑨ シャウエン~ティトゥアン~タンジェ

2019-11-21 11:25:30 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地9日目は、シャウエンからティトゥアン、海沿いをタンジェに向かいました。

シャウエンの出発時間が遅めのため、
朝、シャウエンを旧市街(メディナ)を散策しました。
朝は人が少ないので、散策にとても良いです。

ホテルからカスバを通り、ウタ・エル・ハマム広場を抜け、ハウタ広場から東へ行き、
その後、北の城壁に行きました。

 

有名な写真撮影場所です。青がとても綺麗です。

やはりシャウエン、タクシーも青色でした。

シャウエンを10時半に出発し、車で約1時間15分でティトゥアンに到着しました。

ティトゥアンの旧市街(メディナ)を散策しました。
街は白壁造りで、どことなくスペインのアンダルシア地方を彷彿とさせます。
シャウエンの青と対照的です。
海に近いので、水揚げされたお魚が売られてました。

旧市街(メディナ)散策中にトイレに行きたくなったので、
公衆トイレに入りました。有料で1ディラハムでした。
トイレットペーパーがなく、アラブ式のトイレでした。

写真は新市街のムーレイ・メフディ広場です。カトリックの教会がありました。

ティトゥアンから車で約30分くらいのメディクという港町で昼食をとりました。


 遠くにスペインが見えます。

BLUE SKY というレストランで、メインはシーフードタジンでした。
ムール貝、イカ、お魚をトマトソースで煮込まれていました。
スパイスが効いていて美味しかったです。

昼食後、海沿いの道を走ります。
セウタはスペイン領なので、セウタは通らずにタンジェを目指します。

タンジェに向かう途中、左手にタンジェMED港、対岸のスペインが見えます。
タンジェMED港はタンジェ市内から東に約40km 離れていて、
スペインからのフェリーはほとんどがこちらに到着します。

タンジェ旧市街(メディナ)を散策しました。
昔はとても治安が悪くて有名な町で、今は改善されたとは言ってましたが、
あまり良さそうじゃない雰囲気を感じました。

明日は早朝にタンジェから高速鉄道に乗るので、
高速鉄道駅のタンジェ・ウィル駅近くのラマダに宿泊しました。
この辺りは、2018年の高速鉄道開通に伴い、再開発が進んでいるエリアです。

明日は早く出発ののため、ここでドライバーのザビエルさんと車と記念撮影。
トータル8日間、本当にありがとうございました!!

 

 

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モロッコ視察⑧ フェズ~メクネス~ヴォルビリス~シャウエン

2019-11-21 11:24:43 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地8日目は、フェズからメクネス、ヴォルビリス、シャウエンに行きました。

フェズからメクネスは車で約1時間です。

メクネスは、フェズとマラケシュに並ぶ古都で、ワインの名産地でもあります。

写真はヘリ・スアニです。
ダール・エル・マ(水の館)という古い貯水槽と、穀物倉庫からなります。
水は40mの地下からくみ上げられています。倉庫はとても大きいです。

 メクネスの街を見渡せる公園から。



メクネスからヴォルビリス遺跡まで車で約45分。
途中、山肌にある古都「ムーレイ・イドリス」を通ります。

ヴォルビリス遺跡は、モロッコにあるローマ時代の都市遺構では唯一の 世界遺産で、
ローマの属州のマウレタニア・ティンギタナの首都でした。
フォーラム(都市の中心に置かれます)、モザイク画、カラカラ帝の凱旋門、などが残されております。

ヴォルビリス遺跡から車で約1時間半のウェザーンという町のMotel Rif にて朝食をとりました。

シーフードのフライの盛り合わせを食べました。
モロッコではタジンという鍋料理が多いので、シーフードはとてもありがたいです。

ウェザーンから車で約1時間で、シャウエンです。

シャウエンの手前の街が見渡せる場所から写真を撮りました。
山あいにある街なので、少し肌寒かったです。

今回宿泊したのは、バルコンブルーというホテルです。
旧市街(メディナ)のカスバからすぐで、観光にとても便利な立地でした。

シャウエン到着後、ホテルとリヤドの視察をしました。
写真2枚目がリナリヤドという老舗リヤド、
写真3枚目がリヤドシェリファ、
写真4枚目がカサハッサン、
写真5枚目がカーサ・サビーラ、です。どれもとてもかわいらしいです。

シャウエンは街並みが青く、どことなくスペイン風でとても綺麗です。
このあたりを含めて北部モロッコでは、スペイン語が通じるようです。


視察後に、高台にあるスペイン・モスクに行きました。
頂上まで約20分ほどの山道です。
スペイン・モスクからは、シャウエンの大パノラマが楽しめます。とてもオススメの場所です!!

 

夕食は、バブ・スール・レストランで。





このお店は日本語ペラペラのサイードさんがオーナーのお店です。
自らを「サイトウさん」と名乗るとても明るい方です。
個人的には、漫画のバ〇ボンのパパに似てるなぁ~って見てました。

料理はモロッコサラダ、パン、チキンとエビのタジン、デザートと飲み物です。
料理はおいしく、何よりも量がほどほどなことがとてもありがたいです。
サイトウさん曰く、日本のお客様には量を調整するようです。

お客さんは日本人を含めいろいろな国の方、モロッコ人の方もいらっしゃいました。
シャウエンでオススメのレストランです!!

 

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モロッコ視察⑦ フェズ

2019-11-21 11:24:17 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地7日目は午前中はフェズの旧市街(メディナ)観光、午後はリヤドとホテルを視察しました。



フェズの旧市街(メディナ)は9世紀に造られた古都フェズ・エル・バリと、
13世紀に造られたフェズ・エル・ジェディドがあります。
写真1枚目は王宮で、現在はモロッコ国王がフェズに滞在するときに使用されます。
写真2枚目は旧ユダヤ人居住区(メッラハ)です。
中世のスペインでの迫害を逃れて移住してきましたが、イスラエルの建国にともないここを去りました。

次にフェズを一望できる、Borj Sud に行きました。



地元の人々が多くらっしゃるルシーフ広場から、メディナ(旧市街)を散策します。
今日は金曜日だったので、あまりお店が営業してないですが、その代わりに静かに散策ができました。
フェズのメディナ内は迷路のようになっていて、道がせまいのでロバさんが荷物を運ぶのに大活躍です。



フェズ川のほとりにあるタンネリ・ショワラです。
中世からかわらない方法で、手仕事で皮を染めています。圧巻の景色です。
写真ではわからないですが、とにかくにおいがキョーレツ。。
入口にミントの葉が置いてあるので、そちらを嗅ぎながらの見学がオススメです。

写真1枚目はラクダのキャラバン・サライ(隊商宿)の跡地にある織物工場です。
2~5枚目は9世紀にチュニジアから移住した裕福な商人の娘ファーティマによって建てられたカラウィン・モスクです。
現在、大学としても登録されております。イスラム教徒の方しか入れません。

14世紀に建てられた神学校アッタリーン・マドラサです。
壁面の彫刻の繊細さに思わず息をのみます。とても美しいです。


昼食は旧市街(メディナ)内のASMAE にて。
今回のモロッコの旅ではじめてのクスクスです。
クスクスは肉類と野菜を一緒に煮て中身とスープを分けて取り出し、
粒状のパスタの一種に蒸したものにかけて食べます。
都市部では毎週金曜日に食べます。


午後はリヤドやホテルを視察し、今日は旧市街(メディナ)のラ・メゾン・ブルーに宿泊しました。
フェズで有名な法律家の古い邸宅をオリジナルの内装を生かした造りになってます。


 リヤドの近くのブー・シュルード門です。フェズ最大の門です。

 

入口はわかりずらいのですが、とても奥行きがあります。

中庭はとても落ち着いています。レストランにもなっていて宿泊者以外の方も予約可能です。
民族音楽の生演奏を聴きながら、夕食をとることができるのでオススメです。



お部屋はとても素敵でした!!!とても贅沢な時間を過ごすことができました。

 

 

 

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モロッコ視察⑥ メルズーガ~イフレン~フェズ

2019-11-21 11:23:11 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地6日目は、ラクダに乗って朝日ツアー、ツアー後にフェズに移動しました。

夜明け前の6時半にホテルのフロント前に集合しました。
砂漠の夜は少し寒く、長そでに、フリース、マウンテンパーカを着込みました。
足元は靴だと砂が入るので、少し寒いのをガマンして裸足にビーチサンダルです。

ラクダツアーは、他に日本の団体ツアーのお客様もいて、
添乗員の方がラクダでの乗り降りの際の注意事項を事前に説明してました。
みなさん、これからの砂漠ツアーでウキウキしてます。

が、、自分がラクダに乗る前に一人ラクダから落っこちてしまいました。。。
以前、弊社のお客様も落ちラクダして骨折された事が頭によぎります。。。

自分の番になり、ラクダにまたがり、バーをしっかり握りしめます。
ラクダさん、最初に後ろ足、次に前足と一気に立ち上がります、マジ怖い、、
バーを握る手はすでに汗がびっしり、鉄製のバーが滑って怖さ倍増。。。

ラクダに乗り、てくてくと砂漠を進みます。
しばらくして、ラクダから降ります。降りるときもガクっ!?てなりやっぱり怖い。。

 今回お世話になったラクダ君。

ラクダから降りて、高台にあがると周りが徐々に明るくなり、まさに絶景!!
うわ~、やっぱり来て良かったなぁ。

 ビーチサンダルを脱いで、素足になりました。砂が気持ちイイ!!



一緒にラクダに乗ってきた方に写真を撮ってもらいました。ありがとうございます(シュクラン)!!




ラクダに乗ってる写真をラクダ引きの方に撮ってもらいました。
帰るころにはラクダにも慣れ、自分がラクダに乗っている影を記念撮影。

ホテルまで約2時間弱の行程でしたが、やっぱりラクダに乗って良かった!!

ホテルに戻って朝食を食べ、今日はフェズに向かいます。
まずはミデルトに向かいました。ミデルトまで約4時間の道のりです。

 オアシスを通ったり、山越えをしたりしました。

ミデルトはメルズーガとフェズをつなぐ中継地点で、山あいに川が流れるのどかな町です。

昼食は HOTEL TADDRAT で、マスのグリルをいただきました。
食事はタジン、肉料理が続いていたので、日本人にはお魚がとてもうれしいです。
川魚特有のにおいもせず、さっぱりしてとても美味しかったです。

ホテルのロビーには、地図がありました。
昨日からかなりの距離を走破してるなぁ~

ミデルトから、次はイフレンを目指します。イフレンまでは約2時間半です。

 途中なぜかサルがいました。

イフレンはモワイヤン・アトラス山脈の中腹にある街です。

ついてびっくり!!
ここはヨーロッパの田舎町か!?
ホテルの名前もシャモニー(フランスアルプス)だし。
朝、砂漠にいたのがウソのよう。。
イフレンは、標高1650メートルで、フランス植民地時代に保養地として造られたとのこと。

そんなイフレンをあとにして、フェズへ向かいます。フェズまでは約1時間半です。

メルズーガからフェズまでは長い旅路でした。
今日はフェズの新市街に泊まります。

 

 

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