旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

モロッコ視察④ アイトベンハドゥとザゴラ

2019-11-19 18:56:50 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地4日目に、マラケシュからアイトベンハドゥ経由でザゴラに行きました。

 



マラケシュからアイトベンハドゥまではオートアトラス山脈を越えて車で約4時間です。
アトラス越えの手前の山々とアルガンオイルを販売しているアルガンティシュカです。


アトラス山脈を越えた後、メインの国道を外れて、川沿いの道をひた進みました。
途中の町がとても印象的です。





アイトベンハドゥは、日干しレンガ造りのクサル(要塞化された村)で世界遺産です。
また、「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」などの映画のロケ地として使われてます。
現在は数家族しか住んでいないようですが、保存状態がとても良いです。



昼食は川の対岸にある RIAD MAKTOUB で、チキンタジンを食べました。
タジンは代表的なモロッコ料理で、タジン鍋と呼ばれる厚い鍋に具材を入れて、三角錐のふたをして弱火でじっくり調理します。
具は鶏肉などの肉類と数種類の野菜が入っています。
ここのタジンは、スパイスがどことなくカレー風味でとても美味しかったです。
レストランの屋上からはアイトベンハドゥが一望できます。
レストランのとなりの建物がホテルとなっております。

アイトベンハドゥからザゴラまでは、ワルザザードを経由して車で約3時間です。



ワルザザードからは、山々がとても岩だらけの荒涼とした景色が広がってます。
映画「バベル」で銃撃されるシーンはアイトベンハドゥからアグデスの間の山々で撮影されました。

アグデスからザゴラ間は景色が一変し、ドラア谷と呼ばれるオアシスが続きます。



ザゴラではいくつかのホテルを視察しました。
1枚目はザゴラの町、2枚目はオアシスにあるリヤドラマンです。
ザゴラはマアミド以南の砂漠を目指す人たちにとって起点となる町です。

今回はザゴラから車で約20分のタルグムードの町の近くにある、
荒涼とした土地にポツンと一軒ある宿のサハラスカイに宿泊しました。



周りにな~んにもないです。



このあたりはかつてマリ王国の都トンブクトゥとの黄金貿易の中継地のため、
「トンブクトゥまで52日」という看板を良く見かけます。
黄金貿易の時代のラクダのキャラバン(隊商)は大変だったんだろうなと思いをはせます。


このホテルは屋上から天体望遠鏡で星空を見ることができます。
ちょうど夕暮れ直後の三日月にうっすらと円形のわっかがつながっている線が見えました。
夕暮れから夜の星空まで、まさに絶景!!でした。

また、翌日の朝は朝日がとても綺麗でした。

 

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モロッコ視察③ エッサウィラとマラケシュ

2019-11-19 13:28:33 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地2日目の10月27日の午後にマラケシュを観光し、
翌日にエッサウィラに行きました。

現地2日目のマラケシュは、マジョエル庭園、サアード朝の墳墓群、バヒア宮殿を観光しました。
写真1枚目がマジョエルブルーが綺麗なマジョエル庭園で、イブサンローランの遺灰がまかれました。
写真2,3枚目がアル・マンスール王の墓です。
写真4~6枚目がバヒア宮殿で、19世紀後半の宰相の私邸で建てられ国王もたびたび宿泊します。


また、マラケシュの旧市街(メディナ)も散策しました。
やはりジャマ・エル・フナ広場はとても活気がありました。
ちょうど、夜の屋台の準備をしている最中でした。

 


現地3日目にマラケシュから日帰りでエッサウィラに行きました。
休憩を入れたりして約3時間の道中でしたが、途中になんと木に登るヤギが!!!
アルガンの実を食べるために木に登るようですが、びっくり!!!


エッサウィラはモロッコ南部の港町で、漁船がたくさんあります。
港から海の門をくぐると、ムーレイ・エル・ハッサン広場があります。




旧市街(メディナ)はとても雰囲気のある街並みです。
毎年6月に音楽祭の「グナワ・フェスティバル」が開催されることから、
ミュージシャンやシナリオライターなどの方々が滞在します。
ジミ・ヘンドリックスもこの町が好きだったようです。
写真二枚目は、グナワ(楽器)の工房件、ショールームです。



海に面した旧市街(メディナ)の北側は、岸壁沿いに城塞があり、
海に向かって大砲が配置されてます。
1769年にアラウィー朝のスルタンによって作られました。





旧市街(メディナ)内は木工職人さんが寄木細工を作っておりました。
細工がとても美しいです。
エッサウィラの寄木細工の歴史は古く、工房が多くあります。




スーク(市場)はとても活気があります。
港町なのでいろいろな魚が水揚げされていました。
モロッコの人たちはサメも食べるようです。




エッサウィラで昼食をとりました。
現地提携会社オススメの、CEEZ SAM でシーフードのフライを食べました。
いろいろな魚とイカなどのフライで、鮮度が良くてとてもおいしかったです。
個人的にはレモンと、タルタルソースがついていたのがとてもうれしかったです。

昼食後はマラケシュに戻り、ホテルの視察、新市街で夕食をとり、
旧市街(メディナ)のバニラ・スマというリヤドに泊まりました。
旧市街の喧騒がウソのようなリヤド内はとても静かで素敵なところでした。




宿のスタッフの方もとても親切で、翌日朝早い出発でしたがその時間に合わせて朝食を用意してくれました。
ぜひまた宿泊したいです!!

 

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