すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

ほたるパーティー

2015-11-30 | 日記
昨日は佐世保「ほたるパーティー」に参加しました。

佐世保のこれからのまちづくりを考えようというテーマで、
ダムのことも、ほんとうに必要なの? そもそも知ってる?
そんでもってこれって今の日本の地方にた~くさんある問題の縮図だよねっていう話。

著名人パワーで、多くの人の聞く耳を動かせたのはやっぱりすごいな。
 
みんなそれぞれ受け取ったものは様々だとおもいますが
私個人としては、こうばるのほーちゃんとMさんと
ちょっと突っ込んだお話ができて良かった!



うちに滞在中のウーファーさんたちも
ボランティアスタッフさん達と一緒に
朝から準備を手伝ってくれました。

そして
いつもの山の生活から街に出て
同時開催のマルシェも思い思いに楽しんだようで
今日の朝食はそれぞれが買ってきた美味しいもの食卓に並びました。





レオリオンドールのパン
BIG FAMILYのゆずジャム、ラディッシュ
たべつむぎの豆腐の味噌漬け

自家菜園の野菜たちといっしょにサンドウィッチ、
豆腐の味噌漬けはチーズ以上の濃厚さでレオさんのパンと合う~!
どれもおいしい~!
それと、菜種油用に植えた菜の花の間引き菜で、最近毎朝スムージー、旨し。



そして今日はずっと忙しかったから休みにして皆で平戸・生月ドライブへ。
島の雄大な景色を楽しんだあとは
塩焚き屋さんで
浜のゴミ拾いを手伝った。

はじめは拾ったこともあったけど、いつも「ああゴミ袋待ってくればよかった・・」で、
そのうちにいつのまにか感覚がマヒしていたなー
拾ってみて改めて、細かくなったプラスチックが砂にこんなにも混じってるのか~!
と実感。(もちろん大きなゴミもたくさん。)

いつも見てるつもりでも
じっさいに手で拾い上げて「ああそうなのか」って体で実感することをさせてもらった。


ウーファーさん来るようになってから
皆 持続可能な暮らしや環境のことに関心があるから
塩焚き屋さんに来ることも増えた。
仕事の手を止めて塩作りの説明をしてもらって
申し訳ないなぁと思っていたけど
これからはこれいいな!
みんなで30分やれば4人で2時間分。
ゴミ袋持参で行こうヾ(*´∀`*)ノ

思いがあったら 次は
一歩♪
体を使って動くこと
教えてもらった日でした(^^)。

稲刈り終了

2015-11-22 | 
今年のお米は反省点いっぱいありますが、


種まきは チェオ君(韓国)



田植え(補植)はズィーキーとアリエル(シンガポール)


草取りはゆうこさん(日本)、ファイとミーン(タイ)




排水のための溝掘り(田んぼ内に湧水があるため)はレベッカ(アメリカ)




稲刈りはマキシムとマリー(フランス)




稲刈りのおさんどんは、まりこさん&えんさん






稲刈り(手刈り)は玉さん(台湾)ゆきさん(日本)オリビエとアグネス(スイス)




そしてノブさん

アドバイザーに金子さんはじめ草ノ尾の皆さん


たくさんの人に助けられて
11/21 やっと稲刈り終了しました~~~~~(TωT)ウルウル



インターナショナル米だなぁ~


みんなみんな、ありがとうございました!!!
あとは籾摺り・脱穀、首尾よく行きますように・・・!

オンリーOne の日

2015-11-18 | 日記
野生のムラサキシキブがあちこちに生えてます。





この数日 雨。




なんと 



まだ 




稲刈りが









終わっとらんとです。。。





約半分は機械で手伝ってもらいました。
残り半分は このぬかるみでは手刈りするしかなさそうです。



↑現在はこれよりはちょっと進んでるけど


雨のあいだの 稲が乾いた日に 
手刈りしたけど
水が引かずにたいへんです。




苗作り 田植え 水管理 稲刈り 反省点だらけです。
ここまできてやっと
この地で長年 田んぼをやってきた人たちの
言われたことが、なるほどなぁぁ と納得。
来年に活かしますです。





どんよりした天気が続きますが
今日のちょっとおもしろかったこと。


運転してたら前の車のナンバーが
1 で

1番が好きなんだねー と思ったら
スマップの歌が頭のなかで流れて

♪ナンバーワンにならなくてもいい
もともととーくべつな 

おんりーわーん♪

のところで
対向車線に停まってた右折車に
オンリーOne て書いてあって
目の前でふたつが並んだ ヾ(*´∀`*)ノ







稲刈りが終わったら
中断しているエサ調達に行こう。



竹チップ(微生物のエサ)作りと竹藪管理
一石二鳥で 竹藪オーナーにも喜ばれます。

↑竹藪仕事 今はすでに次の旅に出た二人が、がんがん竹を引き出してくれてほんと助かった!



Sちゃんに

2015-11-16 | 日記
昨日 幼なじみのSちゃんが 旅立って逝った
そのとき
地区の道路清掃で 草払機ブンブンやってたから
Sちゃん、挨拶に寄ってくれたかもしれないけど
気がつかなかった。

Sちゃんは癌だったんだけども
誰にも
ギリギリまで親戚にも知らせず
ひとりで癌と向き合っていた。

そのまま
誰にも言わずに逝くつもりだったのかもしれないけど
ひと月前
いろんな奇跡的な偶然(ではないと思ってるけど)に導かれて
会うことができた。



病室でSちゃんの顔を見て
残された時間はもう長くはないことが
すぐにわかった。



子供の頃からSちゃんは
いつもにこにこしていて
泣いた顔や怒った顔を一度も見たことがなかった。
控えめで優しくて
でも決してひとに弱みを見せたことがなかった。

病室に駆けつけたとき
「きつかったね
ひとりでようがんばったね」
と言うと
そんなSちゃんが声を出しておいおい泣いた。
そしていっしょに泣いた。




奇しくも
共通の幼なじみが、Sちゃんの病室をつきとめたその日
私は「お手当」(頭蓋仙骨療法)の講習を受けていて
はじめて病室を訪れた時 すぐにそれをやってみた。

はじめはちょっと緊張したけど
二度目に行ったとき
何かしてほしいことある?って訊いたら
かすかに

「 お て あ て 」

と言った。





Sちゃんへのお手当は
「治そうとしない」
ということを教えてくれた。

ただ いのちに寄りそうこと
それがどんなことかを。

いのちを感じるには
この器がじぶんでいっぱいになっていたら
わからない

「治そう、良くしよう」ということすら自分基準
そこには、なにが良くて・なにが悪い という判断がある。


からっぽにすると
感(観)じられる
そこ にいると
その人の過去とか
その人がどんな人だとか
その人が何を成したかとか成さなかったとか
そういう概念は
まったく
意味を持たない





若いころ、わたしの創作活動の動機は
いかに自分の痕跡を残すか?だったとおもう。
だから
自分の痕跡(作品や名前や遺伝子やら)を残さないで死ぬことは恐怖だった。

自分の人生も世の中も良くしていかなきゃって思ってた頃は
いつも上手くできない自分が歯がゆかったし
上手く生きていくための身体の自由を奪われることも恐怖だった。

そう 上手く生きていかなきゃ という思考は
常に正しい選択をしなきゃ ということを強いていて

[病気 = どこかで選択を間違ったから]

どこで間違った?
なにがいけなかった?

「原因は?」

そういう思考回路だ。


それはとても窮屈で
いつも肩に力が入っていて
わたしを本当にリラックスさせてはくれなかった。

人生にはいっぱい落とし穴が仕込まれていて
私はそこに落ちないようにしなきゃ という感じだった。

もしその頃だったら
Sちゃんを前に
元気だった頃のSちゃんの面影を求め
以前のSちゃんがもうそこにいないことを
悲しんでいただろう
そして何もできず、すごすごと帰ったとおもう。



姿かたちはすっかり変わっていたけれど
Sちゃんはとても美しかった。

いつも 私を気遣って
「ともちゃん いそがしかとに わるか」と言って
最後に病室を出たときも
「ありがとう」って唇が動いてた。

Sちゃんといっしょに過ごしたのは
いのちに寄りそう とき だった。
それは
ほんとうに
美しいときだった。


別れはいつも悲しいけれど
死は悪いことではない。
生きた時間の長さとか
まったく 関係ない
いのちはただ
輝いていた


Sちゃん

ありがとう


またね




糞土師・井沢正名さんお話会

2015-11-07 | 日記
伊万里・農カリー食堂にて、
糞土師・井沢正名さんのお話会「うんちはいのち!」に行ってきました!
ううう~~~~~ん!
おもしろかった~!!
かぶりつきでみっちり聞いてまいりました。
そしてトークの後、気がつけば、井沢先生囲み超マニアック?(という自覚はなかったが)に熱く熱く語り合う約三名。。
まわりを寄せ付けないほどの勢いだったらしく、ふと気づくと少々引かれ気味? 
あは ^^;; 


野糞歴42年?! よりよく生き物に還す野糞とは?!
なにより驚いたのは、
ご自身の落としたモノ(いやモノじゃなかった、いのちそのものでした!)が
どのような過程を経て
それが次の生き物たちに還元されていくかを
細かく追跡調査(発掘調査)されていて
その変化たるや、すごい。
ほぉーーー! へ~~~~!の連続でした。
段階によってさまざまな微生物、昆虫、動物、植物がやってきます。
そしてうんこの姿かたちの変化・・
キタナイというイメージはすっかり変わります。


今日のお話を聞いて
先生の野糞にかける想いと身体感覚が伝わってきました。
身体感覚と書いたのは、たぶん、
植物と動物と菌と・・って命がぐるぐる循環している流れまるごとが、もう私であり
先生にとってウンコをトイレに流して処分場行きにするということは、
私も含めた命の流れを塞き止めてしまう、という感覚的なことだと思いました。
そして、
人間視点からウンコ視点(=宇宙視点、自然視点)への転換が必要ですよ、と。





帰ってから、いやーおもしろかったよ~と
ウーファーのマリーとマキシムに話したら

はいワタシそれ、バンブーフォレストで~・・I did.
えー!いつよ?・・・
3days ago...
わはははは!
アタシいつも森で子供のとき~
じつは私も~(^皿^)

全員カミングアウト!野糞話で盛り上がり♪♪♪
ウンコ話は世界共通☆世界平和だ。




野糞野糞とずいぶん連発してしまいました。
今日のお話で野糞のイメージ変わりましたもので。

井沢正名さんのお話
明日8日は佐賀県富士町の「フジフェスティバル」で
10時~12時、聴けますよ♪
貴重な機会です。是非に(^^)/